小倉

11R

小倉大賞典

芝1,800m

正面スタンド前の直線真ん中やや右がスタート地点で、コースを1周する。最初の1コーナーまでの距離は約272m。2コーナー入口にコースの最高地点があり、全体の高低差は2.96m。1~2コーナーは上り坂なので、ここでペースが上がり切ることは少ない。3~4コーナーは緩い下り坂。直線は約293m、坂はなく平坦。



過去10年

1人気 (3-2-0-5)
2人気 (2-0-1-7)
3人気 (2-1-0-7)
4人気 (2-0-2-6)
5人気 (0-0-2-8)
6人気以下(1-7-5-92)


前走

OP以下(0-0-0-17)

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騎手

鮫島克駿(10-6-15-54)11.8% 18.8% 36.5%
斎藤新 (7-4-5-59)  9.3% 14.7% 21.3%
丹内祐次(6-13-6-65) 6.7% 21.1% 27.8%
浜中俊 (5-11-6-44) 7.6% 24.2% 33.3%
幸英明 (4-5-7-86)  3.9% 8.8% 15.7%
勝浦正樹(4-3-1-35)  9.3% 16.3% 18.6%
今村聖奈(3-7-4-32)  6.5% 21.7% 30.4%
佐々木大(3-6-3-12) 12.5% 37.5% 50.0%
富田暁 (3-3-6-72)  3.6% 7.1% 14.3%
丸山元気(3-2-1-19) 12.0% 20.0% 24.0%
荻野極 (1-2-4-50)  1.8% 5.3% 12.3%
亀田温心(0-9-1-41)  0.0% 17.6% 19.6%
角田大和(0-2-2-37)  0.0% 4.9% 9.8%
角田大河(0-0-1-23)  0.0% 0.0% 4.2%
杉原誠人(0-0-0-5)  0.0% 0.0% 0.0%
嶋田純次(0-0-0-4)  0.0% 0.0% 0.0%

種牡馬
ディープインパクト(27-22-18-118)14.6% 26.5% 36.2%
エピファネイア  (12-13-9-78) 10.7% 22.3% 30.4%
ドゥラメンテ   (12-9-11-49) 14.8% 25.9% 39.5%
モーリス     (11-7-5-62)  12.9% 21.2% 27.1%
ハービンジャー  (9-9-6-76)   9.0% 18.0% 24.0%
ハーツクライ   (9-8-15-91)  7.3% 13.8% 26.0%
オルフェーヴル  (7-7-4-55)   9.6% 19.2% 24.7%
キングカメハメハ (4-6-7-37)   7.4% 18.5% 31.5%
ヴィクトワールピサ(4-4-5-62)   5.3% 10.7% 17.3%
ブラックタイド  (3-2-8-51)   4.7% 7.8% 20.3%
ステイゴールド  (1-2-2-18)   4.3% 13.0% 21.7%
マンハッタンカフェ(0-1-0-13)   0.0% 7.1% 7.1%


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小倉大賞典(GIII、小倉、芝1800m)

■アサマノイタズラ 小倉への輸送を考慮し、今週ここまで週なかの速い時計はなし。日曜の坂路追いで終いをしっかり伸ばしているし、先週のウッド3頭併せでも外先導で最後まで集中して走れていた。中8週を考えれば悪くない状態。【6】

■アドマイヤビルゴ 助手騎乗、栗東CW単走。全体的に気迫に乏しい感はあったものの、促された直線では体をまずまず大きく使って伸びてはいた。今回と同じ中10週だった前走時より、若干はマシな状態か。【6】

■アルナシーム 鮫島駿騎手騎乗、栗東坂路単走。土曜にCW5F66秒1(一杯)を出したのが実質の最終追い。今週は終いの反応だけ見る内容で、スムーズな加速ラップを刻めていた。中間のCW追いでは好時計を連発。体調面は問題なさそうで、自分の競馬をできる状況だ。【6】

■イクスプロージョン 助手騎乗、栗東CW併せ馬。中山記念に出走するエルトンバローズの先導役。直線に入っても相手がなかなか取り付いてこず、ややフワッとしてしまう。そこへ相手が猛然と加速してきたが、これには対応できず2馬身ほどの遅れに終わっている。チグハグな内容で誤算はあっただろうが、イクスプロージョン自身素軽くは動けていた。順調。【6】

■エピファニー 杉原騎手騎乗、栗東CW単走。小倉への輸送を考慮し、栗東入りしての最終調整。序盤は掛かり気味で、鞍上がコントロールにやや苦心しているような雰囲気もあった。それでも直線に入ってからの勢いは上々で、いい軽快さを保って駆け抜けた。前走も状態としては悪くなく、高いレベルで好調維持だ。【7】

