中山

11R

マーチステークス

ダート1,800m

スタート地点は正面スタンド前の直線入り口で、コースを1周する。最初の1コーナーまでの距離は375m。コース全体の高低差は4.4mで、JRAのダートコースの中で最も大きい。最後の直線は308mで、中央4場の中では最短。スタート後すぐと最後の直線で急坂があるため、非常にタフなコース。


01-13-14

馬連BOX6点

03.04.07.12

過去10年

1人気 (1-2-2-5)
2人気 (2-3-1-4)
3人気 (1-0-2-7)
4人気 (0-1-0-9)
5人気 (1-2-1-6)
6人気以下(5-2-5-97)


斤量

54キロ以下(1-0-2-24)

58キロ以上(0-0-0-12)


前走

2.0秒以上負け(0-0-1-21)

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マーチS 過去10年 騎手


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中山ダート1,800m 過去5年 騎手


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マーチS 過去10年 種牡馬


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マーチS(GIII、中山、ダ1800m)

■ヴァルツァーシャル 助手騎乗、美浦坂路併せ馬。日経賞に出走するするホウオウリアリティと併せられ、素軽い走りから先着した。先週の時計も速かったし、高いレベルで安定。【7】

■ウェルカムニュース 水口騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬2勝クラスに取り付いていくが、ラストの切れで見劣り1馬身突き放されての遅れ入線。見栄えは悪いが、いつも攻めではこんなもの。先週CWで強い負荷を掛けられており、体調面は安定だろう。順調と見ていい。【6】

■キタノヴィジョン 石川騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。直線半ばで気持ちを乗せ、3歳未勝利2頭をあっさり抜き去って最先着。楽な相手だったとはいえ、力強さは目を惹くものがあった。前走からさらに前進か。【7】

■キタノリューオー 助手騎乗、美浦ウッド単走。先週原騎手が騎乗した併せ馬で気合いを入れられており、今週は単走でリラックスさせる内容。それでも前向きな走りで比較的速いラップを刻み、ラストまで素軽さを保って切れた。中間は速い時計を連発しており、好仕上がりと言える。【7】

■キリンジ 和田竜騎手騎乗、栗東CW併せ馬。外先導で古馬2勝クラスを迎撃する併せ馬。直線に併走では先に手が動き、終始アオられた状態のまま併入となった。それでもこの馬としては走れているほう。地方遠征の疲れはなく、この馬なりに順調だろう。【6】

■クリノドラゴン 田口騎手騎乗、栗東CW単走。直線に入っての仕掛けに対しなかなかエンジンが掛からない雰囲気だったが、ラストはしっかり体を伸ばして加速できていた。このひと追いで走れる態勢は整ったか。【6】

■ゴールドハイアー 助手騎乗、栗東坂路単走。いかにもギアの枚数に上限がありそうな、ワンペースな走り。それでも踏み込み自体は力強く、体調は悪くなさそう。休み明けで快勝した前走からのデキ落ちは感じられず、安定している。【6】

■ダノンブレット 菊沢師騎乗、美浦坂路併せ馬。古馬2勝クラスを先導し併走。終始手応えで圧倒できており、ラストは馬なりのまま軽快に伸びて併入とした。2カ月ぶりだった前走を使われ、着実に前進。【6】

■ニューモニュメント 小崎騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。3歳未勝利に取り付いて併走。まったくの馬なりだった相手に対し、こちらは終始追い通しでどちらが年長馬かわからないような動きだが、もともと攻めは地味だし、年齢的にズブくもなっている。再三強い負荷を掛けて問題ない点は評価していいだろう。この馬の力は出せるのでは。【6】

■ブライアンセンス 横山武騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先行させた古馬2勝クラスへ楽に取り付き併走。相手もいい加速を見せたが、手応え圧倒でこれをアオり、そのまま併入としている。気迫十分で仕掛ければいくらでも突き抜けそうな雰囲気。抜群の状態だ。【8】

■ペイシャエス 横山和騎手騎乗、美浦ウッド単走。序盤は前を行く別組の併せ馬を視界に入れつつ、無理をさせず自分のリズムで単走。直線でも併せに行かず、リズム重視でジワッと加速した。フェブラリーSを除外となってひと息入ったが、悪くない状態。【6】

■ホウオウルバン 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。後方からの準オープン馬を迎え入れ、直線で併走。相手もズブかったが、こちらはそれ以上にズブく、グイグイしごかれてなんとか併入という内容だった。序盤の前向きさも物足りなかったし、ひと息入れての変わり身は感じられない。【5】

■ミトノオー 木幡巧騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。2頭を先行させ、直線では最内に進路を取る3頭併せ。上々の操縦性で取り付いていき、手応え最優勢で2頭と併入とした。走りのバランスはシャープそのもので、気迫も上々。3カ月ぶりを感じさせない好気配だ。【7】

■ラインオブソウル 松若騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。スプリンターズSに出走するモズメイメイの先導役。切れ負けして坂の途中でパスされはしたものの、そこから簡単に白旗を挙げずこの馬なりに伸びていた。2カ月ぶりだった前走時からの良化を見込める。【6】

<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。

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ブライアンセンスが差し切るか

24日日曜のマーチS(G3、ダート1800メートル、中山)では、前走・東海S4着のブライアンセンス(牡4、斎藤誠)が重賞初勝利を狙う。G2の前走は外を回らされながらも勝ち馬から0秒5差に好走。G3なら能力上位で、中山で末脚を生かせれば勝ち負けになる。

相手筆頭は、3連勝中のダイシンピスケス(牡6、森秀)。2勝クラス、3勝クラスを逃げ切ると、リステッドの前走・仁川Sは2番手から押し切った。1800メートルに戻るのはプラスで、重賞初挑戦でもチャンスは十分だ。

ヴァルツァーシャル(牡5、高木)は前走ポルックスSを快勝。再度、同じ舞台で楽しみはある。

他にも、佐賀記念2着のキリンジ(牡4、佐々木)、総武Sを制したゴールドハイアー(牡6、大久保)などが一発を狙う。