東京
11R
東京新聞杯
芝1,600m
直線は525.9m。向正面直線の右奥がスタート地点で、最初の3コーナーまでの距離は約542m(Aコース時)。3コーナー手前に高低差1.5mの上り坂、最後の直線途中に高低差2.1mの上り坂が設けられている。3~4コーナーは緩やかなカーブ。スピードのみならず、スタミナ・持続力も求められるコース。
01-05-08
馬連5点
06.09-06.11.12
過去10年
1人気 (1-1-2-6)
2人気 (0-1-2-7)
3人気 (3-1-1-5)
4人気 (3-0-1-6)
5人気 (2-2-2-4)
6人気以下(1-5-2-90)
7歳以上(0-1-0-31)
牝馬ノーザン(4-4-2-11)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
騎手
ルメール(63-45-31-93) 27.2% 46.6% 59.9%
戸崎圭太(29-24-28-129)13.8% 25.2% 38.6%
横山武史(16-18-15-106)10.3% 21.9% 31.6%
菅原明良(11-6-9-101) 8.7% 13.4% 20.5%
三浦皇成(9-17-14-142) 4.9% 14.3% 22.0%
石橋脩 (8-12-12-103) 5.9% 14.8% 23.7%
横山和生(4-5-6-57) 5.6% 12.5% 20.8%
藤岡佑介(3-1-2-12) 16.7% 22.2% 33.3%
坂井瑠星(3-0-1-42) 6.5% 6.5% 8.7%
岩田望来(2-2-1-32) 5.4% 10.8% 13.5%
横山典弘(2-3-7-51) 3.2% 7.9% 19.0%
北村友一(1-2-2-17) 4.5% 13.6% 22.7%
岩田康誠(1-2-1-32) 2.8% 8.3% 11.1%
浜中俊 (1-0-1-15) 5.9% 5.9% 11.8%
キング (0-2-0-0) 0.0% 100.% 100.%
キングス(0-0-0-2) 0.0% 0.0% 0.0%
種牡馬
ロードカナロア (25-32-25-186) 9.3% 21.3% 30.6%
エピファネイア (23-13-12-117)13.9% 21.8% 29.1%
ドゥラメンテ (16-13-10-80) 13.4% 24.4% 32.8%
ルーラーシップ (16-10-11-119)10.3% 16.7% 23.7%
モーリス (12-16-14-97) 8.6% 20.1% 30.2%
ダイワメジャー (11-10-12-104) 8.0% 15.3% 24.1%
キタサンブラック (9-6-3-29) 19.1% 31.9% 38.3%
スクリーンヒーロー(8-15-16-79) 6.8% 19.5% 33.1%
イスラボニータ (6-9-4-39) 10.3% 25.9% 32.8%
スピルバーグ (2-2-6-18) 7.1% 14.3% 35.7%
ネオユニヴァース (1-2-0-16) 5.3% 15.8% 15.8%
マインドユアビスケッツ(0-0-0-3) 0.0% 0.0% 0.0%
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京新聞杯(GIII、東京、芝1600m)
■アヴェラーレ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。1週前に強い負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週はリズム重視で終いだけ伸ばす内容だった。2頭を追って直線では最内に進路を取る。序盤に溜めた分あと1枚ギアを上げて欲しい感はあったものの、素軽く動いて3頭併入でフィニッシュとした。状態安定。【6】
■アスクコンナモンダ 中井騎手騎乗、栗東CW併せ馬。序盤にじっくり溜めて、終いにしっかり追うメリハリを意識した内容。ラストは別厩舎の併せ馬と敢えて追い比べに持ち込み、体を大きく使って抜き去った。先週の強い負荷で一気に状態が上がってきたか。ほぼ万全。【7】
■ウインカーネリアン 三浦騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝クラスを目標に、序盤は力まずピタッと折り合って進む。直線半ばであっさり相手を突き放したが、抜け出しても気持ちを切らさずギアを上げた。先週まで着けていたブリンカー(レースでは装着予定)の効果で、より前向きさが出てきたような雰囲気。好仕上がりと言える。【7】
■ウンブライル 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。オープン馬ダーリントンホールら骨っぽい相手2頭との3頭併せ。直線では真ん中に位置取り、抜群の手応えを保って加速していく。そのまま余力十分に左右2頭と併入。気持ちの乗りは9カ月ぶりをまったく感じさせず、さっそくの能力全開に期待。【7】
