バターの作り方
インド・パキスタンでの昔ながらの自家製バターの作り方を紹介します。
牛乳(又は山羊乳、水牛乳)を鍋に入れ、沸騰させます。
人肌程度に冷めたら、ダヒー(ヨーグルト)を入れて乳酸発酵させます。
凝固したものを、マダニ(MADHANI)という機械で撹拌します。
しばらくすると、水分と油分に分離するので、油分のみすくい取ります。
これがバターです。
↑ロープを右左、交互に引っ張って、壺の中にある牛乳を30分攪拌します。
MADHANI (機械)
↑これだと機械なので楽ちんです。
ちなみに、このバターを更に加熱、ろ過してホエー(乳清)を除去すると、ギー (精製油)です。
田舎の家庭では、牛、山羊、水牛を飼っているので、毎日絞りたての乳が手に入ります。その乳はそのまま飲めますし、また、ダヒー(ヨーグルト)、ラッシー (ヨーグルトドリンク)、パニール (チーズ)、キョーヤ(カテージチーズ)、バター、ギー (精製油)が作られます。
