阪神

11R

フィリーズレビュー

芝1,400m

内回りコースを使用。芝1200mのスタート地点より200m後ろに行った2コーナー出口付近のポケットがスタート地点で、3コーナーまでの距離は443m。スタートから約1Fの平坦部分を経て、緩やかな下り坂に入る。最後の直線は356.5m(Aコース時)で、残り200m~80mの間に高低差1.8mの急坂がある


04-01-07

馬連BOX6点

01.02.06.10

過去10年

1人気 (1-3-0-6)
2人気 (4-3-2-1)
3人気 (1-0-0-9)
4人気 (0-0-1-9)
5人気 (1-0-1-8)
6人気以下(4-3-3-112)


関東馬(0-0-1-31)


前走

1勝クラス6着以下(0-0-0-17)

1勝クラス6人気以下(0-0-0-17)

1,200m(0-0-2-34)

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フィリーズレビュー 過去10年 騎手


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阪神芝1,400m 過去5年 騎手


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フィリーズレビュー 過去10年 種牡馬


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フィリーズR(GII、阪神、芝1400m)

■エトヴプレ 藤岡佑騎手騎乗、栗東CW併せ馬。金鯱賞に出走するワイドエンペラーをキャッチアップ。手応えこそ若干見劣ったものの、仕掛けられての鋭さで圧倒し半馬身の先着を果たした。1週前の坂路でもいい反応だったし、3カ月ぶりを感じさせない好気配。【7】

■オアシスドール 助手騎乗、栗東坂路単走。やや頭の高さはあるものの、重馬場をモノともせず鋭く加速できていた。反応の機敏さは上々で、自分の力をしっかり出せる状態だろう。【6】

■オメガウインク 杉原騎手騎乗、美浦坂路併せ馬。3歳未勝利に楽に取り付き、相手に合わせるように併走。手応えを考えるとあと少し鋭さは欲しいところだったが、一定の素軽さを保って駆け抜けていた。デキ落ちはなく順調。【6】

■カルチャーデイ 酒井騎手騎乗、栗東CW併せ馬。先週の坂路併せ馬でハードに負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週はCW4Fからの反応を見る程度の内容に留まる。直線半ばで目標とした相手をあっさり抜き去り、そこからも気持ちを維持して力強い加速を見せた。序盤の折り合いは上々だったし、大きく立ち直ってきた印象。【7】

■キャンシーエンゼル 助手騎乗、栗東坂路単走。渋った馬場を苦にしたのか全体的にストライドが小さく、手前も安定しない。先週はCWでハードな攻めをこなしており体調は悪くなさそうだが、上積みは強調しづらい。【5】

■コラソンビート 助手騎乗、栗東坂路単走。早めに栗東入りしており、最終追いも現地で。シャープなフォームでスピードに乗っていく、見せムチで促されたラストでは重い馬場を苦にせず体を大きく使って伸びていた。いかにも心身充実といった感があり、持てる力はフルに出せるだろう。【7】

■シカゴスティング 鮫島駿騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。3歳未勝利を追走し、序盤は後ろでピタッと我慢させる。外に出されて仕掛けられたラストでは気迫十分にギアを上げ、1馬身抜け出しての先着を果たした。スウィープフィートに遅れ入線に終わっていた先週とは一変の動き。好気配と言える。【7】

■ジューンブレア 武豊騎手騎乗、栗東CW単走。先週の3頭併せで気合いが乗ったのか、やや掛かり気味に序盤から速いラップを刻んでいく。それでも手応えはしっかり残っていたようで、馬場が渋っていたことを考えればラスト1F11秒2(馬なり)は優秀。中16週でも能力全開に期待できそう。【7】

■セシリエプラージュ M.デムーロ騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。3歳未勝利に取り付き併走。切れ負けする感じで1馬身遅れ入線に終わったが、素軽さは上々だった。華奢なタイプとあって鞍上も敢えて無理をさせなかったか。前走を使った分の前進はあるのでは。【6】

■ドナベティ 助手騎乗、栗東坂路単走。やや掛かり気味ではあるが、なんとか鞍上が制御。力んだ分、ラストの切れを欠いた感はあったものの1F12秒1(強め)と脚力の高さをアピールしている。精神面のブレは気になるが、悪くない状態。【6】

■バウンシーステップ 助手騎乗、栗東CW単走。道中はいい意味で遊びを感じさせて進み、促された直線ではいい反応から体を大きく使って加速した。中間の攻めは質量ともに申し分ないし、さっそく力をフルに出せそう。【7】

■ポエットリー 永島騎手騎乗、栗東坂路単走。先週速い全体時計を出しており、今週は終いの反応に磨きを掛ける内容。促されるとグンと重心を沈めて豪快に加速し駆け抜けた。力感あふれる動きで、体調はすこぶる良さそう。万全のデキ。【7】

■マーシーラン 渡辺師騎乗、栗東坂路併せ馬。3歳未勝利に取り付き、バランスのいい走りで併走。ラストは脚が上がり気味となった相手を置き去りにして2馬身の先着を果たした。これまで2戦のCW最終追いから坂路最終追いへ切り替えてきたのがどう出るかだが、気配は悪くない。【6】

■レディマリオン 長谷川師騎乗、栗東坂路単走。序盤から重い馬場を苦にせずスピードに乗って登坂。ラストは指揮官の仕掛けに力強く反応し、重心をグンと沈めて切れた。目下絶好調では。【8】

■ロゼフレア 田中騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。早めに目標の馬に取り付き、活気上々の雰囲気で併走。ラストは相手がタレたとはいえ、余力を残して力強く抜け出し2馬身の先着を果たしている。先週のCW併せ馬ではラストにスブさがあったようだが、このひと追いで走れる態勢は整ったか。【6】

<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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コラソンビート重賞2勝目へ

桜花賞トライアルのフィリーズR(G2、芝1400メートル)が3月10日の阪神で行われる。

主役は阪神JF3着のコラソンビート(加藤士)だろう。昨年は3連勝で京王杯2歳Sを制覇。阪神JFは後続を離しての3着だった。ここに向けて栗東で調整されており、万全の態勢で挑む。

ファンタジーS2着のドナベティ(矢作)が一発を狙う。阪神JFは8着も、直線はスムーズに追えない場面があった。実績ある1400メートルで見直したい。

シカゴスティング(庄野)は阪神JFで逃げて5着に踏ん張った。同馬も距離短縮はプラスだろう。

その他、ファンタジーSの覇者カルチャーデイ(四位)、つわぶき賞を快勝したバウンシーステップ(高橋亮)など楽しみな馬がそろう。