大竹しのぶの母親役。

娘を亡くした時の情景・心情を一つ一つ丁寧に語るのだが、

かすれる声・震える体・情緒不安定さを備えつつ喋る。

あんな顕著に役柄に染まったまま演技をする役者さんって他にいないんじゃないかってくらい

素晴らしかった。

その母親役になり染まっていなければ、普通の人が話すことはないセリフを

あんな演技で表現するなんて出来ないと思う。

改めて役者の凄さを感じた瞬間。

それだけになおさら感情移入してしまった(/_<。)