パキスタン人、名前の付け方
知り合いのパキスタン人の奥様が妊娠6ヶ月目に入り、生まれてくる子供の名前を考えているようなので、パキスタン人の名前の付け方を教えてもらいました。
たとえば、ムハンマド・アリー・ジンナー(Muhammad Ali Jinnah)の場合、このようになります。
1.ムハンマド …Given name (ムスリムネーム)
2.アリー …Given name (一般名)
3.ジンナー …Family name (ジンナー家です)
2.が日常生活で使う名前で、山田太郎さんなら”太郎”さんの部分です。
この名前の付け方について紹介します。
本や雑誌、俳優や女優、歌手、著名人の名前を参考にしながら、
名前の意味、韻、頭文字なども考慮に入れて、名前をつけます。
最近の流行では、女の子の場合、サーマ(Sama)、ジーナ(Zeena)、シーザ(Sheeza)、男の子の場合、イーシャン(Ishan)、ヘイシャム(Haisham)、イマーズ(Emaz)というような短い名前をつけることが多いようですが、
伝統的なものでは、例えば、父親の名前が”ラシード(Raashid)”であれば、韻をふんで、息子の名前は”ライード(Raaid)”と名づけます。
他には、例えば、長男の名前が”シファーズ(Shifaz)”であれば、頭文字のSHを揃えて、次男は”シファーナ(Shifana)”と名づけます。
パキスタン人の名前と意味はこちらから。