京都

11R

京都2歳ステークス

芝2,000m

内回りコースを使用し、コースを1周する。正面スタンド前の直線半ばからのスタートで、1コーナーまでの距離は309m。向正面から3コーナーにかけて約3.1mの上り坂があるが、それ以外は平坦。3コーナー入口に坂の頂上があり、4コーナーにかけて一気の下り坂。最後の直線は328m(Aコース時)。 


05-10 @7,380


馬連

05.06.07.10




過去10年

1人気 (3-2-1-4)
2人気 (1-3-2-4)
3人気 (3-1-1-5)
4人気 (0-1-1-8)
5人気 (2-2-2-4)
6人気以下(1-1-3-46)


関西馬(9-9-10-60)


前走

1人気(8-3-4-18)

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騎手

川田将雅(17-16-7-21)27.9% 54.1% 65.6%
北村友一(10-6-10-29)18.2% 29.1% 47.3%
幸英明 (7-10-5-56) 9.0% 21.8% 28.2%
M.デム(7-8-6-25) 15.2% 32.6% 45.7%
和田竜二(7-3-8-57)  9.3% 13.3% 24.0%
坂井瑠星(5-1-5-32) 11.6% 14.0% 25.6%
松山弘平(4-11-7-72) 4.3% 16.0% 23.4%
モレイラ(3-1-1-1)  50.0% 66.7% 83.3%
横山典弘(2-2-0-12) 12.5% 25.0% 25.0%
鮫島克駿(1-4-2-15)  4.5% 22.7% 31.8%
柴田大知(0-1-0-0)  0.0% 100.% 100.%
横山和生(0-1-0-2)  0.0% 33.3% 33.3%
角田大河(0-0-1-7)  0.0% 0.0% 12.5%
団野大成(0-0-0-14)  0.0% 0.0% 0.0%

種牡馬
ハービンジャー  (14-16-16-68)12.3% 26.3% 40.4%
キズナ      (11-5-5-43) 17.2% 25.0% 32.8%
ジャスタウェイ  (6-4-5-28)  14.0% 23.3% 34.9%
ルーラーシップ  (6-6-8-66)  7.0% 14.0% 23.3%
ロードカナロア  (6-3-3-2)  13.6% 20.5% 27.3%
エピファネイア  (3-5-2-33)  7.0% 18.6% 23.3%
サトノダイヤモンド(2-0-0-0)  100.% 100.% 100.%
ゴールドシップ  (0-1-2-18)  0.0% 4.8% 14.3%
スワーヴリチャード(0-0-1-0)   0.0% 0.0% 100.%
イスラボニータ  (0-0-1-2)   0.0% 0.0% 33.3%
アルアイン    (0-0-0-3)   0.0% 0.0% 0.0%
Siyouni      (0-0-0-0)


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京都2歳S(GIII、京都、芝2000m)

■オールナット 北村友騎手騎乗、栗東坂路単走。先週しっかり終いを伸ばす調整をこなしており、今週は息を整える程度。意識的にゆったりと入り、ラストもリラックスさせ体を大きく使うことに主眼を置いたような内容だった。時計は平凡ながら、滑らかで力強さにあふれた動きだったのは好感が持てる。好気配。【7】

■カズゴルティス 助手騎乗、栗東坂路単走。やや走りがこぢんまりとはしているが、ラストはまずまずの反応からしっかり加速できていた。初戦を使われての上積みは見込める。【6】

■ギャンブルルーム 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CW併せ馬で猛時計を出したのが実質の最終追い。今週は坂路単走で軽めの調整に留まる。坂路ではそこまで走らないタイプで、終始おっつけ気味ではあったが、ラストはこの馬なりに気持ちを乗せていい加速を見せた。まだ良くなりそうな余地を残すものの、悪くない仕上がり。【6】

■キープカルム 鮫島駿騎手騎乗、栗東坂路単走。1週前に自己ベスト更新の速い時計を出しており、今週は鞍上が操縦性を確認する程度。ブレが大きく、まだ体幹がしっかりしていない印象はあるものの、ラストは促しに対しまずまずの加速を披露。タイトに使われても目立ったは疲れはなく、順調と言える。【6】

