セトゥサムドラム船舶海峡計画
インド環境森林省は、セトゥサムドラム船舶海峡計画に220億ルピーを投資した。この計画により、インド・スリランカ間にあるパーク海峡を横断する航海が可能となり、インドの西海岸と東海岸を行き来していた船舶が、スリランカを回らずにインド水域を通って直進で航海が可能となる。航海距離780km、約30時間の時間短縮となる。
インドとスリランカが最も接近している両国の半島間の海域は水深が浅く、大型船舶は航行できない。このため、西からインドに沿って、インド東部港湾、バングラデシュ、中国方面に航海する大型船舶は、すべてスリランカの東を回っている。