『白い革命』

１９７０年代、「白の革命(White Revolution)」と「緑の革命(Green Revolution)」という２つの革命が、インドに導入されました。牛乳などの酪農増産運動の「白の革命」と、米や小麦の穀物増産運動の「緑の革命」という政策です。

オペレーション・フラッドという酪農振興評議会によって導入された政策のひとつが「白の革命」で、これにより生乳の生産量が格段に増大し、インドは世界一のミルク生産国になりました。

昔、ジャカルカンド州のシマリアという何の特産物もない小さな村がありました。１５年前、デヴナラヤン・シングさんという人が、その村にも「白の革命」を導入したところ、村人たちはみんな裕福になったので、先日、デヴナラヤンさんは村で表彰されました。