中山
11R
カペラステークス
ダート1,200m
2コーナー奥の芝部分がスタート地点で、3コーナーまでの距離は502m。芝スタートで道中下り坂ということもあり、ペースは速くなりやすい。また芝部分は外枠の方が長く、外枠有利。最後の直線距離は308mで、中央4場の中では最短。ゴール前には約2mの上り坂が設けられている。
過去10年
1人気 (1-2-1-6)
2人気 (2-2-4-2)
3人気 (3-1-0-6)
4人気 (2-1-0-7)
5人気 (0-0-0-10)
6人気以下(2-3-5-98)
7歳以上(0-2-3-34)
牝馬(0-0-1-18)
前走
OP1,200m3着以下(0-0-2-26)
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騎手
三浦皇成(47-41-37-233)13.1% 24.6% 34.9%
戸崎圭太(42-34-25-175)15.2% 27.5% 36.6%
田辺裕信(42-30-38-189)14.0% 24.1% 36.8%
石橋脩 (20-30-21-140) 9.5% 23.7% 33.6%
江田照男(20-21-17-293) 5.7% 11.7% 16.5%
津村明秀(18-30-26-193) 6.7% 18.0% 27.7%
菅原明良(16-22-19-213) 5.9% 14.1% 21.1%
石川裕紀(16-15-14-215) 6.2% 11.9% 17.3%
横山和生(14-9-10-171) 6.9% 11.3% 16.2%
吉田豊 (9-12-14-155) 4.7% 11.1% 18.4%
柴田善臣(8-11-8-132) 5.0% 11.9% 17.0%
佐々木大(4-0-6-45) 7.3% 7.3% 18.2%
岩田康誠(3-4-7-47) 4.9% 11.5% 23.0%
藤岡佑介(1-0-1-15) 5.9% 5.9% 11.8%
幸英明 (0-0-0-10) 0.0% 0.0% 0.0%
亀田温心(0-0-0-8) 0.0% 0.0% 0.0%
種牡馬
サウスヴィグラス (26-35-35-317) 6.3% 14.8% 23.2%
ロードカナロア (25-14-16-173) 11.0% 17.1% 24.1%
アイルハヴアナザー(17-6-4-99) 13.5% 18.3% 21.4%
ディスクリートキャット(13-9-7-80)11.9% 20.2% 26.6%
ドレフォン (9-8-6-60) 10.8% 20.5% 27.7%
オルフェーヴル (8-6-4-61) 10.1% 26.1% 22.8%
ミッキーアイル (7-9-3-67) 8.1% 18.6% 22.1%
ディープブリランテ(5-10-10-107) 3.8% 11.4% 18.9%
Speightstown (3-11-0-23) 8.1% 37.8% 37.8%
ヴァーミリアン (2-11-7-40) 3.3% 21.7% 33.3%
マクフィ (2-5-2-69) 2.6% 9.0% 11.5%
キズナ (2-1-4-39) 4.3% 6.5% 15.2%
Into Mischief (0-2-4-12) 0.0% 11.1% 33.3%
Malibu Moon (0-1-0-7) 0.0% 12.5% 12.5%
サクラオリオン (0-0-0-2) 0.0% 0.0% 0.0%
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カペラS(GIII、中山、ダ1200m)
■アイスリアン 亀田騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。2歳新馬を追走。ギアチェンジに少しだけ手間取るも、伸びそのものは上々で馬なりを保って併入とした。連勝で来ている反動は少なからずありそうだが、ひとまず順調。【6】
■アティード 助手騎乗、美浦ウッド単走。終い重点で序盤はゆったり入るが、力みが目立ち直線でも頭が高かった。この馬なりに素軽く伸びてはいたが、精神面でまだ整っていないような印象だ。上積みは強調しづらい。【5】
■オメガレインボー 岡田騎手騎乗、栗東CW単走。やや覇気に乏しく、鞍上の仕掛けにもジワッとした反応に留まる。それでも脚捌きそのものは軽快で、体調面は良さそうだ。秋に2戦使われ、多少なりとも良化か。【6】
■オールアットワンス 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。2歳馬2頭を追い、直線では最内に進路を取って併走。最優勢の手応えでそれぞれと併入とした。中間はやや手控えた調整に思え、GIで走った反動は少なからずありそうだが、ひとまず走れる態勢だろう。【6】
