国際的な小売企業にとり、最も魅力的な投資先はインド
米コンサルティング大手A.T.カーニーが15日発表した2009年度「グローバル・リテール・デベロップメント・インデックス(GRDI)」のランキングで、インドがトップなった。
8回目となる今回は30の新興国を対象に、「事業リスク」「市場の魅力」「市場の飽和度」「市場成長の速度」の4項目での評価を総合して指数化し、ランキングをまとめた。
インドは07年まで3回連続で首位を守っていたものの、昨年は2位に後退、しかし今回再びトップに返り咲いた格好となった。
同国の魅力は急速な経済成長に伴う中間層の増加にある。若く都市部に住む中間層の消費意欲は旺盛で、ブランドや欧米式の近代的な店舗への関心も高い。
今調査でランキングで上位につけた国は下記の通り。
2位 ロシア、
3位 中国
4位 アラブ首長国連邦(UAE)
5位 サウジアラビア
調査の共同責任者、ハナ・ベンシャバット氏は「先進国では景気の回復が大幅に遅れており、新興市場は国際的な小売大手の成長戦略にとってますます重要性が増している」と指摘。「(新興市場への)進出が企業の命運を左右するまでになってきた」とし、さらに、「(インドなど)経済規模の大きい新興国が、世界景気の回復を主導する公算が大きい」との見方も示している。
8回目となる今回は30の新興国を対象に、「事業リスク」「市場の魅力」「市場の飽和度」「市場成長の速度」の4項目での評価を総合して指数化し、ランキングをまとめた。
インドは07年まで3回連続で首位を守っていたものの、昨年は2位に後退、しかし今回再びトップに返り咲いた格好となった。
同国の魅力は急速な経済成長に伴う中間層の増加にある。若く都市部に住む中間層の消費意欲は旺盛で、ブランドや欧米式の近代的な店舗への関心も高い。
今調査でランキングで上位につけた国は下記の通り。
2位 ロシア、
3位 中国
4位 アラブ首長国連邦(UAE)
5位 サウジアラビア
調査の共同責任者、ハナ・ベンシャバット氏は「先進国では景気の回復が大幅に遅れており、新興市場は国際的な小売大手の成長戦略にとってますます重要性が増している」と指摘。「(新興市場への)進出が企業の命運を左右するまでになってきた」とし、さらに、「(インドなど)経済規模の大きい新興国が、世界景気の回復を主導する公算が大きい」との見方も示している。