中京
11R
中日新聞杯
芝2,000m
正面スタンド前の直線やや左、上り坂の途中からのスタートで、コースを1周する。スタートから向こう正面半ばまで緩い上り坂が続く。その後3~4コーナーにかけては緩やかな下り坂。最後の直線は412.5mで、残り340m地点から240m地点にかけて高低差2mの急坂が設けられている。ラスト240mは平坦。
過去6年
1人気 (1-1-1-3)
2人気 (2-0-1-3)
3人気 (0-1-0-5)
4人気 (0-1-0-5)
5人気 (1-0-1-4)
6人気以下(2-3-3-64)
前走
G2G3で10人気以下(0-0-0-12)
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騎手
吉田隼人(11-4-14-73)10.8% 14.7% 28.4%
和田竜二(8-11-18-85) 6.6% 15.6% 30.3%
幸英明 (6-14-17-93) 4.6% 15.4% 28.5%
荻野極 (7-2-4-46) 11.9% 15.3% 22.0%
鮫島克駿(6-11-11-96) 4.8% 13.7% 22.6%
団野大成(4-4-5-58) 5.6% 11.3% 18.3%
斎藤新 (3-4-2-44) 5.7% 13.2% 17.0%
小沢大仁(3-0-0-31) 8.8% 8.8% 8.8%
丸山元気(1-3-6-22) 3.1% 12.5% 31.3%
高倉稜 (1-0-3-21) 4.0% 4.0% 16.0%
三浦皇成(1-0-1-9) 9.1% 9.1% 18.2%
ムルザバ(0-2-0-7) 0.0% 22.2% 22.2%
国分優作(0-1-2-45) 0.0% 2.1% 6.3%
丸田恭介(0-1-1-28) 0.0% 3.3% 6.7%
佐々木大(0-0-1-4) 0.0% 0.0% 20.0%
モリス (0-0-0-0)
ドイル (0-0-0-0)
種牡馬
ディープインパクト(48-43-33-197)15.0% 28.3% 38.6%
ハービンジャー (23-18-19-151)10.9% 19.4% 28.4%
ルーラーシップ (13-6-12-150) 7.2% 10.5% 17.1%
キングカメハメハ (10-11-18-92) 7.6% 16.0% 29.8%
ステイゴールド (8-6-3-58) 10.7% 18.7% 22.7%
ダイワメジャー (7-5-8-44) 10.9% 18.8% 31.3%
イスラボニータ (3-1-0-7) 27.3% 36.4% 36.4%
No Nay Never (1-0-0-0) 100.% 100.% 100.%
ミッキーアイル (0-3-1-10) 0.0% 21.4% 28.6%
マインドユアビスケッツ(0-1-0-3) 0.0% 25.0% 25.0%
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中日新聞杯(GIII、中京、芝2000m)
■カレンルシェルブル 安田翔師騎乗、栗東CW併せ馬。2歳未勝利を先導する折り合い重視の内容。直線では仕掛けられた相手が前に出かかるが、手応え優勢のまま盛り返し、最後は結局1馬身の先着を果たした。操縦性、実戦感覚はかなりのレベル。脚捌きなども申し分なく、前走時以上の状態で目下絶好調。【8】
■カントル 助手騎乗、栗東坂路単走。1週前のCW3頭併せで気合いを入れられており、今週は単走でリラックスさせる内容。ラストはスムーズにギアを上げて加速できていた。落馬での競走中止後だが、影響は感じられず順調だ。【6】
■キラーアビリティ 助手騎乗、栗東CW併せ馬。阪神JFに出走するルシフェルの先導役。体を並べた直線では終始アオられっぱなしで、負荷を強く掛けられなんとか併入としている。1週前も同様にルシフェルにアオられており、半年弱ぶりの前走を使われての変わり身は望み薄か。【5】
■サトノエルドール 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬1勝クラスに取り付き、直線では併走。そのまま併入とした。手応えでは圧倒しており、促せば突き放せそうな雰囲気。このひと追いで万全に仕上がったようだ。【7】
■ジャンカズマ 小沢騎手騎乗、栗東CW単走。全体的に集中できていない雰囲気だったが、仕掛けにはしっかり反応し力強く踏み込めていた。中8週だった前走を使った分の上積みはありそう。【6】
■シュヴァリエローズ 助手騎乗、栗東CW単走。道中はやや散漫さが目立ったが、仕掛けられた直線ではまずまずの伸びを見せた。1週前追いでも軽快に動けており、前走から着実に前進。【6】
