中京
11R
ファルコンステークス
芝1,400m
向正面の2コーナー出口付近がスタート地点。スタートから320mは緩やかな上り坂、その後3~4コーナーにかけては緩やかな下り坂が続く。最後の直線は412.5mで、残り340m地点から240m地点にかけて高低差2mの急坂が設けられている。下級条件は先行馬が優勢も、クラスが上がるにつれ差し馬が台頭する。
15-06-09
馬連BOX6点
03.09.11.15
過去10年
1人気(1-2-07)
2人気(3-1-2-4)
3人気(3-3-0-4)
4人気(1-1-0-8)
5人気(0-0-3-7)
6人気以下(2-3-5-102)
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ファルコンS 過去10年 騎手
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中京芝1,400m 過去5年 騎手
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ファルコンS 過去10年 種牡馬
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ファルコンS(GIII、中京、芝1400m)
■アンクルクロス 長岡騎手騎乗、栗東CW単走。小倉遠征からの中1週なので、鞍上が反応を確かめる程度。ゆったり入った序盤で集中を欠いたような雰囲気はあったが、手前を替えてからのラストの伸びは悪くなかった。使い詰めで大幅上昇はどうかも、順調さをキープ。【6】
■ヴァルドルチャ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬1勝クラスを外で先導し、折り合い面を強化するような内容。リズムよく進んで直線で相手を迎え入れると、若干の力みはあったものの余力を保って併入とした。3カ月ぶりの前走で快勝した反動はそこまでではないようで、大きなデキ落ちまでは考えなくていいだろう。安定。【6】
■エイムフォーエース 西村栄騎手騎乗、船橋競馬場単走。火曜日に追い切られている。中山、東京と過去2回の中央参戦時以上に速い時計を中京遠征を控えた今週出せているあたり、体調面になんら不安なしといったところか。好調と見ていい。【7】
■エンヤラヴフェイス 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。3頭併せの真ん中を突く形で坂に入り、内の馬が早々と脱落。途中からは外の古馬2勝クラスと追い比べとなり、渋太く伸びて併入とした。終い1F12秒7(一杯)は要した印象だが、馬場が荒れていたことを考えれば悪くない走り。気持ちはしっかり乗っており、踏み込みも力強かった。1週前、日曜、最終と3本続けて負荷を掛けているあたり、体調はかなり良さそう。好気配と言える。【7】
■オーキッドロマンス 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。大きく先行させた2頭を追走し、コーナーワークで最内に潜り込む。直線では気乗りしなかったのか、仕掛けに対しての反応がいまひとつで、手前も替えないままのようだったが、それでも2頭には先着と脚力は示せた。デキ落ちはなく順調。【6】
■キャプテンネキ 助手騎乗、栗東坂路単走。ハロー直後ではあったが渋って走りにくい馬場を考慮し、無理をさせない終い重点の調整。しっかり脚を溜めて登坂し、ラストは体を柔軟に使って加速できていた。大型馬の中9週と考えるとあとひと追い欲しい感もあるが、ひとまず走れる態勢。【6】
■クリスアーサー 助手騎乗、栗東CW単走。金曜日に坂路4F50秒台を出しており、今週はバランス調整に徹するような内容。力まず、リラックスして直線に向かうと首をダイナミックに使って溜めた脚を一気に弾けさせていた。精神面でかなりいい状況にありそうだ。前走時も状態としては悪くなく、引き続き好調。【7】
