東京

11R

根岸ステークス

ダート1,400m

JRAのダート1400mで唯一オールダートのコース。1300mのスタート地点から100m下がった向こう正面やや右がスタート地点で、3コーナーまでの距離は約440m。スタート後は緩やかな下り坂で、向正面途中で緩やかな上り坂に変わる。直線は501.6m。先行争いでペースが上がることが多く、クラスが上がるにつれ直線の脚の重要性が増す。


07-16-10 @1,660


馬連5点

03.16-03.07.10

過去10年

1人気 (5-3-0-3)
2人気 (1-2-3-4)
3人気 (1-2-0-7)
4人気 (1-1-2-6)
5人気 (0-0-2-8)
6人気以下(2-3-3-99)


7歳以上(1-3-4-63)


前走

OP4着以下(0-0-0-25)


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騎手
戸崎圭太(33-28-18-144)14.8% 27.4% 35.4%
田辺裕信(24-15-19-163)10.9% 17.6% 26.2%
横山武史(18-16-19-116)10.7% 20.1% 31.4%
菅原明良(14-16-13-134) 7.9% 16.9% 24.3%
石橋脩 (13-16-14-119) 8.0% 17.9% 26.5%
石川裕紀(9-22-11-173) 4.2% 14.4% 19.5%
武豊  (8-5-3-46)  12.9% 21.0% 25.8%
川田将雅(8-3-4-18)  24.2% 33.3% 45.5%
柴田善臣(2-8-7-67)   2.4% 11.9% 20.2%
水口優也(1-0-2-3)   16.7% 16.7% 50.0%
団野大成(1-0-0-10)   9.1% 9.1% 9.1%
小林勝太(0-2-1-18)   0.0% 9.5% 14.3%
藤岡康太(0-1-0-5)   0.0% 16.7% 16.7%
川須栄彦(0-0-1-5)   0.0% 0.0% 16.7%
松若風馬(0-0-0-12)   0.0% 0.0% 0.0%
落合玄太(0-0-0-0)

種牡馬
ヘニーヒューズ  (37-31-31-246)10.7% 19.7% 28.7%
ロードカナロア  (25-16-15-146)12.4% 20.3% 27.7%
シニスターミニスタ(23-18-20-117)12.9% 23.0% 34.3%
ドレフォン    (12-5-6-58)  14.8% 21.0% 28.4%
マジェスティックウ(7-6-2-67)   8.5% 15.9% 18.3%
パイロ      (6-14-22-142) 3.3% 10.9% 22.8%
オルフェーヴル  (5-3-3-55)   7.6% 12.1% 16.7%
スマートファルコン(4-4-3-54)   6.2% 12.3% 16.9%
キズナ      (3-7-0-50)   5.0% 16.7% 16.7%
コパノリッキー  (3-0-4-52)   5.1% 5.1% 11.9%
ローレルゲレイロ (2-0-1-10)  15.4% 15.4% 23.1%
Malibu Moon    (1-1-1-7)   10.0% 20.0% 30.0%
ヴィットリオドーロ(0-0-0-1)   0.0% 0.0% 0.0%
Central Banker  (0-0-0-0)


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根岸S(GIII、東京、ダ1400m)

■アイオライト 助手騎乗、美浦坂路単走。序盤は荒れた馬場にやや手こずっているような雰囲気もあったが、手前を替えてからの伸びは鋭かった。あと1本欲しい印象はあるものの、悪くない仕上がり。【6】

■アルファマム 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。10馬身近く先行させた相手を追走する意欲的な内容。坂の途中で取り付くと、手応え圧倒のままジワッと加速し併入とした。混雑した走路でもリズムを崩していなかったのは好感。最終追いで併せ馬を行うのは自身初で、それだけ心身の状況が整っているということか。中9週を感じさせない上々の気配。【7】

■アームズレイン 上村師騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬2勝クラスと併走。序盤から速いラップを刻み、ラストはやや勢いが鈍ったものの一定の軽快さを保って併入としている。終いこそ時計を要したが4F全体52秒1(馬なり)は自己ベスト更新の数字。デキ落ちはなく順調だ。【6】

■エクロジャイト 助手騎乗、栗東坂路単走。いつも通り、ゆったり入り終いだけを伸ばす調整。あと少し踏み込んで欲しい感はあったが、一定の素軽さは保てていたし、反応も悪くなかった。距離対応がどうかも、ひと息入っていた前走よりいい状態で走れそう。【6】

