中山
11R
中山金杯
芝2,000m
内回りコースを使用。正面スタンド前の直線右端がスタート地点で、コースを1周強する。最初の1コーナーまでの距離は約405m(Aコース時)。直線は約310mで、ゴール前に高低差2.4mの急坂がある。スタート後すぐとゴール前で二度急坂を経験するため、馬力・スタミナが要求される。
不的中 03-07-15
馬連(5点)08-15-08.10.11
過去10年
1人気 (4-1-3-2)
2人気 (1-1-1-7)
3人気 (2-0-0-8)
4人気 (2-0-1-7)
5人気 (1-2-1-6)
6人気(0-6-4-100)
7歳以上(1-0-3-55)
牝馬(0-1-0-11)
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騎手
横山武史(21-15-13-81)16.2% 27.7% 37.7%
戸崎圭太(15-23-16-79)11.3% 28.6% 40.6%
M.デム(12-8-13-71) 11.5% 19.2% 31.7%
菅原明良(9-14-11-79) 8.0% 20.4% 30.1%
三浦皇成(7-13-10-96) 5.6% 15.9% 23.8%
横山和生(7-5-4-54) 10.0% 17.1% 22.9%
津村明秀(6-6-6-93) 5.4% 10.8% 16.2%
木幡巧也(4-5-1-72) 4.9% 11.0% 12.2%
丸山元気(3-5-7-49) 4.7% 12.5% 23.4%
松岡正海(3-5-0-41) 6.1% 16.3% 16.3%
横山典弘(3-4-3-26) 8.3% 19.4% 27.8%
佐々木大(2-2-2-15) 9.5% 19.0% 28.6%
杉原誠人(0-2-3-38) 0.0% 4.7% 11.6%
藤懸貴志(0-0-0-1) 0.0% 0.0% 0.0%
荻野極 (0-0-0-0)
キング (0-0-0-0)
ピーヒュ(0-0-0-0)
種牡馬
ディープインパクト(26-26-19-121)13.5% 27.1% 37.0%
ハーツクライ (20-18-15-135)10.6% 20.2% 28.2%
エピファネイア (14-13-13-80) 11.7% 22.5% 33.3%
ハービンジャー (14-11-15-128) 8.3% 14.9% 23.8%
ルーラーシップ (13-10-16-119) 8.2% 14.6% 24.7%
キングカメハメハ (10-8-8-44) 14.3% 25.7% 37.1%
スクリーンヒーロー(8-6-1-63) 10.3% 17.9% 19.2%
オルフェーヴル (6-8-6-86) 5.7% 13.2% 18.9%
ゴールドシップ (5-17-6-157) 2.7% 11.9% 15.1%
ステイゴールド (4-1-0-20) 16.0% 20.0% 20.0%
シルバーステート (3-2-1-34) 7.5% 12.5% 15.0%
ダノンバラード (0-2-4-32) 0.0% 5.3% 15.8%
ネオユニヴァース (0-0-0-15) 0.0% 0.0% 0.0%
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中山金杯(GIII、中山、芝2000m)
■アラタ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3歳1勝クラスを1秒追走。気迫十分に4角で取り付き、実戦ばりの負荷を掛けられると力強く抜け出し2馬身の先着を果たした。1週前も目一杯の負荷を掛けられており、目下体調はすこぶる良さそう。立て直し効果てきめんで、好気配。【7】
■エピファニー 助手騎乗、美浦ウッド単走。序盤は掛かり気味で頭の高い走りだが、この馬なりに抑えはきいていた。直線ではスムーズにギアチェンジし、単走とは思えない気迫を感じさせ駆け抜けている。1週前はウッド5Fの自己ベストを更新しているし、久々だった前走からの上積みは顕著。【7】
■エミュー 助手騎乗、美浦坂路単走。自厩舎の馬を斜め前方に見つつ、体を併せにはいかず我慢をさせる調整。まずまずの折り合いで進み、ラストはやや一本調子ながらも軽快な脚捌きを見せた。まだ良化の余地はありそうだが、ひとまず走れる態勢。【6】
■カテドラル 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CW5Fで65秒を切る時計を出したのが実質の最終追いで、今週は輸送を考慮し脚捌きを確認する程度。溜めたほどの切れはなかったが、手応えはたっぷり残っていた。この馬の競馬はできそうだ。【6】
■カレンシュトラウス 藤懸騎手騎乗、栗東坂路単走。やや気迫に乏しいようで、ラストに鞍上が懸命に仕掛けてなんとか脚を伸ばしたような感じだった。良くて平行線といったところ。【5】
■キタウイング 杉原騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。未勝利馬2頭を追い、直線手前でキャッチアップ。そのまま脚力の違いでスッと抜け出し最先着を果たしている。相手が楽だったとはいえ、キタウイング自身の加速はスムーズだったし、道中の折り合いも悪くなかった。前走よりいい状態で走れるのでは。【6】