■コナコースト 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CWで目一杯追われたのが実質の最終追い。今週は終い重点の内容となった。混雑した走路でも自分の走りに集中して脚を溜めると、ゴーサインを出されたラストは一気に回転数を上げ1F11秒7(馬なり)と切れに切れた。文句なしの好気配。【8】
■サウンドビバーチェ 助手騎乗、栗東坂路単走。やや力みが目立つが活気ある雰囲気で登坂。掛かり気味だった分ラストはワンペースとなったものの、1F12秒4(馬なり)でまとめた。4F全体52秒3は自己ベスト更新の数字。久々だった前走より着実に良化。【6】
■サクラトゥジュール 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。序盤から速いラップを刻み、内後方からの古馬3勝クラスを迎え撃つ併せ馬。やや重心の高さは目立つものの、相手が接近してくると気持ちを乗せ加速、リードを2馬身に拡げてフィニッシュとした。太かった体もこれで絞れてきそう。前走を叩かれ型通り上昇か。【6】
■ジャスティンカフェ 坂井騎手騎乗、栗東CW併せ馬。2頭を追走し、直線入口でロックオンした際テンションが高くなったところを鞍上がきっちり制御。オーバーワークとならないようジワジワと加速し、それぞれと併入としている。先週金曜に坂路4F49秒4という猛時計を出し、その影響で前進気勢が強くなっているようだが、なんにせよ活気、体調面はかなりのレベルと言える。【7】
■ダノンタッチダウン 北村友騎手騎乗、栗東ポリ単走。まずまずの折り合いから、直線ではラチ沿いでスムーズに加速できていた。この中間は変化を求めて初のポリトラック調整。これがどう出るかだが、前走を使った分の良化は見込めるのでは。【6】
■トゥードジボン 助手騎乗、栗東CW単走。序盤は流し、時計となったのは4Fから。まずまずの活気はあったが、仕掛けられたラストは素軽さを欠いていたような印象。まとまった休みを取っておらず、状態は良くて平行線か。【5】
■ドルチェモア 石橋騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。2頭を追走し、序盤から速いラップを刻んでいく。直線でも勢いを失わず、いい手応えを維持したまま豪快に伸び1頭に先着、1頭と併入としている。チークピーシズ装着の効果か、テンよし終いよしの見違える動き。好気配。【7】
■フリームファクシ 助手騎乗、栗東坂路単走。道中はやや脚捌きに硬さがあったものの、ラストで手前を替えてからの伸びは鋭かった。休み明けを2回使われ着実に前進。【6】
■ホウオウビスケッツ 岩田康騎手騎乗、栗東CW単走。先週3頭併せで強い負荷を掛けており、今週は鞍上とのコンタクトを深めることに専念したような内容。全体的に若干の重苦しさを感じさせたが、ラストの促しには体を大きく使って応えていた。前走時よりいい状態で走れそう。【6】
■マスクトディーヴァ 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤から集中し、ブレの少ないシャープなフォームで登坂。ラストは仕掛けに対しグンと体を沈めて加速した。休養期間を経て、いかにも体幹が強化されたような雰囲気。3カ月半ぶりの復帰戦とすれば、上々の仕上がりだ。【7】
■マテンロウスカイ 助手騎乗、栗東坂路単走。敢えて他馬で混雑した時間帯に追い、リズムを崩さず登坂。ラストはやや鞍上の手が動いたが、お釣りを残して長くいい脚を使った。高いレベルで安定。【7】
■ルージュリナージュ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝クラスを追走。取り付いてからの加速に若干手間取ったが、ギアが入ってからの伸びは上々で楽に併入としている。中間の負荷は軽く感じるものの、華奢で仕上がりに手が掛からないタイプ。自分の競馬をできる状態だろう。【6】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジャスティンカフェ雪辱だ
2月4日の東京新聞杯(G3、芝1600メートル)で、昨年4着のジャスティンカフェ(牡6、安田翔)がリベンジを狙っている。3走前にエプソムCを快勝し、前走のマイルCSでも3着に健闘。マイル界屈指の1頭だ。1番人気だった昨年は前残りに泣いたが、上がり最速で力は見せていただけに、充実する今年は展開不問で差し切りだ。
強敵はマスクトディーヴァ(牝4、辻野)。ローズSで重賞初Vを決めると、秋華賞はリバティアイランドの2着に好走した。能力が高く、牡馬相手でも好レースを期待したい。
昨年の覇者ウインカーネリアン(牡7、鹿戸)は前走でBCマイル(11着)に挑戦し、今回は帰国初戦。流れ次第で今年もチャンスはある。
他にも、9カ月ぶりだがNHKマイルC2着の実力馬ウンブライル(牝4、木村)、昨年の関屋記念を勝ったアヴェラーレ(牝6、木村)など実績馬がそろう。