阪神
11R
阪神大賞典
芝3,000m
阪神大賞典でのみに使用されるコース。内回りコースを使用し、コースを約1周半強回る。2コーナー出口付近からのスタートで、1コーナーまでの距離は約360m。3コーナーまでは先行争いによりペースは上がりやすい。3~4コーナーのカーブは内回りにしてはゆったりしている。最後の直線は356.5m(Aコース時)。
06-09-02@1,590
馬連BOX6点
01.02.06.09
過去10年
1人気 (6-1-1-2)
2人気 (2-2-1-5)
3人気 (2-0-3-5)
4人気 (0-2-1-7)
5人気 (0-3-2-5)
6人気以下(0-2-2-58)
7歳以上(0-0-0-33)
関東馬(0-1-0-16)
前走
G III3人気以下(0-0-2-20)
OP(0-0-1-10)
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阪神大賞典 過去10年 騎手
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阪神芝3,000m 過去5年
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阪神大賞典 過去10年 種牡馬
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阪神大賞典(GII、阪神、芝3000m)
■アンタンスルフレ 細川智騎手騎乗、名古屋競馬場単走。大井での前走後に浦和・小澤宏厩舎から名古屋・角田輝厩舎に転厩している。慌ただしいが、先週、今週とまずまずの時計は出せている。かつて所属していた厩舎とあって調整は手慣れたものということか。力関係はどうかも、順調。【6】
■ゴールデンスナップ 浜中騎手騎乗、栗東芝併せ馬。準オープン馬を外からマクっていく意欲的な調整。直線に入ってややズブさがあり、スッとギアが上がらなかったものの、ゴール手前で食らいつき併入とした。1週前のCW併せ馬でもしっかり動けており、この馬の競馬はできそう。【6】
■サヴォーナ 池添騎手騎乗、栗東坂路単走。序盤から軽快にスピードに乗って登坂。掘れた馬場に脚を取られる場面はあったものの、すぐに立て直し、力感を保って馬なりのまま駆け抜けた。高いレベルで安定している。【7】
■ジャンカズマ 小沢騎手騎乗、栗東CW単走。先週速い時計を出しており、今週はリズム重視。序盤は少し力み加減で重心も高くなったが、直線ではまずまずスムーズな加速を見せた。中9週を考えれば悪くないデキ。【6】
■ショウナンバシット M.デムーロ騎手騎乗、栗東CW併せ馬。3歳馬2頭を追走し、直線では最内へ。ある程度速いラップを刻んだせいか、直線序盤で馬が走るのを止めたかのように勢いを失ってしまう。鞍上も無理をさせず、それぞれに2馬身ほどの遅れに終わっている。稽古でそこまで目立たない馬ながら、さすがに物足りない動き。攻め気配からは強調しづらい。【5】
■シルヴァーソニック 武豊騎手騎乗、栗東坂路単走。先週、ボッケリーニを相手に先着したCW併せ馬が実質の最終追い。今週は鞍上が感触を確かめる程度の内容に留まる。ベテランらしく重い馬場を苦にせず、力強い足取りで登坂。ラストでややワンペースとなったあたりまだ良化の余地はありそうだが、10カ月半ぶりの復帰戦としては上出来と言える。【6】
■ゼーゲン 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝クラスを追走。直線入口で取り付いていくが、そこから相手の切れが勝り2馬身突き放されての遅れ入線に終わっている。見栄えは悪いがこれは相手が走り過ぎたか。ゼーゲン自身の時計はまずまずで、5カ月ぶりでも持てる力は出せそう。【6】
■ディアスティマ 助手騎乗、栗東坂路単走。近2走同様、この中間もソフト調整。最終追いも時計が遅いのは致し方ないとして、全体的な気迫や躍動感がどうしても乏しい。ストライドもこぢんまりとしているし、変わり身は望み薄か。【5】
■ディープボンド 岩田望騎手騎乗、栗東CW単走。ベテランなりに気負い過ぎず、バランスの取れた走りで直線へ。反応にズブさがあるのはいつものことで、ラスト1Fできっちりギアを上げて1F11秒5(一杯)でまとめた。乗り込みは順調そのもので、持てる力はフルに出せそう。【7】
■テーオーロイヤル 菱田騎手騎乗、栗東CW単走。前走時にほぼ仕上がっており、中間は状態維持に専念。今週もリズム重視で進み、直線ではいい手応えを保ったまま体を大きく使って伸びた。高いレベルで好調をキープ。【7】
■プリュムドール 和田竜騎手騎乗、栗東CW併せ馬。ゆったり入って脚を溜め、2頭を相手に弾けさすメリハリを意識した3頭併せ。直線は首を上手に使い楽に加速。1頭を置き去りにし、猛然と迫ってきたもう1頭との追い比べも手応え優勢のまま併入とした。集中力抜群で、加速も鋭い。絶好の攻め気配だ。【8】
■ブローザホーン 菅原明騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。準オープン馬を追いかけ併走。ラストは手応えがしっかり残っていたようだが、相手に切れ負けしてアタマほど遅れ入線に終わっている。お釣り残しを意識した仕上げゆえ、気迫不足は致し方なしか。本数はこなせており、ひとまず転厩後も順調。【6】
■メイショウブレゲ 助手騎乗、栗東坂路単走。ややテンションが高く、重心も高いものの、まずまずの素軽さを保って登坂。時計も稽古駆けしないこの馬としては上々の部類。自分の競馬はできる。【6】
■ユーキャンスマイル 荻野琢騎手騎乗、栗東CW併せ馬。毎日杯を予定している3歳オープン・サトノシュトラーセと追い比べ。最後は切れ負けして半馬身遅れ入線に終わったものの、ユーキャンスマイル自身気持ちを切らさず伸びてはいた。いい頃の迫力にはあとひと息も、悪くない状態。【6】
■ワープスピード 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。準オープン馬を外で先導する併せ馬。集中が続かなかったようであっさり相手にパスを許したが、時計そのものは速かった。極端なデキ落ちはなく、順調だろう。【6】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
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ブローザホーン連勝期待
17日の阪神大賞典(G2、芝3000メートル=1着馬に天皇賞・春優先出走権)に向けて、日経新春杯の覇者ブローザホーン(牡5、吉岡)が連勝を狙っている。競走中止明けで久々の前走でも重賞初制覇と、力を見せた。自在なタイプで、初の3000メートルも心配無用だろう。
ディープボンド(牡7、大久保)は4年連続で阪神大賞典に参戦する。21~22年と連覇し、昨年は5着。得意の舞台で巻き返しに期待だ。
テーオーロイヤル(牡6、岡田)はダイヤモンドSを隔年制覇するなど、長距離戦(3000メートル以上)で【2・1・1・0】と安定感抜群。ここも好レース間違いなしか。
その他、日経新春杯2着のサヴォーナ(牡4、中竹)や、昨年の天皇賞・春3着後に休養していたシルヴァーソニック(牡8、池江)、万葉Sを勝ったメイショウブレゲ(牡5、本田)など楽しみな馬がそろう。