チャイ | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

チャイ

インド・パキスタンで飲まれる甘く煮出したミルクティー「チャイ 」について紹介します。


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インドでの紅茶の習慣はイギリス植民地時代に、イギリス人が中国から持ち込んだと言われています。


チャイを作る分量は、水:ミルク=1:1、砂糖大匙3杯。非常に甘く作られるので、インドではお菓子を食べるような感覚で、小さなグラスでチャイを飲みます。この飲み方は、イギリス植民地時代にインドで作られた紅茶のうち、良いものは全てイギリスに送られ、インド庶民には商品にならない紅茶の葉だけが残された事によります。ダストティーと呼ばれる、細かいほこりのような紅茶の葉を、美味しく飲む方法として作られました。


飲み方としては、上記の分量以外に、香辛料を使ったマサーラー・チャイがあります。生姜、カルダモン、シナモン、胡椒、クローブなどを茶葉と共に水の段階から入れて十分に煮出します。


チャイの作り方 2008年4月2日投稿


パキスタンでは、タパル(TAPAL) のダーネダールという紅茶が有名です。濃厚で、渋みや香りが強く、ミルクを入れても紅茶の味が引き立ちます。ですので、ストレートで飲むとかなり濃いです。


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ちなみに、紅茶生産量世界1のインドでは、アッサムティーが1番飲まれる紅茶です。有名な3大生産地はアッサム、ダージリン、ニルギリです。ダージリンティーは中国種の紅茶で、世界3大紅茶 の1つ、ニルギリティーはスリランカに近いインド南部で採られる紅茶です。


参考:チャイ Wikipedia