中京
11R
金鯱賞
芝2,000m
正面スタンド前の直線やや左、上り坂の途中からのスタートで、コースを1周する。スタートから向こう正面半ばまで緩い上り坂が続く。その後3~4コーナーにかけては緩やかな下り坂。最後の直線は412.5mで、残り340m地点から240m地点にかけて高低差2mの急坂が設けられている。ラスト240mは平坦。
04-03-06 @1,840
3連複2点
03-04-06.09
過去7年
1人気 (5-1-1-0)
2人気 (1-1-1-4)
3人気 (0-1-0-6)
4人気 (0-0-0-7)
5人気 (0-1-1-5)
6人気以下(1-3-4-42)
牝馬(0-3-1-13)
関東馬(0-1-2-18)
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金鯱賞 過去10年 騎手
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中京芝2,000m 過去5年 騎手
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金鯱賞 過去10年 種牡馬
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金鯱賞(GII、中京、芝2000m)
■アラタ 助手騎乗、美浦ウッド単走。1週間にウッドの自己ベストを更新しており、今週は終いだけ重点の内容。力むことなく、それでいて気持ちがしっかり入った状態で進んでいく。直線半ばで鞍上の手がやや動きズブさは感じさせたものの、しっかりとした加速で駆け抜けた。3カ月半ぶりだった前走から着実に前進か。【6】
■エアサージュ 助手騎乗、栗東坂路単走。1週前にCWで強い負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週は終い重点で反応を確認された。まずまず集中して入り、ラストはややワンペースとなりながらも素軽さを保って駆け抜けた。デキ落ちはなく順調。【6】
■シーズンリッチ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。僚馬を5馬身先に行かせ、長めから追走。取り付いてからはやや手応えで見劣ってはいたが、この馬なりに余力を残して併入に持ち込んだ。4カ月半とすれば悪くない仕上がり。【6】
■ドゥレッツァ 助手騎乗、美浦ウッド単走。若干だけ力みは感じられるが、許容範囲。序盤から気持ちを乗せシャープなフォームを保ち直線へ。ラストは手応え十分のまま体を柔軟に使って力強く伸びた。復帰戦としては申し分のないのデキ。【7】
■ノッキングポイント 助手騎乗、栗東CW併せ馬。1週前CW追いに戸崎騎手が騎乗し、猛時計を出したのが実質の最終追い。今週は3歳未勝利を相手にバランス調整に徹したような内容だった。先行した相手になんなく取り付くと、貫禄の違いを見せるようにアオり、そのまま楽々と併入。気合い乗りは申し分なく、久々でも絶好の仕上がりにありそう。【8】
■ハヤヤッコ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。稽古駆けしないこの馬としては上々の前向きさで進んでいく。直線では後方から来たオープン馬パラレルヴィジョンを迎え入れ併走。やや手応えは見劣ったものの、余力を残して併入とした。走れる態勢だろう。【6】
■バラジ 菅原明騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3歳1勝馬に取り付いていき併走。余力を保って併入できてはいたが、相手の加速に対する反応がワンテンポ遅く、鋭さ自体もいまひとつ。去勢手術明けで5カ月ぶり。ギリギリ及第点のデキか。【5】
■ブレイヴロッカー 丸山騎手騎乗、栗東CW単走。加速して重心が高くなるが、前走時もこんな感じだった。体は大きく使えており、体調は安定していそうだ。デキ落ちはなく順調と言える。【6】
■プログノーシス 西谷騎手騎乗、栗東CW単走。長めから時計を出す意欲的な調整。飛ばした分、直線半ばでさすがに手応えは鈍る。それでもラストは鞍上の仕掛けに力強く応え、1F11秒6(一杯)でまとめてみせた。まだ良化の余地は残していそうだが、ひとまず力を出せる状態。【6】
■ヤマニンサルバム 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。先週、岩田康騎手が騎乗したCW3頭併せでほぼ仕上がっており、今週は終いの反応を確認する程度の内容。3歳1勝馬を目標にゆったり進み、手前を替えてからはグンと加速し1馬身半差の先着を果たした。いかにも精神面でいい状況にありそう。3カ月ぶりを感じさせない好仕上がり。【7】
■ヨーホーレイク 藤岡康騎手騎乗、栗東CW併せ馬。ドウデュース、ヒートオンビートと厩舎トップクラスの2頭を相手に3頭併せ。さすがに超久々の分、力みは感じさせたものの内ドウデュースと併入、外のヒートオンビートは置き去りにして駆け抜けた。2年2カ月ぶりを感じさせない雰囲気にあり、持てる力をしっかり出せそう。【6】
■ワイドエンペラー 高杉騎手騎乗、栗東CW併せ馬。フィリーズRに出走するエトヴプレのリードホースを務めたような内容。相手に切れ負けしての半馬身遅れ入線だが、まったく無理をさせておらずこの馬なりには伸びていた。中間速い坂路時計は出せているし、3カ月ぶりだった前走を使われての上積みは見込める。【6】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
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菊花賞馬ドゥレッツァ始動
3月10日の金鯱賞(G2、芝2000メートル、中京=1着馬に大阪杯優先出走権)で、菊花賞馬ドゥレッツァ(牡4、尾関)が今年初戦を迎える。前走の菊花賞が重賞初挑戦だったが、ダービー馬や皐月賞馬などを負かして3馬身半差で圧勝。休み明けでもあっさり6連勝を果たす。
昨年の覇者プログノーシス(牡6、中内田)が強敵。昨年はクイーンエリザベス2世Cで2着、天皇賞・秋で3着など大舞台でも好走した。力通りなら勝ち負けになる。
ヤマニンサルバム(牡5、中村)は前走の中日新聞杯で重賞初制覇。今は充実期で、ここも好レースになる。
その他、昨年のダービー5着で新潟記念を制したノッキングポイント(牡4、木村)、長期休養明けだが一昨年の日経新春杯を勝ったヨーホーレイク(牡6、友道)など実績馬がそろう。