パキスタン・マンゴー輸出量、昨年比2倍に | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

パキスタン・マンゴー輸出量、昨年比2倍に

マンゴーの季節を迎えたパキスタンでは、今年度のマンゴー輸出量は昨年比2倍、総輸出量は目標の12万5000トンを超える見込みである。果物輸出業者によると、今年5月から6月20日までの”果物”輸出量は3万トンであり、すでに昨年同時期の2倍になった。昨年のマンゴー総輸出量は7万5000トンだった。


パキスタン・マンゴーの銘柄である、シンド州産のシンドゥリー(Sindhri)、チョーンサー(Chaunsa)、パンジャーブ州産のチョーンサー(Chaunsa)が国際市場に出回っており、主にヨーロッパ、中東、アフガニスタンに輸出されている。輸出業者は、パキスタン国際航空で空輸すると割高なため、外国の航空会社を選ぶ傾向がある。空輸の料金は1キロあたり約30ルピーである。


先日、日本貿易振興機構(JETRO)がカラチを訪問し、シンドゥリーやチャウンサのマンゴーにつくミバエ(果物につく蝿)を除去する処理、薫蒸処理(VHT)を視察した。日本は来年からパキスタン・マンゴーの輸入を始める予定であり、日本はパキスタンの輸出業者にとって魅力的な市場である。パキスタン果物輸出協会が今年7月開催するセミナーには、日本の果物輸出業者も出席する予定。


Daily Times より



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