■コスモエスメラルダ 柴田大騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝クラスを外からマクっていく併せ馬。序盤は折り合いを意識し、直線半ばまで仕掛けを待つと、促されたラストで一気に弾け2馬身の先着を果たした。鞍上が完全掌握している雰囲気にあり、気配は申し分なし。【7】

■コスモキュランダ 助手騎乗、美浦ウッド単走。輸送を考慮してかゆったり入り、終いだけ伸ばす内容。終始集中を欠いており、直線に入っても気乗りしていないような感じ。終始頭が高く、その分ラストの伸びを欠いた。体調は悪くなさそうだが、使い詰めで気持ちの面が煮詰まっているような雰囲気だ。【5】

■サトノシュトラーセ 助手騎乗、栗東CW併せ馬。日曜にオープン馬アドマイヤビルゴと併せられたのが実質の最終追い。今週は単走で脚捌きを確認する程度だった。追われてやや姿勢が高くなったあたりは今後の成長待ちといったところだが、気迫や脚の伸びなどは上々の域。ほぼ万全だろう。【7】

■シンエンペラー 国分優騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。2頭を目標とした併せ馬。まず2歳未勝利を競り落とし、次に古馬3勝クラスをロックオンして併入とした。いかにも実戦で良さが出そうな操縦性の高さ、気持ちの強さに好感が持てる。太め残りだったデビュー戦を使われ、大幅良化。【7】

■ダノンデサイル 安田翔師騎乗、栗東坂路併せ馬。終い重点で新馬に取り付いていく併せ馬。手応え十分ながらラストはそこまで切れず、いささかワンぺースのままだった。先週CWで強い稽古をこなしており、体調は悪くなさそうだが、気持ちの面でブレが大きそう。上積みは強調しづらい。【5】

■ディスペランツァ M.デムーロ騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。時計は平凡だが鞍上に全権委任したもので、折り合いと操縦性の確認に徹した内容だっただけに問題はない。併せた相手にはしっかり併入できていた。中間の本数は十二分だし、フルに能力を出してきそう。【7】

■パワーホール 古川吉騎手騎乗、栗東CW併せ馬。古馬2勝クラスを追走し、コーナーワークで取り付いていく。直線での併走では手応えで見劣ったものの、稽古駆けする相手にしっかり食らいついて併入とした。このひと追いで走れる態勢は整ってくるはず。【6】

■プレリュードシチー 幸騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。2歳未勝利を先導する形で、折り合い強化を意識した内容。迎え入れての併走ではまったくの馬なりのまま追われてバタつく相手を横目にスムーズに加速。そのまま相手に合わせて併入したが、促せばいくらでも突き放せそうな雰囲気だった。完成度は高く、いい状態で走れそう。【7】

■ホウオウプロサンゲ 坂井騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。敢えて混雑する時間帯に追う、実戦を意識した調整。抜群の集中力から目標とした古馬1勝クラスにスッと取り付くと、手応え圧倒で最後は半馬身抜け出しての先着を果たしている。ギアチェンジの鋭さも特筆レベルで、精神面でかなりいい状況にありそう。目下絶好調。【8】

■ルカランフィースト 助手騎乗、美浦坂路併せ馬。先行する2頭を追い、坂の入口で取り付いていく。輸送を考慮しぴったりと体を並べることはなかったが、楽な手応えで2頭と同時入線としている。加速は滑らかで、踏み込みも力強かった。いかにも体調は良さそう。能力全開に期待できる。【7】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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ギャンブルルーム差し切る

来年のクラシックにつながる京都2歳S(G3、芝2000メートル)が25日に行われる。

ギャンブルルーム(牡、大久保)が重賞初勝利を狙っている。6月阪神の新馬戦を5馬身差で圧勝し、続く札幌2歳Sはやや重で3着。軽い京都の馬場は向きそうで、スムーズなら差し切りがある。

その札幌2歳Sで2着だったパワーホール(牡、昆)が強敵。デビュー戦は4馬身差で逃げ切り勝ち。札幌2歳Sは2番手から2着に踏ん張った。レースセンスが高く、京都芝内回りでの立ち回りに注目だ。

他にも、未勝利戦を5馬身差で圧勝したサトノシュトラーセ(牡、友道)、新馬戦が強い勝ちっぷりだったルカランフィースト(牡、鹿戸)、世界的な良血シンエンペラー(牡、矢作)など、将来有望な素質馬がそろう。