京都
11R
京都牝馬S
芝1,400m
向正面の2コーナー出口付近がスタート地点で、3コーナーまでの距離は512m(Aコース時)。3コーナーにかけて4.3mの上り坂が設けられており、3コーナー入口の坂の頂上から4コーナーにかけて一気の下り坂。内回りに比べ、コーナーは緩やかだが坂の傾斜はきつい。それ以降は平坦で、最後の直線は404m(Aコース時)。
馬連5点 15-12-09
05.11-05.13.15
過去10年
1人気 (4-3-0-3)
2人気 (2-0-1-7)
3人気 (1-0-2-7)
4人気 (0-1-0-9)
5人気 (1-1-3-5)
6人気以下(2-5-4-107)
7歳以上(0-0-1-8)
前走
1秒以上負け(1-0-0-37)
1,200m(0-1-0-44)
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騎手
松山弘平(8-1-6-22)21.6% 24.3% 40.4%
鮫島克駿(4-2-2-6) 28.6% 42.9% 57.1%
武豊 (3-2-1-19)12.0% 20.0% 24.0%
池添謙一(3-1-2-19)12.0% 16.0% 24.0%
角田大河(2-1-1-9) 15.4% 23.1% 30.8%
岩田望来(1-2-3-17) 4.3% 13.0% 26.1%
団野大成(1-2-0-18) 4.8% 14.3% 14.3%
川須栄彦(1-0-1-17) 5.3% 5.3% 10.5%
浜中俊 (0-5-0-8) 0.0% 38.5% 38.5%
和田竜二(0-2-5-33) 0.0% 5.0% 17.5%
田口貫太(0-1-1-9) 0.0% 9.1% 18.2%
小沢大仁(0-1-0-2) 0.0% 33.3% 33.3%
ルメート(0-0-2-2) 0.0% 0.0% 50.0%
M.デム(0-0-1-10) 0.0% 0.0% 9.1%
石川裕紀(0-0-1-1) 0.0% 0.0% 50.0%
津村明秀(0-0-0-1) 0.0% 0.0% 0.0%
ムルザバ(0-0-0-0)
キングス(0-0-0-0)
種牡馬
ロードカナロア (12-6-6-46)17.1% 25.7% 34.3%
キズナ (5-3-2-24) 14.7% 23.5% 29.4%
ドゥラメンテ (3-1-0-10) 21.4% 28.6% 28.6%
モーリス (2-2-1-5) 20.0% 40.0% 50.0%
ハーツクライ (1-3-3-19) 3.8% 15.4% 26.9%
スクリーンヒーロー(1-0-1-13) 6.7% 6.7% 13.3%
リアルインパクト (1-0-0-0) 100.% 100.% 100.%
ハービンジャー (1-0-0-12) 7.7% 7.7% 7.7%
ミッキーアイル (0-2-1-2) 0.0% 40.0% 60.0%
Point of Entry (0-1-1-0) 0.0% 50.0% 100.%
トーセンラー (0-1-0-1) 0.0% 50.0% 50.0%
シルバーステート (0-1-0-5) 0.0% 16.7% 16.7%
エピファネイア (0-0-1-18) 0.0% 0.0% 5.3%
ジャスタウェイ (0-0-0-11) 0.0% 0.0% 0.0%
Optimizer (0-0-0-0)
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京都牝馬S(GIII、京都、芝1400m)
■アルーリングウェイ M.デムーロ騎手騎乗、栗東CW併せ馬。古馬3勝クラスを追走。切れ負けする格好で半馬身遅れに終わったが、この馬なりに仕掛けられて力強い脚は使えていた。ここまでの乗り込みは入念だし、自分の力は出せるデキ。【6】
■ウインシャーロット 騎手候補生騎乗、美浦坂路単走。時計こそセーブ気味ながら、序盤から活気にあふれる雰囲気で進み、手綱を緩められたラストでは豪快に伸びた。10カ月半ぶりをまったく感じさせない好気配。【7】
■コムストックロード 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。2頭を追走し、直線では最内に進路を取る。やや加速に手間取ったものの、一定の素軽さを保ってそれぞれと併入した。中間に本数をしっかりこなせており、叩き4戦目でも大きなデキ落ちはない。【6】
■ジューンオレンジ 長谷川師騎乗、栗東坂路単走。ある程度速いラップを刻んで登坂。ラストで馬がトボけ気味になったのを察してか、指揮官がステッキ一発を入れるとスッと気持ちを入れ直してしっかり加速した。このひと追いで態勢は整ったか。【6】
■シングザットソング 助手騎乗、栗東坂路単走。やや集中できていないような雰囲気もありつつ、ラストは力強い踏み込みから長くいい脚を使った。まだ万全ではないが、走れる状態だろう。【6】
