中山
11R
フラワーカップ
芝1,800m
内回りコースを使用。直線は約310mで、ゴール前に高低差2.4mの急坂がある。正面スタンド前の直線半ばがスタート地点で、コースを1周する。最初の1コーナーまでの距離は約205m(Aコース時)と短く、スタート後すぐ急坂を迎えるためテンは速くなりにくい。3~4コーナーはスパイラルカーブで、緩やかな下り坂。
05-09-02
馬連BOX6点
02.04.06.10
過去10年
1人気(3-1-3-3)
2人気(4-2-1-3)
3人気(1-2-0-7)
4人気(0-2-1-7)
5人気(1-0-1-8)
6人気以下(1-4-3-85)
前走
1.0秒以上負け(0-0-1-26)
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フラワーカップ 過去10年 騎手
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中山芝1,800m 過去5年 騎手
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フラワーカップ 過去10年 種牡馬
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フラワーC(GIII、中山、芝1800m)
■エルフストラック 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。中2週で再度の中山遠征となるため、反応を確認する程度の内容に留まる。馬場が渋っていたが、最後まで素軽さを保ち3歳未勝利に追走併入とした。状態をキープ。【6】
■カニキュル 助手騎乗、美浦ウッド単走。先週戸崎騎手を背に古馬準オープンをアオッたのが実質の最終追い。今週はテンションを上げないようバランス調整に徹した内容だった。とはいえ、重い馬場を苦にせず、序盤から軽快な行きっぷりを示し直線では機敏な反応で駆け抜けている。乗り込み量は十分で、4カ月ぶりでも能力全開となりそう。【7】
■カンティアーモ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先週ウッド5F66秒4と速い時計を出しており、今週は終い重点の3頭併せで実戦感覚を研ぎ澄ますような内容。序盤はやや力んでいたような素振りもあったが、左右2頭の真ん中に割って入った直線では集中を高め、楽な手応えのまま併入とした。好気配。【7】
■スティックバイミー 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝クラスへ早めに取り付き、相手に合わせるように併入とした。終始素軽さがあり、大敗だった前走のダメージは心身ともに少なそう。使った分の上積みは見込める。【6】
■テリオスサラ 助手騎乗、美浦ウッド単走。序盤はやや掛かり気味。それでもすんなり収まって、4角を通過。直線では馬場の外側を進んで重い馬場のなか、体を大きく使ってまずまずの加速を示した。あと少し切れが欲しかったところで、本調子にはひと息という感もあるが、この馬なりに順調だろう。【6】
■テリオスルル 松岡騎手騎乗、美浦ウッド単走。中2週となるため序盤はリズム重視に徹し、鞍上との意思疎通を深めることに主眼を置いたような内容。ラストは鞍上のゴーサインへスッと反応し、重心を沈めて鋭い脚を使った。前走時も状態としては悪くなく、引き続き好調。【7】
■ヒラボクミニー 田辺騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。序盤から高いモチベーションを感じさせるように気迫十分に前2頭を追走。脱落した1頭は置き去りにし、もう1頭を鋭く追い詰めてゴール手前で併入とした。気合い乗り、加速の滑らかさともに上々。好気配と言える。【7】
■フォーザボーイズ 横山和騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3歳未勝利に取り付いて併走。加速してやや頭が高くなったが、素軽さを保って併入とした。久々だった前走で好走した反動はなさそうで、着実に上昇。【6】
■ホーエリート 原騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。目標とした古馬1勝クラスがモタつき、直線半ばで早々と抜け出す格好に。ホーエリート自身、ややフワッとはしてしまったものの、スピードを維持して反撃してきた相手を退け2馬身先着とした。まだ反応面で万全ではなさそうだが、体調はまずまずか。自分の競馬はできそう。【6】
■マルコタージュ 杉原騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。直線では左右の間に割って入る3頭併せで、1頭に先着、1頭に遅れ。首の動きがぎこちなかったように、まだ体全体の連動性に課題を残すが、この馬なりに気持ちを乗せて加速はできていた。初戦で接戦を制した反動は少なく、一定の上昇はありそう。【6】
■ミアネーロ 津村騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬準オープンを気迫十分に追走。直線に入るといったん我慢させ、満を持して出されたゴーサインには豪快に反応し相手を置き去りにして5馬身の先着を果たした。抜け出してもしっかり気持ちを維持し、鋭くギアを上げていた点に好感。1週前の動きも抜群で、攻め気配は文句なし。【8】
■ラビットアイ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CW併せ馬で速い時計を出しており、今週は微調整程度。ややトボけたような雰囲気があり、馬場の影響があったにしても序盤に溜めたほど弾けなかった。中8週の前走を使われての上積みは強調しづらい。【5】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
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ミアネーロ差し切る
16日のフラワーC(G3、芝1800メートル=中山)に向けて、素質馬ミアネーロ(林)が巻き返しを狙っている。新馬戦を快勝し、菜の花賞は1番人気に推されるも5着。直線で前が壁になりブレーキをかける不利がありながらも、上がりはメンバー最速タイをマークした。度外視していい競馬で、スムーズなら差し切る。
カニキュル(菊沢)も能力を秘める。未勝利戦は後方から力強い末脚で差し切る強い勝ちっぷりだった。重賞でも力差はない。
エルフストラック(中村)は若駒Sで紅一点ながら4着に走り、前走デイジー賞は2着に好走。先行力があり、立ち回り次第でチャンスはある。
その他、デイリー杯2歳Sで6着だったカンティアーモ(木村)、つばき賞4着のラビットアイ(鈴木孝)などが一発を狙う。