東京

11R

京王杯2歳ステークス

芝1,400m

向正面真ん中付近がスタート地点。最初の3コーナーまでの距離は約342m(Aコース時)。直線は525.9mで、新潟外回りに次ぐ日本で2番目の長さ。3コーナー手前に高低差1.5mの上り坂、最後の直線途中に高低差2.1mの上り坂が設けられている。3~4コーナーは緩やかなカーブ。


07-02-03




過去10年

1人気 (2-2-2-4)
2人気 (3-0-1-6)
3人気 (1-1-1-7)
4人気 (0-2-3-5)
5人気 (1-1-2-6)
6人気以下(3-4-1-78)


牝馬  (0-2-2-32)
牡・セン(10-8-8-74)


美浦(2-3-6-73) 
栗東(8-7-4-31)
地方(0-0-0-2) 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

騎手

田辺裕信(23-16-20-111)13.5% 22.9% 34.7%
内田博幸(9-9-9-135)  5.6% 11.1% 16.7%
津村明秀(9-6-8-99)   7.4% 12.3% 18.9%
横山武史(8-11-15-69)  7.8% 18.4% 33.0%
菅原明良(6-8-6-74)   6.4% 14.9% 21.3%
北村宏司(6-7-10-104)  4.7% 10.2% 18.1%
永野猛蔵(3-5-6-77)   3.3% 8.8% 15.4%
浜中俊 (3-1-3-8)   20.0% 26.7% 46.7%
モレイラ(3-0-2-3)   37.5% 37.5% 62.5%
岩田望来(2-9-5-18)   5.9% 32.4% 47.1%
江田照男(2-4-5-118)  1.6% 4.7% 8.5%
吉田豊 (0-4-3-80)   0.0% 4.6% 8.0%

種牡馬
ロードカナロア  (36-29-21-168)14.2% 25.6% 33.9%
リオンディーズ  (6-4-4-29)  14.0% 23.3% 32.6%
モーリス     (4-6-5-43)   6.9% 17.2% 25.9%
ニューイヤーズデイ(1-0-1-1)   33.3% 33.3% 66.7%
ミュゼスルタン  (1-0-1-3)   20.0% 20.0% 40.0%
シャンハイボビー (0-1-1-5)   0.0% 14.3% 28.6%
ヘニーヒューズ  (0-0-2-26)   0.0% 0.0% 7.1%
ファインニードル (0-0-1-8)   0.0% 0.0% 11.1%
ロジャーバローズ (0-0-0-1)   0.0% 0.0% 0.0%
スワーヴリチャード(0-0-0-1)   0.0% 0.0% 0.0%
Frosted      (0-0-0-1)   0.0% 0.0% 0.0%
バンドワゴン   (0-0-0-0)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


京王杯2歳S(GII、東京、芝1400m)

■アグラード 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。外先導で古馬2勝クラスを迎え撃つ形。相手が迫ってきてもリズムを崩さずスムーズに加速。併走では手応え優勢でアオり、楽々併入としている。全体時計も申し分ないし、好気配だ。【7】

■アスクワンタイム 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CW併せ馬で強い負荷を掛けられており、今週は坂路単走で終い重点の内容となった。道中はいい折り合いを見せて脚を溜め、ラストは仕掛けに応えて力強く伸びた。あと少し素軽さが欲しいところだが、自分の力は出せる状態。【6】

■アンバーニードル 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。外先導で折り合いを確認するような内容。いったん後方から来た新馬に前へ行かれそうになるが、気持ちを入れ直して併入としている。動き全体は柔軟で走れる態勢。【6】

■オーキッドロマンス 助手騎乗、美浦坂路併せ馬。オープン馬レッドゲイルに取り付いて併走。相手以上にシャープな走りを見せ、ラストは気持ちをしっかり乗せて併入としている。先週のウッド併せ馬ではモタモタしていたが、そこで負荷を掛けられたことでグンと良化を果たしたか。好気配。【7】

■コラソンビート 助手騎乗、美浦ウッド単走。先週ウッド6F78秒1(強め)という猛時計を出したのが実質の最終追い。今週は脚捌きを確認する程度だった。ゆったり入っても力みはまったくなく、直線では軽快に四肢を大きく使って伸びた。精神面でかなりいい状態にありそう。3カ月ぶりを感じさせない、絶好の仕上がり。【8】

■ジャスパーノワール 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。序盤から速いラップを刻む“森厩舎流”の調整。ラストもしっかり脚が残っており、取り付いた併走馬を問題にせず突き放して3馬身の先着を果たした。前走勝ちの勢いをそのままキープ。【7】

■ゼルトザーム 浜中騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。目標とした古馬2勝クラスに取り付いて併走。気迫はそこまでではなかったものの、脚力の違いで馬なりのまま自然と前に出ていき、クビほどの先着を果たした。あとひと追い欲しい感もあるが、持てる力はしっかり出せそう。【6】

■タイガードラゴン 永野騎手騎乗、美浦ウッド単走。外先導で後方から突かせる形だったが、相手が脱落し直線では単走に。誤算ではあったが、動きは素軽く単走とすればまずまずの気合い乗りで伸びていた。稽古駆けしない馬としては悪くない動き。自分の競馬はできそうだ。【6】

■タヤスロンドン 江田照騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。デビュー前の新馬を追走。直線で併走に持ち込むが一本調子で切れを欠き、盛り返してきた相手に切れ負けしての半馬身遅れ入線だった。一定の素軽さはあったものの、まだ本調子にはないか。【5】

■バンドシェル 助手騎乗、栗東坂路単走。ある程度速いペースで進み、その分ラストは苦しくなってしまう。それでもお釣りを若干残し、1F12秒3(強め)でなんとかまとめた。4F全体52秒1は自己ベスト更新の数字。切れ味勝負に不安を残すが、初戦を使われた分の上積みはありそう。【6】

■ミルテンベルク 助手騎乗、栗東CW単走。土曜に坂路で速い時計を出したのが実質の最終追い。輸送を控える今週は終い重点の内容に留まる。行きたがるような面はなくリズミカルな走りで直線に向かい、ジワッとではあるが脚を伸ばせていた。まだ良化の余地は残すものの、ひとまず走れる態勢と言える。【6】

■ロジリオン 北村宏騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。年長馬2頭を追う3頭併せ。後方から楽に取り付いていき、直線では最内に進路を取る。楽な手応えを保って、軽快にギアを上げ、相手2頭に合わせるようにして併入とした。仕掛ければ抜け出せそうな雰囲気があり、引き続き好調維持と見ていい。【7】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アスクワンタイム 3連勝期待

11月4日の京王杯2歳S(G2、芝1400メートル=東京)で、アスクワンタイム(牡、梅田)が3連勝を狙っている。前走の小倉2歳Sは後方から差す競馬で重賞制覇。全兄のファンタジストも18年に小倉2歳Sと京王杯2歳Sを連勝しており、兄に続きたい。

コラソンビート(牝、加藤士)は未勝利戦、ダリア賞と連勝中。2走前に東京で強い勝ち方をしており、展開次第で3連勝もある。

函館2歳Sの覇者ゼルトザーム(牡、加用)も差はない。初戦はダートで勝つも、前走は重馬場の芝で重賞制覇。ここでどんな走りを見せるか楽しみだ。

その他、新馬戦を3馬身差で快勝したタイガードラゴン(牡、黒岩)、未勝利戦とカンナSを連勝中のオーキッドロマンス(牡、手塚)など素質馬がそろう。