■エンペラーワケア 助手騎乗、栗東坂路単走。先週ルガル(シルクロードSに出走)と互角に走り、坂路4F49秒7を叩き出したのが実質の最終追い。今週は疲れを残さないことに徹した軽め調整に留まる。しっかり折り合い、ラストは気持ちを乗せて長くいい脚を使えていた。一連の好調をキープ。【7】

■オマツリオトコ 石川騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。大外でイン後方からの格下馬を迎え入れる併せ馬。いったん先に出られた相手を差し返し、半馬身先着とした。切れに物足りなさはあるものの、素軽さはまずまず。この馬なりに順調か。【6】

■ケンシンコウ 田辺騎手騎乗、美浦坂路単走。まずまず落ち着いて走れていたが、追われてからギアが上がり切らずラストで失速していた。もともと稽古で動かないタイプにしても、いかにも久々を感じさせる重苦しさがあったのは否めない。ここを使ってからだろう。【4】

■サンライズフレイム 助手騎乗、栗東坂路単走。良くも悪くも遊びを感じさせるような素振りはありつつ、馬場の真ん中を力強いフォームで登坂し速いラップを刻む。仕掛けへの反応はやや鈍かったが、ギアが入ってからの伸びは豪快だった。このひと追いで走れる状態は整ったか。【6】

■シャマル 川須騎手騎乗、栗東坂路単走。1週前にCWで強い負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週は終い重点で鞍上との意思疎通を深めることに主眼を置いたような内容だった。セーブ気味ながら終始前向きさを感じさせ、ラストの促しには体を柔軟に使って応えた。半年以上ぶりをまったく感じさせない万全の仕上がり。【7】

■タガノビューティー 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬1勝クラスと併走。手応えは完全に劣勢で、グイグイ仕掛けられてなんとか半馬身遅れに踏みとどまった。見栄えは悪いが、稽古ではいつもこんな感じ。中間はCWで2本強い負荷を掛けられており、体調面に不安はない。自分の競馬はできる状態。【6】

■パライバトルマリン 戸崎騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。ゆったり入り、ラストで気合いを入れる併せ馬。4角で楽々取り付いてアオりつつ併走、直線半ばで促されるとスッと体を沈め懸命に追われる相手を1馬身突き放しての先着とした。鞍上との息がぴったり合っている点に好感。先週も豪快な伸びを示したし、前走から気配は急上昇か。【8】

■ピアシック 助手騎乗、栗東坂路単走。使い詰めからの中1週で東京遠征とあって、息を整る程度の内容。重苦しさは感じさせず、ラストは気持ちを乗せて加速できていた。大幅上積みこそ強調できないものの、順調さをキープ。【6】

■フルム 水口騎手騎乗、栗東坂路単走。先週強い負荷を掛けられており、輸送を控えた今週はリズム重視の内容。ブレの少ないフォームで集中して登坂し、ラストは滑らかな加速を見せた。いかにもメンタル面でいい状況にありそうな雰囲気。高いレベルで安定している。【7】

■ヘリオス 助手騎乗、栗東CW単走。近走同様、序盤は折り合いに専念し、終いの反応に磨きを掛ける最終調整。力まずに脚を溜めて直線に入り、ラストは力強い踏み込みから軽快に伸びた。馬自ら気持ちを乗せていた点に好感。いきなり能力全開となりそうな雰囲気だ。【7】

■ベルダーイメル 助手騎乗、栗東坂路単走。輸送を考慮し序盤は無理をさせず、終いだけ気合いを入れる内容。あと少し切れて欲しかったが、まずまず力強い伸びを披露した。この馬なりに悪くない状態。【6】

■ライラボンド 小林勝騎手騎乗、美浦ウッド単走。小倉遠征からの中1週となるので、脚捌きを確認する程度。時計は平凡ながらまずまずの素軽さを維持して加速できていた。疲れは感じられず、順調と言える。【6】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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5連勝目指すサンライズフレイム

28日の東京では根岸S(G3、ダート1400メートル=1着馬にフェブラリーS優先出走権)が行われる。

ここは重賞初挑戦のサンライズフレイム(牡4、石坂)が注目を集めそう。1勝クラスから前走のオープン特別(オータムリーフS)まで4連勝中で、デビューから6戦5勝を誇る。スタートがネックだが、しまいの脚は確実。このメンバーでも素質は通用しそうだ。

タガノビューティー(牡7、西園正)は武蔵野Sで2着に健闘。昨年のこのレースは4着だったが、立ち回り次第では勝ち負けも可能だろう。

その他、昨年の関東オークスを制すなど安定感抜群のパライバトルマリン(牝4、林)や、競走除外明けだが交流重賞4勝のシャマル(牡6、松下)など実力馬がそろう。