京都

11R

京都金杯

芝1,600m

向正面の2コーナー奥に延びたポケットからのスタートで、3コーナーまでの距離は712m(Aコース時)。3コーナーにかけて4.3mの上り坂が設けられており、3コーナー入口の坂の頂上から4コーナーにかけて一気の下り坂。内回りに比べ、コーナーは緩やかだが坂の傾斜はきつい。それ以降は平坦で、最後の直線は404m(Aコース時)。


的中🎯02-11-04 @4,720



馬連(5点)02.07-01.02.11

過去10年

1人気 (2-1-1-6)
2人気 (0-2-2-6)
3人気 (2-1-0-7)
4人気 (1-2-0-7)
5人気 (2-1-2-5)
6人気(3-3-5-104)


7歳以上(0-2-2-41)


前走

重賞10人気以下、10着以下(0-0-1-29)

OP6人気以下(0-0-2-25)

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騎手

川田将雅(9-7-2-12)30.0% 53.3% 60.0%
松山弘平(8-1-8-29)17.4% 19.6% 37.0%
武豊  (4-3-2-17)15.4% 26.9% 34.6%
北村友一(4-2-3-19)14.3% 21.4% 32.1%
藤岡佑介(3-4-2-21)10.0% 23.3% 30.0%
坂井瑠星(3-3-2-20)10.7% 21.4% 28.6%
岩田康誠(3-2-1-17)13.0% 21.7% 26.1%
酒井学 (2-0-0-13)13.3% 13.3% 13.3%
鮫島克駿(1-2-1-10) 7.1% 21.4% 28.6%
団野大成(1-1-1-10) 7.7% 15.4% 23.1%
松若風馬(1-0-3-18) 4.5% 4.5% 18.2%
太宰啓介(1-0-2-12) 6.7% 6.7% 20.0%
幸英明 (0-5-3-23) 0.0% 16.1% 25.8%
西村淳也(0-5-2-7) 0.0% 35.7% 50.0%
吉田隼人(0-2-0-3) 0.0% 40.0% 40.0%
浜中俊 (0-0-0-21) 0.0% 0.0% 0.0%
秋山真一(0-0-0-10) 0.0% 0.0% 0.0%
ルメート(0-0-0-0)

種牡馬
ディープインパクト(15-9-13-62)15.2% 24.2% 37.4%
ロードカナロア  (4-6-3-36)  8.2% 20.4% 26.5%
ダイワメジャー  (4-4-6-30)  9.1% 18.2% 31.8%
イスラボニータ  (3-0-0-0)  100.% 100.% 100.%
ジャスタウェイ  (2-0-0-7)  22.2% 22.2% 22.2%
キングカメハメハ (1-4-1-12)  5.6% 27.8% 33.3%
ルーラーシップ  (1-3-2-19)  4.0% 16.0% 24.0%
エピファネイア  (1-0-2-8)  9.1% 9.1% 27.3%
シルバーステート (0-1-0-2)  0.0% 33.3% 33.3%
ドゥラメンテ   (0-0-1-4)  0.0% 0.0% 20.0%
モーリス     (0-0-1-5)  0.0% 0.0% 16.7%
アイルハヴアナザー(0-0-0-4)  0.0% 0.0% 0.0%
ベルシャザール  (0-0-0-3)  0.0% 0.0% 0.0%
ワールドエース  (0-0-0-2)  0.0% 0.0% 0.0%


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京都金杯(GIII、京都、芝1600m)

■アヴェラーレ 助手騎乗、美浦坂路単走。輸送を考慮し、終いだけ重点の調整。仕掛けにワンテンポだけ反応が遅れたものの、ギアが入ってからの伸びは上々だった。ここまでの乗り込みは順調で健康面に不安なし。通常、ウッドで最終調整するところを坂路に切り替えたのがどう出るかだが、仕上がりは悪くない。【6】

■アルナシーム 助手騎乗、栗東坂路単走。先週鮫島駿騎手を背にCW併せ馬でしっかり負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週は脚捌きを確認する程度に留まる。ピタッと折り合って進み、ラストの促しには滑らかに加速できていた。中9週を感じさせない好気配にある。【7】

■アンドヴァラナウト 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CWで目一杯追われており、今週は坂路馬なりで十分。ブレの少ないシャープな走りで登坂し、ラストは溜めた脚をスパッと弾けさせていた。重心をグンと沈め、単走とは思えない気迫があったのもいい。好仕上がり。【7】

■コレペティトール 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤から出していく意欲的な調整。ラストはさすがに脚が上がり気味だったが、一定の力強さを保ち1F12秒9(一杯)でまとめていた。大幅上積みこそ強調しづらいが、この馬なりに順調だろう。【6】

■サヴァ 助手騎乗、栗東CW単走。14-14ペースで入り、最後の2Fだけ伸ばすような内容。やや気迫に乏しく仕掛けに対しての反応もいささか鈍かったが、伸びそのものはまずまずだった。走れる態勢だろう。【6】