■スマートリアン 助手騎乗、栗東坂路単走。常に稽古駆けする馬らしく、ブレの少ないフォームで登坂。ラストの促しにはスッと回転数を上げることができていた。リフレッシュ効果てきめんといった雰囲気。好気配だ。【7】
■スリーパーダ 岩田望騎手騎乗、栗東坂路単走。全体的に力感に乏しく、ラストの仕掛けに対する反応もいまひとつ。中8週にしては単純に本数も物足りないし、そこまで派手に稽古で動かないタイプなのを差し引いても、攻め気配は強調しづらい。【5】
■ソーダズリング 松若騎手騎乗、栗東坂路単走。前後に馬がおり、適度に気合いが乗った状況で登坂。ラストまでいいリズム感を保ち、滑らかに加速した。1Fは11秒7(馬なり)と数字面も文句なし。中間には坂路4F50秒1(馬なり)と4F全体の自己ベストも更新しているし、絶好調と見ていい。【8】
■テンハッピーローズ 助手騎乗、栗東坂路単走。終いにしっかり負荷を掛ける単走調整。まだ心肺機能が万全でないのかラストに頭を揺らして苦しい素振りを見せたが、走り自体には躍動感があった。先週、そして今週のハード追いで息は出来上がってくるだろう。半年ぶりでも持てる力を出せるのでは。【6】
■ドロップオブライト 小沢騎手騎乗、栗東坂路単走。1週前に速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は終い重点で鞍上とのコンタクトを深めることに主眼を置いたような内容だった。鞍上としっかり折り合えており、ラストは溜めただけ脚をしっかり弾けさせていた。鞍上が完全に手の内に入れている感があり、いい状態で走れそう。【7】
■ナムラクレア 長谷川師騎乗、栗東坂路単走。1週前にある程度負荷を掛けられており、今週は終い重点で息を整える程度。手前の変換がややモサッとしてはいたが、ラストの伸びはさすがで楽々1F11秒6(馬なり)をマークした。1週前調教では遅れ入線に終わっており、まだ万全とは言い切れないものの、持てる力はしっかり出せるだろう。【6】
■プレサージュリフト 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。2頭を追走し直線では最内に。手応えほど切れなかった印象はあるものの、相手2頭と楽に併入としている。まだ良化の余地を残しているが、悪くない仕上がり。【6】
■ボンボヤージ 助手騎乗、栗東坂路単走。輸送を考慮し、終い重点の単走調整。ラストはワンペースとなったが、無理をさせなかったものだろう。中間は速い時計を出せており、前走を使った分の上積みは見込める。【6】
■ムーンプローブ 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。3歳未勝利と併走。年長馬の貫禄で相手以上のシャープな走りを保ち、楽に併入とした。加速はスムーズだったし、気持ちがしっかり乗っていたのも好感。中8週とひと息入れたのがいい方に出そうだ。【7】
■メイケイエール 助手騎乗、栗東CW単走。いつも通り序盤は慎重に入り、4Fから時計となる調整。いささか気合い不足で終始おっつけ気味だったのがどうかだが、伸びそのものは悪くなかった。走れるデキ。【6】
■モズゴールドバレル 団野騎手騎乗、栗東CW併せ馬。古馬3勝クラスの後ろにつけて、しばらく我慢させる実戦想定の稽古。直線半ばで満を持して追い比べに持ち込み、稽古駆けする相手をねじ伏せて1馬身の先着とした。ほぼ万全の仕上がり。【7】
■モズメイメイ 田口騎手騎乗、栗東坂路単走。この馬らしい上々の行きっぷりを見せ、ラストも馬なりを保って鋭く加速するテン良し、終い良しの内容。中間は坂路の自己ベストを更新しているし、健康状態はかなり良さそうだ。【7】
■ロータスランド 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬3勝クラスへ早々に取り付き併走状態で坂へ。相手も稽古駆けするタイプでしっかり抵抗するが、相手以上の素軽さからいい加速を見せ楽に併入フィニッシュとした。先週のCW併せ馬でも豪快に追走先着を果たしていたし、目標の一戦へ盤石の態勢で臨めそう。【7】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)
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ナムラクレア重賞5勝目期待
17日の京都牝馬S(G3、芝1400メートル)で、ナムラクレア(牝5、長谷川)が重賞5勝目を目指す。昨年は高松宮記念2着、スプリンターズS3着と大舞台で活躍。1400メートルでも力を発揮できる。
重賞6勝のメイケイエール(牝6、武英)が復活を狙う。22年セントウルS以来勝利がないが、ここ6戦はずっとG1で走ってきた。G3なら見直しが必要だろう。
ウインシャーロット(牝6、和田正)は昨年のこのレースで逃げて鼻差2着。10カ月ぶりの実戦だが、力を発揮できれば楽しみ。
その他、昨年フローラS2着だったソーダズリング(牝4、音無)、一昨年のこのレースを制したロータスランド(牝7、辻野)など、実績馬がそろう。