■スパイダーゴールド 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。この馬としては比較的速いラップを刻んで進み、先行馬に取り付いた直線では余力を保って併走。まったく無理せず併入とした。1週前の動きも上々で、好仕上がりだ。【7】
■ドルチェモア 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。序盤から左右2頭に挟まれて進む3頭併せ。力んでしまったようで、その分ラストは切れを欠いたものの、1頭と併入、脱落したもう1頭には大きく先着した。距離が延びてどうかだが、体調面は問題なし。【6】
■ハヤヤッコ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。大外先導で内からの2頭を迎え入れる3頭併せ。直線ではギアが上がり切らず、2頭にパスされての遅れ入線に終わったが、攻めではいつもこんなもの。中間は入念に乗り込まれており、体調や脚元は良好と言える。この馬の力は出せそうだ。【6】
■ピンハイ 高倉騎手騎乗、栗東CW単走。単走とすれば上々の気合い乗りで進んでいく。あと少し切れて欲しかったが、馬場が荒れた時間帯だったことを考えれば致し方なしか。高いレベルで安定。【7】
■ホウオウビスケッツ 丸田騎手騎乗、美浦ウッド単走。先週ある程度速い時計を出しており、輸送を控える今週は脚捌きを確認する程度。溜めたほどの切れはなかったものの、素軽さはまずまずだった。毎日王冠を見送っての再仕上げだが、悪くない状態で復帰できそう。【6】
■マイネルファンロン 嶋田騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬1勝クラスに取り付いていく併せ馬。並んでからやや気難しさを出したものの、いい手応えのまま併入としている。かなり重苦しかった先週の動きから考えると、素軽さはかなりアップ。久々の平地競走でもやれそうな態勢だ。【6】
■ヤマニンサルバム 田中健騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬1勝クラスに並んでいき、優勢の手応えで併走。ラストはしっかり負荷を掛けられ、1馬身抜け出しての先着を果たした。直前でしっかり追って問題ないあたり、体調面はすこぶる良好だろう。好調キープ。【7】
■ユニコーンライオン 国分優騎手騎乗、栗東CW併せ馬。2歳馬を先導する、折り合い重視の内容。並んでからは貫禄の違いを示すように手応えで圧倒し、仕掛けられてきた相手に合わせるように併入としている。年齢的に大幅上積みは強調しづらいが、大型馬がコンスタントに使われ徐々に良化。【6】
■ユーキャンスマイル 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。準オープン馬を追走。促されて機敏にギアが上がらなかったが、最後はジワっと伸びて1馬身先着を果たした。見栄えは悪いが年齢的にズブさが出てきており、しっかり追えたことを評価すべきだろう。持てる力は出せる。【6】
■リューベック 吉田隼騎手騎乗、栗東坂路単走。序盤から集中し、低重心でブレの少ないフォームで登坂。速いラップを刻みながらもラストまで勢いは衰えず、長くいい脚を使った。9カ月半ぶりとは思えない好仕上がりだ。【7】
■ワンダフルタウン 和田竜騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。2歳未勝利と併走し、手応えではやや見劣ってしまったが渋太く伸びて併走とした。先週のCW追いでしっかり負荷を掛けたことで、いくぶん素軽さが出てきたようだ。4カ月ぶりを考えれば悪くない状態。【6】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)
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ホウオウビスケッツが再発進
9日の中日新聞杯(G3、芝2000メートル、中京)では、今春のダービーで6着だったホウオウビスケッツ(牡3、奥村武)が重賞初勝利を狙う。先行力が武器で、前走のダービーは2番手を追走し、1着タスティエーラから0秒2差に踏ん張った。毎日王冠を回避し、秋はここが始動戦となるが、力通りならいきなり好レースになる。
実績ではキラーアビリティ(牡4、斉藤崇)が一枚上。一昨年のホープフルSを勝利したG1馬で、昨年のこのレースで重賞2勝目を手にした。今年の4走は案外だが、得意舞台で巻き返すか。
カレンルシェルブル(牡5、安田翔)は末脚が確実。前走の福島記念も3着に好走したが、【2・1・2・1】と得意な中京でさらに前進をはかる。
他にも、昨年のオークス4着馬ピンハイ(牝4、田中克)、重賞3勝の古豪ユーキャンスマイル(牡8、友道)もチャンスをうかがう。