■シャイニーロック 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤はリズム重視で入り終いを伸ばす内容だったが、気乗りしないのかギアがそこまで上がらずワンペースのまま走り切ったような感じだった。全体的に重苦しさがあるし、ここを使ってからか。【4】

■セッション 坂井騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬3勝クラスと併走。手応えで若干見劣り、最後は切れ負けする格好でクビほどの遅れ入線に終わっている。それでもこの馬なりに力強く踏み込めており、ラストの加速も悪くなかった。順調だろう。【6】

■セルバーグ 助手騎乗、栗東坂路単走。昨年内にCWである程度負荷を掛けられており、今週は坂路で息を整える程度の内容。全体的にやや素軽さを欠いていたが、稽古では目立たない馬で許容範囲か。手応えにはお釣りが残っていたし、フォームも安定していた。持てる力は出せそう。【6】

■タイムトゥヘヴン 草野騎手騎乗、美浦ウッド単走。先週速い全体時計を出しており、今週は終いの伸びを確認する程度の内容。まずまずの折り合いで進み、促されたラストでは体を大きく柔軟に使って伸びていた。中間は入念で、体調面が良好なのだろう。前走時以上の状態で走れる。【6】

■ダノンタッチダウン 北村友騎手騎乗、栗東坂路単走。ゆったり入ったがやや掛かり気味で進んでしまい、その分ラストで反応が鈍ったような感じ。それでも活気はあったし、気合い乗りもまずまず。まだ万全とは言い切れないが、この馬の競馬はできそう。【6】

■トゥードジボン 助手騎乗、栗東CW単走。先週までで負荷は十分に掛かっており、今週は4Fから流した程度の内容。馬場の外めをリラックスして走り、ラストはまったく無理せず自然に加速できていた。一連の好調をキープ。【7】

■ドルチェモア 金子騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。大きく先行させたデビュー前の新馬を追走。コーナーワークで詰め寄っていき、相手に合わせるようにして併入とした。気持ちがしっかり乗っており、仕掛ければ突き抜けそうな雰囲気。変わり身に期待できそうな好気配だ。【7】

■ドーブネ 助手騎乗、栗東CW単走。1週前に負荷を掛けており、今週は脚捌きを確認する程度。序盤はドシッと落ち着いた雰囲気で入り、促された直線は首をリズミカルに使って軽快に伸びた。時計そのものは平凡だが、動き全体に躍動感があったのはいい。高いレベルで安定。【7】

■ビューティフルデイ 助手騎乗、美浦坂路併せ馬。オープン馬ボスジラと併走。相手がそこまで動かないタイプとはいえ、優勢の手応えを保って併入とした。あと少し切れて欲しかったが、悪くない仕上がりだろう。【6】

■フリームファクシ 酒井騎手騎乗、栗東CW併せ馬。オープン馬リューベックを外先導する形。直線入口で相手をいったん迎え入れてからは勢いの違いを示すように、手応え優勢で突き放し3馬身ほどの先着を果たした。抜群の気合い乗りで、体の柔軟さも文句なし。目下絶好調だ。【8】

■マテンロウオリオン 太宰騎手騎乗、栗東CW単走。やや頭が高いのは気になるが、程よい気合い乗りから軽快に加速できていた。先週は一杯に追われており、GIを使っての疲れは気にしなくていいようだ。この馬の力は出せる。【6】

■メイショウシンタケ 助手騎乗、栗東CW併せ馬。古馬2勝クラスに取り付き、直線で併走。外の相手が加速するとその分気持ちを乗せて対応できており、精神面はかなりいい状況のようだ。脚捌きも素軽いし、4カ月ぶりを感じさせない好気配。【7】

■ルプリュフォール 助手騎乗、栗東CW単走。序盤から速めのラップを刻んで進み、その分ラストは止まったような内容。それでも手応えにお釣りは残っており、バタバタになるようなことはなかった。詰まった間隔で使われているが、極端なデキ落ちは感じられず順調な部類。【6】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)

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ドーブネ3連勝目指す

2024年最初のJRA重賞・京都金杯(G3、芝1600メートル、1月6日)では、勢いあるドーブネ(牡5、武幸)が重賞初勝利を目指す(年齢は24年表記)。ここ2戦は芝マイルのリステッドを連勝。先行力があり、開幕週の京都の芝は魅力だ。ハナでも好位でも、マイペースなら押し切る。

アヴェラーレ(牝6、木村)は重賞2勝目を狙う。2走前の関屋記念で重賞初Vを決めたが、久々の前走スワンSは1番人気で7着。G3なら力上位のはずで、芝のマイル戦に戻って巻き返すか。

カシオペアSを勝ったアルナシーム(牡5、橋口)も面白い存在。前走は強いメンバーがそろった中で押し切った。充実する今なら重賞でも力差はない。

他にも、中京記念の覇者セルバーグ(牡5、鈴木孝)、22年朝日杯FS2着のダノンタッチダウン(牡4、安田隆)など実力馬がそろう。