東京

11R

クイーンカップ

芝1,600m

直線は525.9m。向正面直線の右奥がスタート地点で、最初の3コーナーまでの距離は約542m(Aコース時)。3コーナー手前に高低差1.5mの上り坂、最後の直線途中に高低差2.1mの上り坂が設けられている。3~4コーナーは緩やかなカーブ。スピードのみならず、スタミナ・持続力も求められるコース。


03-13-08

馬連5点

03.04-01.03.07


過去10年

1人気 (3-4-1-2)
2人気 (1-2-2-5)
3人気 (3-2-2-3)
4人気 (2-1-1-6)
5人気 (0-1-1-8)
6人気以下(1-0-2-72)


9人気以下(0-0-0-46)


前走

距離延長(0-1-0-21)

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騎手

ルメール(66-45-31-94) 28.0% 47.0% 60.2%
戸崎圭太(29-25-29-130)13.6% 25.4% 39.0%
田辺裕信(21-22-21-120)11.4% 23.4% 34.8%
川田将雅(18-9-11-42) 22.5% 33.8% 47.5%
横山武史(16-18-16-108)10.1% 21.5% 31.6%
菅原明良(11-6-9-103)  8.5% 13.2% 20.2%
三浦皇成(9-18-14-144) 4.9% 14.6% 22.2%
石橋脩 (8-12-12-105) 5.8% 14.6% 23.4%
松山弘平(5-10-5-43)  7.9% 23.8% 31.7%
横山和生(4-5-6-58)   5.5% 12.3% 20.5%
松岡正海(4-4-9-58)   5.3% 10.7% 22.7%
キング (1-2-0-2)   20.0% 60.0% 60.0%
キングス(0-0-1-3)   0.0% 0.0% 25.0%

種牡馬
エピファネイア  (23-13-12-118)13.9% 21.7% 28.9%
ドゥラメンテ   (16-13-10-83) 13.1% 23.8% 32.0%
ハーツクライ   (12-17-19-108) 7.7% 18.6% 30.8%
キズナ      (10-12-5-76)  9.7% 21.4% 26.2%
キタサンブラック (9-6-4-30)  18.4% 30.6% 38.8%
カレンブラックヒル(2-2-3-30)   5.4% 10.8% 18.9%
ダノンバラード  (2-2-1-26)   6.5% 12.9% 16.1%
ロジャーバローズ (1-1-2-2)   16.7% 33.3% 66.7%
デクラレーションオ(0-2-0-9)   0.0% 18.2% 18.2%
Practical Joke  (0-0-1-0)   0.0% 0.0% 100.%
アポロキングダム (0-0-0-0)


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クイーンC(GIII、東京、芝1600m)

■アルセナール 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。1週前に続き、今週もある程度速いラップを刻む3頭併せ。直線では左右からタイトに挟まれる形ながら、自分のリズムを崩さず最優勢の手応えで併入とした。ここまでの乗り込みは順調そのものだし、能力全開に期待できる絶好の状態。【8】

■ガビーズシスター 助手騎乗、美浦坂路併せ馬。古馬3勝クラスを後ろに従え、序盤は折り合いに専念。ラストはどちらが古馬かわからないほどにいい手応えを保ったまま加速し、併入とした。芝適性はどうかも、状態は悪くない。【6】

■カレンナオトメ 菅原明騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。実戦感覚を涵養するため、早めに相手を迎え入れコーナー手前から併走を続ける内容。落ち着きを保って走り、ラストの促しにスッと切れて1馬身の先着を果たした。速い時計1本だけで仕上げた前走時より、いい状態にありそう。【6】

■クイーンズウォーク 中内田師騎乗、栗東坂路単走。先週川田騎手がCW併せ馬に騎乗し、気合い注入は完了。今週は指揮官が脚捌きを確認する程度の内容となった。坂の手前から集中した雰囲気で登坂し、ラストのゴーサインには好反応を示しスッと回転数を上げた。ほぼ万全の態勢。【7】