■カテドラル 助手騎乗、栗東坂路単走。ある程度混雑した走路に入り、前後視界に馬がいる状況で登坂。動じることなくベテランらしいシャープな走りを保って駆け抜けた。あと少し鋭さが欲しかったが、順調と言える。【6】

■クリノプレミアム 助手騎乗、美浦ウッド単走。小倉輸送を控えているが、序盤からある程度速いラップを刻む意欲的な調整。ラストはややワンぺースとなったものの、単走とすれば悪くない走りだろう。コンスタントに使われており、大幅上積みこそ強調しづらいが、持てる力はしっかり出せそう。【6】

■ゴールドエクリプス 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CWで強い負荷を掛けられており、仕上げはほぼ完了。輸送を控える今週は息を整える程度の内容に留まっている。序盤はしっかり折り合い、ラストはまったくの馬なりながら馬自ら気持ちを乗せて鋭く加速できていた。いかにも立て直し成功といった感があり、いい状態で走れそう。【7】

■シフルマン 角田和騎手騎乗、栗東CW単走。4角を通過してもグッと来るところがなかったのか、直線では鞍上が懸命に負荷を掛け、それでなんとか動いた感じ。稽古でそこまで動かない馬なりに、伸びそのものは悪くなかった。大型馬の休み明けでまだ良化の余地は感じられるが、ひとまず走れる状態。【6】

■セルバーグ 助手騎乗、栗東坂路単走。気ムラなのか集中を欠く素振りがあったものの、促されてからはまずまず力強い脚を使えていた。中間の乗り込みは十分だし、前走よりいい状態にありそう。【6】

■ダンディズム 助手騎乗、栗東坂路単走。中1週でまた小倉へ向かうため、終いだけ重点の単走調整。序盤にしっかり落ち着いて脚を溜め、ラストはいい手応えを保って滑らかに加速できていた。デキ落ちはなく、高いレベルで安定。【7】

■ディープモンスター 助手騎乗、栗東坂路単走。混雑した走路のなか、我関せずの雰囲気でピタッと折り合って登坂。ラストまでまったくの馬なりを保ち、単走とは思えない気迫を感じさせ切れた。1週前のCW併せ馬も豪快そのものだったし、絶好調と言っていい。【8】

■フェーングロッテン 助手騎乗、栗東坂路単走。去勢明けを考慮し、精神面を確認したかったのか、敢えて大混雑する時間帯に追ったようだ。序盤はさすがにやや力みはあったが、ラストは目標役に設定した馬にスッと切れて並びかけフィニッシュとした。軽快さは上々で手術明けを感じさせない。変わり身がありそう。【6】

■ホウオウアマゾン 助手騎乗、栗東CW併せ馬。1週前に速い時計を出したのが実質の最終追い。今週はCWで70-40の軽め調整に留まる。弥生賞に出走予定のシンエンペラーを先導し、楽な手応えで併入とした。売り出し中の若駒に比べ、手応えは若干ながら優勢。状態はかなり良さそうだ。【7】

■マイネルファンロン 僚馬アサマノイタズラ同様、ここまで週なかの速い時計はなし。日曜のウッドでは5F65秒2(強め)と速い時計を出せており、体調は良好な部類だろう。年齢的に大きな変わり身こそなさそうだが、順調と言える。【6】

■ロングラン 丹内騎手騎乗、小倉芝併せ馬。昨年同様早めに小倉へ入っており、最終追いも昨年と同じく本馬場で。古馬1勝クラスを外から追い詰め、楽に併入としている。美浦での1週前の動きも豪快だった。栗東を経由して小倉に向かった昨年と異なる調整過程なのがどうかだが、順調に仕上がっている。【6】

<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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一発狙う小倉巧者のゴールドエクリプス

18日の小倉大賞典(G3、芝1800メートル)で、ゴールドエクリプス(牝5、大久保)が重賞初勝利を狙っている。昨年の小倉記念で3着に走っているように、小倉では【2・0・1・0】と相性抜群。休み明けだが、展開次第で差し切るだろう。

アルナシーム(牡5、橋口)は2走前にカシオペアSを快勝。京都金杯はマイルの距離で11着に敗れたが、実績ある距離で軽い馬場なら巻き返す。

カテドラル(牡8、池添)も注意したい。近走はひと息だが、昨年のこのレースで9番人気ながら2着に走った。得意のコースで変わり身がないか。

その他、前走リステッドを快勝したロングラン(セン6、和田勇)、中山金杯5着のホウオウアマゾン(牡6、矢作)などが一発を狙う。