■サトミノキラリ 横山武騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬1勝クラスを外先導する形で序盤からスピードに乗せていく意欲的な調整。直線入口でいったん相手を迎え入れてからの併走で一気に気持ちを乗せ、滑らかにギアを上げ楽々1馬身の先着を果たした。まさに気迫十分。絶好の仕上がりだ。【8】
■シュトラウス 北村宏騎手騎乗、美浦ウッド単走。先週速い全体時計は出たものの、引っ掛かってオーバーペースとなったもの。それを考慮し、今週はおっかなびっくりソロッと入る調整に徹した。まずまずコントロールはできていたが、全体的な重心の高さは否めず、直線に入っても手前の変換に手間取る場面があった。体調は悪くなさそうだが、精神面の部分で半信半疑といったところ。【5】
■ソンシ 中井騎手騎乗、栗東CW単走。1週前にCW5F65秒台を出したのが実質の最終追い。今週は折り合いに専念し、終いの切れをさらに磨き上げる内容に徹した。馬場の重たさを感じさせない力強いフットワークで加速。単走とは思えない気迫を感じさせて駆け抜けた。高いレベルで安定。【7】
■タイキヴァンクール 吉田隼騎手騎乗、栗東CW単走。序盤からある程度気持ちを乗せ、前向きな走りでスピードに乗っていく。直線では馬場の真ん中をブレの少ないフォームでしっかり加速した。中9週と間隔を取ったことで立ち直ってきたようだ。【6】
■ダノンマッキンリー 北村友騎手騎乗、栗東CW単走。集中し、しっかり落ち着いた状態で直線に向かうと仕掛けに反応し、体を大きく伸ばして加速できていた。本番でどう出るかだが、先週今週と落ち着けているのは好感。いい状態で走れそう。【7】
■ナムラアトム 助手騎乗、栗東坂路単走。先週坂路自己ベストを更新しナムラクレアに先着したのが実質の最終追い。今週は息を整える程度で、終い重点に追われた。渋って走りにくい馬場でも力強い踏み込みからグイグイ加速。いかにも体調は良さそうで、高いレベルで安定と言える。【7】
■ハクサンイーグル 助手騎乗、美浦ウッド単走。活気十分で掛かり気味に進んでいき、さすがにラストはワンペースとなったものの、1F12秒1(馬なり)でまとめてみせた。体調は悪くなさそうだし、自分の力を出せるのでは。【6】
■フェンダー 西村淳騎手騎乗、栗東CW併せ馬。内後方の2頭に突かせる内容。フェンダーが飛ばしたため2頭が追い付いてこず、直線で実質単走となったのは誤算かもしれない。それでも、この馬なりにジワッと加速。まだ若干重苦しさを感じさせるが、自分の競馬はできるだろう。【6】
■ミルテンベルク 藤岡康騎手騎乗、栗東芝単走。渋った馬場のCWを嫌ってか、芝での最終追い。序盤はやや散漫さを感じさせたものの、直線では重心を沈めてまずまずの加速ができていた。この馬なりに順調。【6】
■ロジリオン 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。直線で左右からタイトに挟まれる3頭併せ。仕掛けをギリギリまで待ち、満を持して促されるとスパッと切れて1頭と併入、1頭に先着を果たした。手応えは最優勢だったし、あと少し追えば大きく突き抜けそうな勢いがあった。好調キープ。【7】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
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シュトラウス巻き返す
16日の中京ではNHKマイルCのステップレース・ファルコンS(G3、芝1400メートル)が行われる。
ここは良血シュトラウス(牡、武井)の巻き返しに期待だ。昨年東スポ杯2歳Sを快勝するも、前走朝日杯FSは大外枠が影響して10着。距離短縮で見直したい。
ロジリオン(牡、古賀)も力上位だ。京王杯2歳Sは首差2着で、前走クロッカスSを勝利。1400メートルで安定しており、ここも好レース必至だろう。
ソンシ(牡、中内田)は1勝クラスを3馬身差で圧勝した。前走の勝ちっぷりなら重賞でも楽しみは十分ある。
その他、3走前に秋明菊賞を勝っているダノンマッキンリー(牡、藤原英)、朝日杯FSで6着だったサトミノキラリ(牡、鈴木伸)、クロッカスSで僅差の2着だったオーキッドロマンス(牡、手塚)などが一発を狙う。