■コスモディナー 松岡騎手騎乗、美浦ウッド単走。速いラップを刻んで直線に入り、外を走る別組の併せ馬を仮想敵としてロックオン。気持ちを乗せて豪快に抜き去り、見た目上最先着とした。5F66秒2(馬なり)は自己ベスト更新の数字でも、余力十分の走り。中8週を間隔を取り、しっかり立ち直ってきたようだ。【7】

■サクセスカラー 田辺騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3歳未勝利を追走。一定の力強さはあったものの、気持ちが乗らなかったのかギアチェンジに時間を要したあたりが気になる。初戦を使っての上積みはそこまで感じられない。【5】

■サフィラ 助手騎乗、栗東坂路単走。日曜のCW追いで終いを伸ばしたのが実質の最終追い。輸送を控えた今週は僚馬を前に見ながら、併せにはいかず折り合いに専念させるような内容だった。序盤はいいリズムを保って登坂し、ラストは重い馬場を考えればまずまずの伸びを披露。阪神JF時のオーバーワークを踏まえたソフト調整がどう出るかだが、ひとまず順調。【6】

■サンセットビュー 助手騎乗、栗東坂路単走。走路がかなり混雑した時間帯に追われ、若干だけ力みもあったようだが余力は十分残っており、仕掛けには力強い伸びで応えていた。脚元になんらか懸念点があるのか、この中間CWで追えていないのがどうかだが、状態は悪くない。【6】

■テリオスサラ 戸崎騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝クラスを追走し直線入口で取り付いていく。相手の勢いにいったん気圧されるような場面はあったものの、気持ちを入れ直して対応。馬なりのまま脚を伸ばして併入とした。絶好調に思えた前走ほどの雰囲気にはなさそうだが、極端なデキ落ちまではない【6】

■ブライトアゲイン 助手騎乗、栗東坂路単走。森厩舎らしく序盤から出していくハードトレ。まずまず集中した雰囲気で登坂し、ラストまで素軽さを保って加速できていた。高知遠征から中2週とは思えない活気があったのはいい。順調。【6】

■モリノレッドスター 横山武騎手騎乗、美浦ウッド単走。中間にある程度乗り込みが進んでおり、今週はウッド単走で脚慣らし程度。踏み込みがやや浅いが、一定の素軽さはあった。脚元がしっかりしたのか、2歳夏以来となるウッド調整で追えたのも評価できる。順調。【6】

■ルージュサリナス 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。同じレースに出走するアルセナールらと3頭併せ。直線では相手2頭に手応えで見劣ってはいたが、この馬なりにジワジワ伸びて併入とした。手応え劣勢は2頭を追走する形だったことを考えれば情状酌量の余地あり。このひと追いで走れる態勢は整ったようだ。【6】

■ルージュスエルテ 助手騎乗、美浦坂路併せ馬。追走した2頭を坂の途中で楽々抜き去り、最先着を果たした。抜け出してもフワりとせず、体を大きく使って加速できていたあたりは好感。3カ月半ぶりとは思えない好気配だ。【7】

<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。

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良血サフィラ巻き返し期待

2月10日の東京では春の牝馬クラシックにつながるクイーンC(G3、芝1600メートル)が行われる。

ここで良血馬サフィラ(牝3、池添)が巻き返しを狙っている。アルテミスSは2着で、阪神JFは1番人気に推されるも4着。サリオスの全妹にあたり、この馬も大舞台での活躍を期待したい。

強敵はルージュスエルテ(牝3、国枝)。ここ2戦とも逃げてメンバー最速タイの上がりをマークし、5馬身差で圧勝している。1ハロン延長となるが、マイルも許容範囲だろう。

アルセナール(牝3、木村)も良血馬で、ナミュールの半妹にあたる。新馬戦が強い勝ちっぷりで、重賞でも楽しみは十分ある。

その他、未勝利戦を快勝したクイーンズウォーク(牝3、中内田)など、好素材がそろう。