■ククナ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬1勝クラス2頭を追走する3頭併せ。直線半ばで抜け出し、一瞬フワっとするがそこで反撃してきた相手に呼応し再加速。抜かせることなく最先着を果たした。まだ気持ちの面でブレを感じるが、動き自体は柔軟。持てる力は出せるだろう。【6】
■クリノプレミアム 松岡騎手騎乗、美浦ウッド単走。上々の前進気勢を感じさせつつも鞍上がしっかり制御。前方にいる他厩舎の馬が視界に入って一瞬テンションが上がるが、これも鞍上がしっかり宥め、ラストは見せムチへ機敏に反応し力強く伸びた。鞍上との意思疎通ぶりは抜群だし、脚捌きも軽快そのもの。半年の休養明けから2回使われ、グンと良くなってきたか。【7】
■ゴールデンハインド 菅原明騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。5馬身ほど先に行かせた3歳未勝利にコーナーワークで取り付いていく。そのまま相手をアオって併走し、まったく楽な手応えのまま併入とした。あと少し気合いが乗って欲しい感はあるが、ここまで十二分に本数をこなしているし、7カ月半ぶりを考えれば悪くない仕上がり。【6】
■サクラトゥジュール 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先行する古馬3勝クラスを追走し、直線入口でキャッチアップ。ブレの少ないシャープな走りで併走し、稽古駆けする相手と楽に併入としている。中間の動きも豪快だし、5カ月ぶりでも能力全開に期待できそう。【7】
■サトノエルドール 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝クラスを追い、序盤から速いラップを刻む意欲的な内容。4角過ぎに取り付き、手応え圧倒で併走に持ち込む。仕掛けられた相手が加速するのに即対応し、来れば来るだけ伸びるような雰囲気。結局併入だが、少しでも促せばいくらでも突き放せそうだった。久々の前走を使われ、気配急上昇。【8】
■ホウオウアマゾン 助手騎乗、栗東CW単走。変則中1週となるため単走で無理をさせない調整。この馬としては平凡だが、それでも水準級の時計を出せており、久々の前走で走った反動はなさそうだ。使った分の良化を見込んでいいのでは。【6】
■ボーンディスウェイ 木幡巧騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。1月7日のポルックスSへ出走予定のベストリーガードと最終スパーリング。追走態勢から早めに取り付いていき、直線では終始手応え優勢でアオると、そのまま併入とした。加速してグンと体を沈めることができており、踏み込みも力強い。高いレベルで好調維持。【7】
■マイネルクリソーラ 助手騎乗、美浦ウッド単走。他組の併せ馬を見つつ、序盤はある程度速いラップを刻む。直線の時計は平凡も、オーバーワークを避けたようで敢えて流す程度に留めたものだろう。活気十分で体を柔軟に使えているのはいい。好調キープだ。【7】
■マイネルファンロン 嶋田騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。左右2頭に割って入る形の3頭併せ。相手2頭が動かなかった印象はあるし、マイネルファンロンには騎手が騎乗していたとはいえ、力強く抜け出し最先着を果たした。あと少し素軽さは欲しい感はあるものの、3カ月ぶりの前走を使われ、着実に上昇か。【6】
■マテンロウレオ 助手騎乗、栗東CW単走。有馬記念を念頭に仕上げられており、スライドで臨む今回は終い重点の軽め調整。コーナーは他馬で混雑した状況だったが、外を大きく回され我関せずの貫禄で加速。機敏に手前を変換し、体を大きく使って駆け抜けた。道中の落ち着きは申し分なかったし、精神面はかなりいい状況のようだ。前走からの上積みはかなりありそう。【7】
■リカンカブール 高倉騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。すばるS(1/7)出走予定のオープン馬エンペザーと併走。手応えでは見劣ってしまったが、鞍上が仕掛けるとジワッと脚を伸ばし1馬身の先着を果たした。この馬なりに順調。【6】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)
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ゴールデンハインド逃げ切る
1月6日に行われる日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル)では、ゴールデンハインド(牝4、武市)が重賞2勝目を狙う(年齢は24年表記)。2走前のフローラSを逃げ切って重賞初制覇。続くオークスは11着に敗れ、今回はそれ以来の実戦になるが、能力は非凡で、先行力を生かせれば楽しみだ。
エミュー(牝4、和田正)は中山芝で全3勝を挙げる巧者。フラワーC勝ちも光る。牝馬3冠戦では結果が出なかったが、G3なら能力上位だ。
ボーンディスウェイ(牡5、牧)も中山芝で3勝。22年弥生賞では1着アスクビクターモア、2着ドウデュースから差のない3着に走っており、ここでも力差はない。
他にも、京都金杯と両にらみだが、ダービー卿CTを制しているインダストリア(牡5、宮田)、重賞2着2回のククナ(牝6、栗田)など実績馬がそろう。