「ガンダーラ展」開幕-福岡アジア美術館
「ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展」(西日本新聞社など主催)が10日、福岡市博多区下川端町の福岡アジア美術館で始まった。日本で所蔵されるガンダーラ仏など約160点の仏教美術の至宝を展示している。5月18日まで。
ガンダーラはパキスタン北部にあった古い都で1‐3世紀に繁栄。初めて仏像が作られた地ともいわれ、ギリシャ・ローマ、インド、イランなどの文化が融合し、多様な造形美術を生み出した。同展でも、写実的な肉体や彫りの深い顔立ちのブッダ像、柔らかな表情を可能にしたしっくいの仏頭、上半身裸で豪華な装身具を身に着けた菩(ぼ)薩(さつ)像、足を組む北方遊牧民の習俗を反映した菩薩像など見どころが多い。
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