京都
11R
日経新春杯
芝2,400m
外回りコースを使用。4コーナー奥のポケットがスタート地点。スタートしてスタンド前の直線を1コーナーまで約600m走る。向正面途中から3コーナーにかけて4.3mの上り坂が設けられており、3コーナー入口の坂の頂上から4コーナーにかけて一気の下り坂。それ以降は平坦で、最後の直線は404m(Aコース時)。
08-13-14
04.05-04.07.08
過去10年
1人気 (3-3-0-4)
2人気 (4-1-0-5)
3人気 (1-0-1-8)
4人気 (0-1-5-4)
5人気 (0-2-0-8)
6人気以下(2-3-4-89)
7歳以上(0-0-0-45)
関西馬(9-10-7-93)
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騎手
川田将雅(15-5-11-20)29.4% 39.2% 60.8%
武豊 (10-3-5-19) 27.0% 35.1% 48.6%
松山弘平(8-4-7-39) 13.8% 20.7% 32.8%
池添謙一(6-4-3-22) 17.1% 28.6% 37.1%
和田竜二(6-7-7-50) 8.6% 18.6% 28.6%
北村友一(0-2-2-25) 0.0% 6.9% 13.8%
田口貫太(0-0-0-6) 0.0% 0.0% 0.0%
西村淳也(0-0-0-5) 0.0% 0.0% 0.0%
角田大河(0-0-0-2) 0.0% 0.0% 0.0%
高田潤 (0-0-0-2) 0.0% 0.0% 0.0%
菅原明良(0-0-0-1) 0.0% 0.0% 0.0%
木幡初也(0-0-0-0)
田辺裕信(0-0-0-0)
ルメート(0-0-0-0)
種牡馬
ディープインパクト(26-15-15-96)17.1% 27.0% 36.8%
ハーツクライ (12-8-9-82) 10.8% 18.0% 26.1%
ハービンジャー (6-10-4-37) 10.5% 28.1% 35.1%
ルーラーシップ (1-7-2-22) 3.1% 25.0% 31.3%
エピファネイア (1-0-0-9) 10.0% 10.0% 10.0%
サトノダイヤモンド(0-1-0-0) 0.0% 100.% 100.%
キズナ (0-0-4-5) 0.0% 0.0% 44.4%
ダノンバラード (0-0-0-0)
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日経新春杯(GII、京都、芝2400m)
■インプレス 角田河騎手騎乗、栗東CW併せ馬。目標としたオープン馬キリンジと直線半ばから実戦張りの追い比べとなり、どちらも譲らず併入している。先週も目一杯追われており、体調や脚元に不安なし。あと少し素軽さは欲しいが、走れる状態。【6】
■カレンルシェルブル 安田翔師騎乗、栗東CW併せ馬。1週前に強い負荷を掛けており、今週は終い重点で京成杯に出走するダノンデサイルの先導役を務めた。直線入口から併走状態となり、やや勢いでは見劣ったものの余力を残し併入としている。先週はかなりモタモタしていたようだが、今回はまずまずの素軽さがあった。前走よりはいい状態で走れそう。【6】
■サヴォーナ 池添騎手騎乗、栗東坂路単走。先週の併せ馬で負荷を掛けているが、今週もある程度速いラップを刻む意欲的な調整。荒れ気味の馬場をモノともせずスピードに乗っていき、ラストの仕掛けには体を大きく使った伸びで応えた。今期初戦へ、いい状態で臨めそう。【7】
■サトノグランツ 助手騎乗、栗東ポリ併せ馬。先週川田騎手が騎乗しCW3頭併せで負荷を掛けたのが実質の最終追い。今週は疲れを残さないようポリトラックコースで馬なり調整となった。デビュー前の新馬をロックオンし、直線半ばまで後方で我慢。仕掛けられるとスッと切れて楽々併入とした。万全の仕上がり。【7】
■シンリョクカ 木幡初騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。2頭を追走し、直線では最内へ進路を取る。促されての反応にやや鈍さがあり、手前の変換もモタつくがギアが入ってからの伸びはまずまずの迫力があった。このひと追いで走れる態勢は整ったようだ。【6】
