インド企業、日産のIT案件入札に参加 | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

インド企業、日産のIT案件入札に参加

日産自動車は、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)、ウィプロ、IBM、およびマヒンドラ・サティヤムを含むインド国内のアプリケー ション開発会社に対し、2億5千万米ドルにおよぶアウトソーシング契約について入札を呼びかけている。日産は、現在、マヒンドラ・サティヤムを含む複数の 企業にアウトソーシングを行っている。

 このほか、トヨタ自動車やソニーは、営業費用削減のため、インド国内にITおよびバックオフィス・プロジェクトを設けて印企業にアウトソーシングしている。両社は、今年合計で最大20億米ドルを印IT企業に投資予定である。

 日本企業は、総額80億米ドルのIT契約を中国、インド、韓国やベトナムなどにアウトソーシングしており、インドのシェアは昨年15億ドル程度となっている。日本企業は、地理的に近い中国(50億米ドル)や韓国(10億米ドル)への依存度が引き続き高いようである。