日光からこんにちわ。

今日フェイスブックに上がった一年前の記事が、ニワトリを自分たちで

さばいて、食べるというワークショップに参加したときのニワトリの写真でした。


今日、感じたことを書いていたら、前回も同じようなことを書いていたので

ブログにも書きたいなと思って、昨年書いたブログ記事を探したら、

なんと、アップしてなかったぁぁぁ((>д<))

なので、今アップします(苦笑)

解体している写真はもっとあるのだけど、

ちょっと刺激が強いかもしれない、とこの時は思って、解体シーンはほとんどないです

ブログも書いた時のままです。

爽菜農園さんのfbのワークショップの様子はここをクリック


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先日、「命をいただくワークショップ」に参加しました。(2015年 H27 2月7日)


ニワトリ小屋見学




屠畜するため、前日よりご飯を食べていないニワトリ




羽交い絞めにして、動かないようにして、吊るして、屠畜、解体します
(20年近く前に、協力隊の訓練所で実習したときは、茹でて羽をとる方法でした)




砂肝と、胆嚢(胆汁が薄い膜につつまれて袋状になっているものに入っている)
真ん中にある黒っぽいのが胆汁の入っている胆嚢




胆汁って、きれいな緑色
小学生の時の絵具箱に入っていた絵の具を思い出した





砂肝の中は・・・



今回のニワトリは、2年近く卵を産んでくれて、もう。卵を産まなくなったニワトリ
そういうニワトリを、最後まで、食べきるのも、大切なこと
ただ、卵を産むお役目の終わったニワトリのお肉は固くなってしまっているので
ミンチにして、鶏だんごにしていただく




お釜で炊く白いごはん(^^)。薪は、脇の山道から調達



のんびりとした里山の中の 爽菜農園さん
干し柿や、芋がらの干してある。ヤギさん、ネコ、イヌもいて DUSH村にいる気分
とても気持ちがいい







食事の準備がと整い、いただきます。



そばに見えるけど、うどんも、小麦は爽菜農園産
鶏がらで、だしを取って、野菜も、爽菜農園産

おにぎり、たくあんも、みその大豆も、みんなここで採れたもの。
ほぼ、自給自足です



食事の後は、参加者一人一人が、今回のワークショップを振り返ります



そのあと、2グループに分かれて、
感想を話し合います。

息子は、
ニワトリはもう食べたくなくなった。と
でも、感想にはそう書いていなかったけど、
いいこと書いてありました。


私は、
どこからが肉か、食材か、
魚はつめたい
鶏は温かい、大きい、でも生きているのは同じ
刺身も一緒。踊り食いもある。
鶏だけかわいそうはなんで?

命を落とした後の鳥は、私にとって食料だった。
温かいけど、絶命した鳥は、食料で、かえって、はやく、この吊るされて
見世物にされているのを早くおろしてあげたい。

すでに、食材になってしまったのだから、早く処理をして
食材(スーパーで売ってる状態)にして、できるだけ苦痛を与えないようにしてあげたい
(すでに、絶命しているので、実際は苦痛もないと思うが)

なかなか、さばけないで、何度もナイフを入れていくより、
ガーっと、料理の時に、とり皮をむく要領で、皮をはいでいったり、
関節でポキポキ折って、手羽や、手羽元に分けていったほうが
なんだか、鶏肉が苦しまないような気がしたのだった。

どうも、刃物を入れて、「切る=さばく」とうことには、私は抵抗があった。
そこには、食材ではなく、生き物を屠殺することへの抵抗があったのだと思う。

でも、後になって、振り返りの時になって、わかったことがある。

サンマの頭を、包丁で落とすのには、抵抗がないこと。
生きたドジョウを、どじょう鍋に入れてしまったり、生きた魚を刺身にする時は
ここまでの抵抗はない。あたりまえに、処理して食べている。


この違いは何だと考えた。

たぶん、魚は、最初から、食材としてみていること。
普段から、一匹丸ごとの姿でスーパーで見かけるので、食料として日常になっている

「魚は生き物だからかわいそう」という感覚が、あまり、ない。
それは、最初から、冷たいからか?

Eさんは、ぜひ、にわとりの温かさを触って感じてみてと言っていたことが
今、書いていてよくわかる気がした。

最後に、
アートワークをさせていただきました。

私の中に「最後まで使い切る」ことが、供養であり、責任のような感じがありました。
このニワトリが、「この世に生きていた証しを残したい」といった思いもありました。

アートワークの内容については、また、次回に。。。



素敵なワークショップありがとう

友人の  農園さんにも、感謝です 

一緒にワークショップに参加した皆さんとの出会いに、
そして、命をくれたニワトリに感謝です

ありがとうございました。