中山

11R

オーシャンステークス

芝1,200m

おむすび型の外回りコースを使用。向正面入口付近の坂の頂上がスタート地点で、スタートから最後の直線途中まで高低差約4.5mの下り坂が続く。向正面は約275mで、その後の3コーナーのカーブは非常に緩やか。直線は約310mとローカル場並みに短いが、ゴール前に高低差2.4mの急坂がある。


15-10-01

馬連ワイド2点

13-15

過去10年

1人気 (3-2-1-4)
2人気 (2-2-1-5)
3人気 (1-2-0-7)
4人気 (0-2-2-6)
5人気 (1-0-2-7)
6人気以下(3-2-4-100)


前走

OP3着以下(0-1-1-35)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オーシャンS 過去10年 騎手


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

中山芝1,200m 過去5年 騎手


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オーシャンS 過去10年 種牡馬


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オーシャンS(GIII、中山、芝1200m)


■オタルエバー 助手騎乗、栗東坂路単走。稽古駆けする馬らしく、序盤から前向きな雰囲気で速いラップを刻んでいく。ラストもタレることなく、いい手応えを保ったまま駆け抜けた。前走時も状態としては悪くなく、引き続き安定。【6】

■カイザーメランジェ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3歳未勝利相手ではあったが、大差追走から並び掛け手応え優勢のまま併入とした。年齢的に大きな上積みこそ強調しづらいが、順調と言える。【6】

■キミワクイーン 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。準オープン馬を楽に追い詰め、直線で併走。シャープさを保ってアオり、ラストの促しへは機敏に反応して1馬身の先着を果たした。中13週と間隔を取って立ち直り、絶好の状態にあるようだ。【8】

■グレイトゲイナー 助手騎乗、栗東坂路単走。終い重点でバランス確認に徹した内容。手前を替えなかったようでラストの伸びは案外も、4F全体で51秒0(馬なり)と、稽古駆けするこの馬らしい動きだったと言える。安定。【6】

■シナモンスティック 助手騎乗、美浦ウッド単走。ややテンションの高さが目立ち、フォームのブレもあった。それでも一定の素軽さを保ってまずまずの加速を披露。まだ良化の余地は残すものの、4カ月半ぶりの前走よりはいい状態か。【6】

■シュバルツカイザー 助手騎乗、美浦ウッド単走。終い重点の調整。単走とは思えない気迫を感じさせて進み、ラストは促されると四肢を大きく伸ばして加速した。好仕上がり。【7】

■ジュビリーヘッド 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤はやや散漫さも感じさせたが、仕掛けられたラストはしっかり体を沈めパワフルな踏み込みから加速した。3カ月ぶりを考えれば悪くない仕上がり。【6】

■ショウナンハクラク 助手騎乗、栗東坂路単走。前向きさがあり活気はまずまずながら、加速すると重心が上ずるような面があって伸びあぐねた。コンスタントに使われており、状態は良くて平行線か。【5】

■ダディーズビビッド 助手騎乗、栗東CW単走。終い重点で反応面を強化するような内容。直線半ばで促されると首をリズミカルに使って、いい加速を披露した。骨折明けで7カ月半ぶりだった前走時から着実に前進。【6】

■トウシンマカオ 菅原明騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝クラスを目標に進み、楽な手応えで併入に持ち込む。直線半ばあたりで脚力の違いを見せつけるように鋭く抜け出すと、そこからフワッとすることなくしっかり加速して駆け抜けた。中13週を感じさせない、万全のデキ。【7】

■バルサムノート 助手騎乗、栗東坂路単走。小倉遠征からの中2週を考慮し、序盤に無理をさせない調整。やや口向きの悪さはあったものの、ラストはしっかり回転数を上げて伸びた。中9週だった前走を使われ、着実に気配上昇。【6】

■バースクライ 助手騎乗、栗東CW単走。ゆったり入り、4Fから時計を出すいつも通りの調整。道中の折り合いは申し分なく、直線半ばの仕掛けには機敏に反応できていた。前走時も気配としては上々で、引き続きいい状態。【7】

■ビッグシーザー 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤から集中した雰囲気で登坂。ブレの少ないシャープなフォームが好印象で、ラストは促しに対し力強く反応して加速できていた。力をフルに出せそう。 【7】

■ボンボヤージ 助手騎乗、栗東坂路単走。中1週を考慮して、終い重点の内容に留まる。この馬なりに素軽いが、ラストでグッと来るところがなくワンペースなままだった。変わり身は強調しづらい。【5】

■マテンロウオリオン 助手騎乗、栗東坂路単走。先週自己ベストを更新する時計を出したのが実質の最終追い。今週は息を整える程度で終い重点の内容を消化した。あと少し鋭さは欲しいところだが、しっかり加速ラップで締めくくれていたのはいい。良化気配あり。【6】

■ヨシノイースター 丸山騎手騎乗、栗東坂路単走。小倉遠征からの中2週なので、確認程度の内容。時計は平凡ながらまとまりのあるフォームで軽快に駆け抜けていた。鞍上との意思疎通ぶりは上々。前走で快勝した反動はなく、引き続き好調キープだ。【7】

<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

トウシンマカオ重賞3勝目期待

3月2日は中山でオーシャンS(G3、芝1200メートル、1着馬に高松宮記念優先出走権)が行われる。

トウシンマカオ(牡5、高柳瑞)が重賞3勝目のチャンスだ。前走の京阪杯は差し切って2馬身差の快勝。強い内容で連覇を果たした。中山コースは初めてとなるが、勢いに乗って重賞連勝を決める。

ビッグシーザー(牡4、西園正)も能力上位。2~3歳時に未勝利、オープン2走、リステッドと4連勝した素質馬だ。昨秋は古馬の壁か案外の成績だったが、今年初戦の淀短距離Sを快勝。重賞でも力差はなく、本格化をたどりそうだ。

キミワクイーン(牝5、奥村武)は昨年の函館SSで重賞初V。近走はひと息だが、末脚をうまく生かせれば見直せる。

他にも、昨夏のキーンランドCでナムラクレアの2着に粘ったシナモンスティック(牝5、宗像)や、オープン特別2勝のシュバルツカイザー(セン6、大竹)などが一発を狙う。