■ディアスティマ 北村友騎手騎乗、栗東坂路単走。有馬記念の可能性も考慮し早い段階から乗り込んできており、今週は鞍上とのコンタクトを深めるのに専念したような内容となった。ピタッと折り合い、力みを感じさせず登坂。ラストは溜めたほど弾けず、ダラッとした伸びに留まったが、年齢的なものもあるだろう。前走から着実に良化。【6】
■ナイママ 助手騎乗、美浦坂路単走。日曜のウッド追いで速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は坂路で流し、息を整える程度の内容だった。全体時計は平凡ながら、ラストは馬なりのまま加速。近3走がウッドでの最終追いだったのを今回坂路に切り替えたのがどう出るかだが、気配は悪くない。【6】
■ハーツイストワール 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。今週末出走予定(ニューイヤーS)のオープン馬パラレルヴィジョンを外で先導する形。4角途中から併走状態に持ち込むと、最後まで馬なりを保ったまま軽快に回転数を上げ併入とした。ブレのないフォームに好感。長期休養明けだった前走を使われての反動は軽微だったようで、気配は急上昇か。【8】
■ハーツコンチェルト 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。京成杯に出走するアーバンシックとの最終スパーリング。外先導で入り直線入口から併走となるが、トボけたような面を見せ、いったん相手にリードを許す。そこから鞍上がグイグイ仕掛けてなんとか併入に持ち込んだ。精神面でまだ整っていなさそうだが、踏み込みはまずまず力強い。走れる態勢だろう。【6】
■ヒンドゥタイムズ A.ルメートル騎手騎乗、栗東CW併せ馬。2頭を追走。直線では最内に進路を取ると、いい手応えを保ったまま抜け出し最先着を果たした。このレース一本に絞って調整されており、ぴったりいい状態に仕上がっている。【7】
■ブローザホーン 菅原明騎手騎乗、美浦ウッド単走。終い重点で序盤はやや行きたがっていたようだが、許容範囲内。最後まで無理をさせなかったので時計は平凡も、首をしっかり沈め気持ちを乗せて走れていたのは評価できる。前走が心房細動のため競走中止、有馬記念を除外となっての仕切り直し戦は、悪くない状態で走れそう。【6】
■リビアングラス 助手騎乗、栗東CW併せ馬。デビュー前の新馬2頭を追走。序盤はある程度折り合って脚は溜まっていたはずだが、追われての反応がワンテンポ遅れ、それぞれに届かずの遅れ入線に終わっている。それでも、ギアが入ってからの伸びはまずまず。前走を使われた分の上積みはありそう。【6】
■リレーションシップ 助手騎乗、栗東CW併せ馬。同じレースに出走するヒンドゥタイムズら2頭を外で先導する3頭併せ。溜めたほどの切れはなく ヒンドゥタイムズにはあっさり交わされ、もう1頭には先着したもののデビュー前の新馬だった。先週は障害練習を試していたし、転厩初戦のここは使うだけか。【4】
■レッドバリエンテ 西村淳騎手騎乗、栗東ポリ併せ馬。先週CWで目一杯追われたのが実質の最終追い。今週はポリラックで楽な相手との併せ馬をこなした。道中はしっかり折り合い、ラストは取り付いた相手2頭に合わせるようにして併入としている。鞍上との息はぴったりといった印象。調整に順調さを欠いていた前走時と比較し、はるかにいい状態で走れそう。【7】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
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サトノグランツ巻き返す
2024年最初のG2・日経新春杯(芝2400メートル)が14日の京都で行われる。
ここは重賞2勝のサトノグランツ(牡4、友道)が実績上位だろう。昨年の京都新聞杯と神戸新聞杯を勝利しており、ここは力を発揮しそう。菊花賞(10着)以来の実戦だが、力通りなら勝ち負けになる。
同世代のサヴォーナ(牡4、中竹)も面白い。重賞未勝利だが、神戸新聞杯で10番人気ながら2着に走ると、菊花賞では5着に健闘した。しぶとさを生かせば一発十分だ。
その他、昨年の小倉大賞典で重賞初Vを決めたヒンドゥタイムズ(セン8、斉藤崇)、中長距離で安定感抜群のブローザホーン(牡5、中野)、先行力のあるディアスティマ(牡7、高野)など、実力馬がそろう。