中山

11R

弥生賞ディープ記念

芝2,000m

内回りコースを使用。正面スタンド前の直線右端がスタート地点で、コースを1周強する。最初の1コーナーまでの距離は約405m(Aコース時)。直線は約310mで、ゴール前に高低差2.4mの急坂がある。スタート後すぐとゴール前で二度急坂を経験するため、馬力・スタミナが要求される


07-05-08

馬連ワイド2点

01-05

過去10年

1人気 (3-4-1-2)
2人気 (3-2-2-3)
3人気 (2-0-2-6)
4人気 (1-2-2-5)
5人気 (0-0-1-9)
6人気以下(1-2-2-55)


前走

1勝クラス以下で

3人気以下(0-0-0-26)

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弥生賞ディープ記念 騎手 過去10年


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中山芝2,000m 過去5年 騎手


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弥生賞ディープ記念 過去10年 種牡馬


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弥生賞(GII、中山、芝2000m)


■アドミラルシップ 横山琉騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝クラスを追走。まずまずの手応えで並び掛けていったが、ギアが上がり切らず半馬身の遅れ入線に終わっている。全体的に重苦しさが感じられるし、前走からの変わり身は強調しづらい。【5】

■エコロレイズ 菅原明騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。年長馬を追走し、序盤から速いラップを刻む意欲的な調整。4角過ぎで併走に持ち込み、相手以上の手応えを保って併入とした。走りのバランスも上々で、好気配と言える。【7】

■コスモキュランダ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。テンションが高いのかやや掛かり気味ではあったが、余力を残して目標の馬を早めにパス。外から来た別組の併せ馬を視界に入れると、気持ちを入れ直して駆け抜けた。精神面のブレはまだありそうなものの、体調は悪くなさそう。【6】

■シュバルツクーゲル 助手騎乗、美浦ポリ併せ馬。大外を進み、内後方からのオープン馬キングストンボーイを先導する形の併せ馬。終始頭が高いのは気になるものの、一定の素軽さを保って併入。促されてからの反応は鋭かった。時計は平凡だが、このぐらいの負荷で仕上がる馬。先週の動きも良かったし、ほぼ万全だろう。【7】

■シリウスコルト 三浦騎手騎乗、美浦ウッド単走。序盤から低重心の集中した雰囲気で進み、軽くゴーサインを出された直線では体を大きく使って力強い伸びを示した。単走とすれば気合い乗りも申し分なし。好仕上がり。【7】
 
■シンエンペラー 川田騎手騎乗、栗東坂路単走。先週土曜のCW追いで自己ベストを更新したのが実質の最終追い。今週は新たにコンビを組む川田騎手が感触を確かめる程度の内容に留まった。序盤は上々の折り合いを示しリラックスムードで登坂。手前を替えてからはグンと力強く踏み込み、いい手応えを保ったまま鋭く加速した。文句なしの絶好気配。【8】

■ダノンエアズロック R.キング騎手騎乗、美浦ウッド単走。若干気負い気味ではあったが鞍上がしっかり制御し、脚を溜めた状態で直線で併走。稽古駆けする相手に切れ負けせず、いい手応えを保って併入とした。1週前で強い負荷を掛けて問題なかったし、健康状態は不安なし。持てる力はフルに出せそう。【7】

■トロヴァトーレ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬1勝クラスを追走し、序盤からかなり速いラップを刻む意欲的な調整。直線序盤は相手の後ろにピタッとつけ、ジワッと抜きに掛かるがそこまでの鋭さがなく半馬身遅れに留まった。見栄えは悪いが相手が走り過ぎた感もあるし、トロヴァトーレ自身がマークした5F全体64秒2は自己ベストを大きく更新する数字。このひと追いで走れる態勢整ったと見たい。【6】

■ニシノフィアンス 内田騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。大きく先行させた2頭を追い、機敏なコーナーワークから取り付いていく。直線では最優勢の手応えを保ち、好バランスの走りから併入とした。1週前はオープン馬シンリョクカに先着しているし、攻め気配は上々。【7】

■ファビュラススター 横山武騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先行させた2頭を大きくマクってあっさり抜け出し、直線半ばからは単走。若干だけ捌きの硬さはあったものの、上々の素軽さで駆け抜けた。1週前も豪快に先着を果たしているし、万全の仕上がり。【7】

■レッドテリオス 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先週速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は折り合い面と馬具の効果を確かめる程度の内容に留まった。トモがまだ弱いのかやや前偏重のバランスながら、気持ちの強さを感じさせ、いい手応えのまま2頭と併入としている。自分の競馬はできそう。【6】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。


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シンエンペラー押し切る

3月3日の中山では、皐月賞トライアル・弥生賞ディープインパクト記念(G2、芝2000メートル、1~3着馬に優先出走権)が行われる。

主役は、昨秋の京都2歳Sを制したシンエンペラー(牡、矢作)だ。前走のホープフルSはゴール前で牝馬レガレイラに差されて2着に敗れたが、G1でも高い能力は示した。全兄は20年の凱旋門賞馬ソットサス。クラシックでの活躍が楽しみな良血馬だ。

サンライズジパング(牡、音無)はホープフルS3着馬。前走では若駒Sを快勝した。能力が高く、立ち回り次第で重賞初Vもある。

デビュー2連勝中のダノンエアズロック(牡、堀)も差はない。前走アイビーSはプラス20キロで快勝。先行力があり、初の中山も心配ない。

他にも、東スポ杯2歳S2着のシュバルツクーゲル(牡、鹿戸)、その僚馬で新馬戦、葉牡丹賞と連勝中のトロヴァトーレ(牡)など、楽しみな素質馬がそろう。