小倉

11R

愛知杯

芝2,000m

直線は約293m、坂はなく平坦。正面スタンド前の直線4コーナーポケットがスタート地点で、コースを1周強する。最初の1コーナーまでの距離は約472m。2コーナー入口にコースの最高地点があり、全体の高低差は2.96m。1800mに比べ序盤のペースは上がりやすく、クラスが上がると持続力が求められる。


12-03-02

11.12-05.08.11

過去10年

1人気 (3-1-1-4)
2人気 (1-1-1-6)
3人気 (0-1-0-8)
4人気 (0-0-2-7)
5人気 (0-2-0-7)
6人気以下(5-4-5-89)

 

前走

1.0秒以上負け(1-0-1-30)

芝1,800(0-0-1-30)

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騎手

藤岡康太(18-11-7-70) 17.0% 27.4% 34.0%
西村淳也(13-22-10-73)11.0% 29.7% 38.1%
川田将雅(12-6-5-21) 27.3% 40.9% 52.3%
幸英明 (7-9-14-63)  7.5% 17.2% 32.3%
鮫島克駿(7-7-7-51)  9.7% 19.4% 29.2%
菱田裕二(5-2-2-32)  11.9% 16.7% 23.8%
斎藤新 (3-1-8-62)  4.1% 5.4% 16.2%
丸山元気(1-0-3-14)  5.6% 5.6% 22.2%
永島まな(0-1-3-21)  0.0% 4.0% 16.0%
富田暁 (1-3-7-59)  1.4% 5.7% 15.7%
藤懸貴志(0-2-1-28)  0.0% 6.5% 9.7%
佐々木大(0-0-0-9)   0.0% 0.0% 0.0%
松岡正海(0-0-0-0)
モリス (0-0-0-0)

種牡馬
ディープインパクト(39-46-33-237)11.0% 23.9% 33.2%
ハーツクライ   (28-39-35-208) 9.0% 21.6% 32.9%
キングカメハメハ (16-11-12-104)11.2% 18.9% 27.3%
エピファネイア  (10-8-6-78)  9.8% 17.6% 23.5%
キズナ      (8-9-5-60)   9.8% 20.7% 26.8%
ドゥラメンテ   (6-8-11-55)  7.5% 17.5% 31.3%
ゴールドシップ  (4-4-6-50)   6.3% 12.5% 21.9%
ミッキーロケット (1-0-0-7)   12.5% 12.5% 12.5%
イスラボニータ  (0-0-1-4)   0.0% 0.0% 20.0%


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愛知杯(GIII、小倉、芝2000m)


■アレグロモデラート 富田騎手騎乗、栗東CW単走。序盤はかなり掛かっていたようだが、それでも直線での余力は残っており、鞍上の仕掛けにいい反応を示して切れた。脚捌きは軽快でいかにも体調が良さそう。好気配。【7】

■ウインピクシス 助手騎乗、美浦ウッド単走。1月8日の調整が最終追い。中3週を考慮し、序盤はゆったり入って4Fから馬なりで時計を出す形。稽古駆けする馬らしく、柔軟に体を使い滑らかに加速できていた。高いレベルで安定している。昨年(2023/1/14の壇之浦S・1着)同様、月曜に追って早めに小倉入りするパターンで臨むよう。【7】

■エニシノウタ 助手騎乗、栗東坂路単走。8日にCWで終いを伸ばしたのが実質の最終追い。坂路で終い重点の併せ馬を行った。東京新聞杯予定のオープン馬ワールドウインズを追い、手応えは劣勢ながら渋太く食らいつき併入に持ち込んだ。あとひと追い欲しいところだが、まずまずのデキ。【6】

■エリカヴィータ 助手騎乗、小倉ダート単走。1月4日に小倉入りしており、最終追いも現地で。14-14ペースの軽い調整ながら、終いは気持ちを乗せて加速できていた。美浦での1週前もいい動きだったし、この馬なりに順調と言える。【6】

■グランスラムアスク 助手騎乗、栗東CW単走。全体的に気迫に乏しく、直線に入っても気持ちが乗ってこないのか踏み込みが浅く、鞍上に終始おっつけられてなんとかジワッと脚を伸ばすといった感じだった。このひと追いで変わってはきそうだが、それでもギリギリ及第点までか。【5】

■コスタボニータ 長岡騎手騎乗、栗東CW併せ馬。1月7日の調整が最終追い。3歳未勝利を楽々とアオり、直線半ばでスッと抜け出し1馬身としている。中8週だった前走で好走した反動は感じられず、引き続き好調。【7】

■セントカメリア 助手騎乗、栗東坂路単走。使い詰めからの中2週小倉遠征となるので、息遣いを整える程度の内容。そこまで稽古駆けしない馬なりに、しっかり踏み込んで加速できていたのはいい。大幅上昇こそなさそうだが、順調と言える。【6】

■タガノパッション 助手騎乗、栗東坂路単走。1月8日の調整が最終追い。ラストは伸びあぐねたが、坂路でそこまで走らないタイプなので問題はないだろう。乗り込みは順調で、この馬の競馬はできるのでは。【6】

■テリオスマナ 藤懸騎手騎乗、栗東坂路単走。斜め前方にいる馬を視界に入れつつ、気持ちを乗せる調整。序盤ゆったり入った割にはラストでモタついたが、伸びそのものは上々の部類だった。半年以上ぶりの影響か素軽さに物足りなさは感じるものの、このひと追いで状態は整ってきそう。【6】

■フラーズダルム 助手騎乗、栗東CW併せ馬。序盤からある程度速いラップを刻んで2勝クラスを追走。直線半ばからは追い比べとなり、これを渋太く制してアタマ差ほどの先着となった。中間の攻めが手緩いあたりがどうかだが、この馬の力は出せる状態だろう。【6】

■ミスフィガロ 助手騎乗、栗東坂路単走。いささか迫力に乏しく、走りもこぢんまりとしている。それでもこの馬なりに素軽さを保って加速はできていた。5カ月ぶりだった前走よりはいい状態か。【6】

■ミッキーゴージャス 斎藤騎手騎乗、栗東坂路単走。先週川田騎手が騎乗したCW併せ馬が実質の最終追い。小倉への輸送を控える今週は終いの反応を確認する程度だった。混雑した走路でもブレのないフォームで集中して登坂。スムーズな加速から最後の最後に手前を替えてもうひと切れし、フィニッシュとした。いかにも充実期といった雰囲気。申し分のない好気配だ。【8】

■ルージュスティリア 助手騎乗、栗東坂路単走。坂の入口でヨレたがすぐに体勢を立て直し、力強い踏み込みで登坂。ラストでやや勢いは鈍ったものの、馬なりを保って駆け抜けた。持てる力は出せる状態。【6】

■ローゼライト 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。目標の馬へ早めに取り付き併走。相手が走らなかった感もあるが、お釣りを残した手応えのまま半馬身ほどの先着を果たしている。先週はCWで速い時計を出せており、体調は良さそうだ。順調。【6】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。


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良血ミッキーゴージャス一発も

牝馬限定のハンデ戦・愛知杯(G3、芝2000メートル)が13日の小倉で行われる。

良血ミッキーゴージャス(牝4、安田隆)は一発十分。オークスと秋華賞を制したミッキークイーンを母にもち、2勝クラスと3勝クラスを連勝中。ハンデ次第では勢いに乗って重賞初勝利もある。

その他、昨年のクイーンSで2着に踏ん張ったウインピクシス(牝5、上原博)、中京記念3着のルージュスティリア(牝5、藤原英)などがチャンスをうかがう。