■オーロラテソーロ 佐々木騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。外で先導する折り合い重視の内容。内から来た古馬1勝クラスと直線で併走し、手応えではやや見劣ったものの、ジワッと伸びて併入としている。あとひと追い欲しい感は否めないが、順調な部類。【6】
■カイザーメランジェ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。終い重点で、反応を確かめる程度の内容。大きく先行させた準オープン馬に早めに取り付き、いい手応えを維持したまま、相手に合わせるように併入とした。年齢なりにいささかズブさはあるものの、体調は悪くなさそう。【6】
■スズカコテキタイ 岩田康騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。5馬身先行させた準オープン馬を追走する意欲的な内容。直線半ばで抜け出し、そこからフワりとさせないよう鞍上がしっかり負荷を掛けた。先週はやや重苦しさがあったが、このひと追いでほぼ万全。8カ月ぶりでも能力を全開にできそう。【7】
■タガノクリステル 長谷川師騎乗、栗東坂路単走。先週強い負荷を掛けられており、今週は指揮官が反応面を確認するような内容。序盤はリズム重視で入り、力みのないシャープなフォームで登坂し、ラストはまったく馬なりのまま重心を沈めて切れた。中間の乗り込みは入念だし、目下絶好調と言える。【8】
■チェイスザドリーム 藤岡佑騎手騎乗、栗東坂路単走。先週速い時計を出しており、今週は終い重点で鞍上が反応を確かめるのに専念したような内容。ゆったり入った道中は馬場の混雑状況もあり、やや力みを感じさせる。それでもラストまで馬なりを保ってしっかり加速できていた。まとまった休みを取らず使われており大幅上積みはさすがになさそうだが、順調。【6】
■テイエムトッキュウ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週騎手騎乗で速い時計を出しており、今週はリラックスさせて走ることに主眼を置いたような内容。まずまず折り合って進み、ラストは手応えほどの伸びがなかったが、荒れた馬場を考慮して手控えたようだ。先週はしっかり加速できており。5カ月ぶりの前走を使われ、着実に上昇。【6】
■デュアリスト 中井騎手騎乗、栗東坂路単走。序盤はセーブし、終いに負荷を掛けるメリハリを意識した内容。前進気勢をしっかり内に秘め登坂し、仕掛けられたラストでは溜めた脚をスパッと弾けさせていた。大型馬が久々の前走を使われ大きく前進。【7】
■ピンシャン 助手騎乗、栗東坂路単走。活気十分の行きっぷりを見せ、ラストまでいい手応えを維持して軽快に脚を伸ばした。半年ぶりでいかにも重苦しかった前走を使われ、素軽さアップ。上積みを見込んでいい。【6】
■ベルダーイメル 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CWで負荷を掛けられており、輸送を控えた今週は軽めの調整。どっしりと低重心のフォームで進み、スピードを長く持続させ駆け抜けた。コンスタントに使われているが、高いレベルで安定。【7】
■メタマックス 助手騎乗、栗東坂路単走。稽古駆けする馬らしく、高いモチベーションを感じさせ速いラップを刻んで登坂。しっかり脚は溜まっており、鞍上の促しへいい反応を示して長くいい脚を使った。先週金曜も速い時計を出せており、連勝の勢いをしっかりキープ。【7】
■ラプタス 小沢騎手騎乗、栗東坂路単走。全体的に踏み込みが浅いが、集中度合いもやや物足りない。それでも坂の途中で促されてからはスッとギアを上げ長くいい脚を使った。交流GIで使われた後だが、極端なデキ落ちはなさそうだ。【6】
■リュウノユキナ 柴田善騎手騎乗、美浦ウッド単走。8歳馬とは思えない活気あふれる行きっぷりを見せ、直線での仕掛けにもいい反応を示していい脚を使った。交流GIで好走した反動は感じられず、好調を維持。【7】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)
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リュウノユキナJRA初タイトルだ
10日中山ではカペラS(G3、ダート1200メートル)が行われる。
リュウノユキナ(牡8、岩戸)が待望のJRA重賞初Vを目指す。前走JBCスプリントでは3着に好走。これまでDG競走3勝を挙げるなど短距離ダートでの安定感は抜群で、8歳でも衰えは見られない。昨年のこのレースはリメイクから4馬身差の2着だったが、強敵不在の今年こそJRA重賞初勝利をつかむ。
2連勝中の3歳馬メタマックス(牡、森秀)は要注意。3勝クラスの前走は3馬身差で逃げ切った。ダートではまだ底を見せておらず、重賞でどれだけやれるか楽しみだ。
他にも、リステッド2勝のベルダーイメル(牡6、本田)、アイビスSDを連覇し、ダート初挑戦のオールアットワンス(牝5、中舘)などが一発を狙う。