中山

11R

日経賞

芝2,500m

有馬記念の行われるコース。内回りコースを使用するが、スタートは外回りコースの3コーナー手前。最初の4コーナーまでは約192m(Aコース時)で、コースを約1周半する。コーナーは緩やか。直線は約310m。コーナーを6回回るため、基本的に内の先行馬有利も、ペースが落ち着きやすく捲りも良く決まる。


06-10-05@1,420


馬連BOX6点

02.06.08.10

過去10年

1人気 (3-3-0-4)
2人気 (2-1-2-5)
3人気 (2-0-1-7)
4人気 (3-1-2-4)
5人気 (0-2-0-8)
6人気以下(0-3-5-77)


前走

重賞(9-9-10-87)

2,000m以下(0-0-3-26)

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日経賞 過去10年 騎手


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中山芝2,500m 過去5年 騎手


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日経賞 過去10年 種牡馬


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日経賞(GII、中山、芝2500m)

■アドマイヤハレー 助手騎乗、美浦ウッド単走。序盤から意欲的に速いラップを刻み、直線へ。タレることなく、見せムチにはしっかり反応しお釣りを残した手応えで伸びた。ひと息入れての立て直し効果はてきめん。好気配。【7】

■ウインエアフォルク 助手騎乗、美浦ウッド単走。やや掛かり気味ながら、まとまりのあるフォームで進んでいく。直線ではあと少し切れて欲しかったが、この馬なりに力強い走りはできていた。中8週で太め残りだった前走を使われ、順当に良化。【6】

■クロミナンス 助手騎乗、美浦ウッド単走。序盤から重心の低い、集中した雰囲気でグイグイと進んでいく。直線でも抜群の手応えを保って体全体を大きく使い、鋭く伸びていた。充実一途を感じさせる動きで、文句なしの好仕上がり。【8】

■サザンナイツ 津村騎手騎乗、美浦ウッド単走。前の組の併せ馬を視界に入れつつ、我慢をさせ自分の走りに集中させるよう鞍上が教え込むような内容。直線では意図した通り、溜めた脚をスッを弾けさせることができていた。力関係はどうかも、休み明けを2回使われ、状態は万全。【7】

■シュトルーヴェ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。準オープン馬を外で先導する折り合い重視の内容。手応えは若干相手が勝っており、内後方からアオられる格好ではあったが、渋太く脚を伸ばして1馬身の先着とした。中間の時計は速いし、半年弱ぶりの前走を快勝した反動はなく順調だろう。【6】

■ヒートオンビート 助手騎乗、栗東坂路単走。輸送を控える今週は坂路で息を整える程度の内容となった。ラストはやや踏み込みが浅く、重心も上ずるような面はあったものの素軽さは上々の部類。まだ良化の余地がありそうだが、動ける仕上がり。【6】

■ホウオウリアリティ 大野騎手騎乗、美浦坂路併せ馬。マーチSに出走するヴァルツァーシャルに取り付いて併走。一定の素軽さはあったものの、気迫不足なのかラストに切れ負けして半馬身遅れ入線に終わっている。本来ウッドで仕上げる馬が、この中間は坂路オンリー。変わり身は強調しづらい。【5】

■ボッケリーニ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CWで強い負荷を掛けられており、輸送を控える今週は脚慣らし程度。8歳とは思えない活気を感じさせ、ラストはやや反応に鈍さはあったものの、しっかり加速ラップで締めくくった。この馬の力を出せるデキ。【6】

■マイネルウィルトス 助手騎乗、栗東坂路単走。混雑した走路のなか、ベテランらしく自分のリズムを保ち、ブレの少ないフォームで登坂。ラストの仕掛けにはスッと反応し、長くいい脚を使った。先週のCW追いの動きも豪快で、万全の仕上がり。【7】

■マテンロウレオ 助手騎乗、栗東CW単走。やや気負い気味ながら、馬なりを保って直線へ。促しへの反応はまずまず機敏で、スムーズに加速できていた。あと少し気迫が欲しいところだが、この馬なりに順調だろう。【6】

<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。

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ヒートオンビート重賞2勝目へ

23日土曜の中山では日経賞(G2、芝2500メートル、1着馬に天皇賞・春優先出走権)が行われる。

混戦を断つのはヒートオンビート(牡7、友道)か。一昨年の日経賞では、1着タイトルホルダーから首+首差の3着に好走。昨年は目黒記念を勝つなど、G2実績は十分。有馬記念(16着)以来の休み明けだが、今回のメンバーなら上位争いになる。

G2で2着3回のマイネルウィルトス(牡8、宮)も差はない。8歳だが衰えはなく、常に堅実に走るタイプ。立ち回り次第で勝ち負けが可能だ。

クロミナンス(牡7、尾関)は前走AJCCが重賞初挑戦だったが、3着に好走。中山芝は好相性で再度、好勝負が期待できる。

他にも、前走で3勝クラスを快勝したシュトルーヴェ(せん5、堀)などがチャンスをうかがう。