阪神
11R
みやこステークス
ダート1,800m
正面スタンド前の直線半ばからスタートし、コースを1周する。1コーナーまでの距離は286m。向正面の途中から高低差3mの緩やかな坂を上る。3コーナー入り口が坂の頂上で、4コーナーをめがけて下っていく。最後の直線は平坦で329m。他場に比べ時計が出やすく、内枠の逃げ・先行馬が有利な傾向。
15-07-14 @1,310
過去10年
1人気 (1-1-2-5)
2人気 (3-1-0-5)
3人気 (0-0-1-8)
4人気 (1-1-2-5)
5人気 (1-0-0-8)
6人気以下(3-4-5-74)
前走
重賞6着以下(1-0-2-28)
OP10着以下(0-0-0-11)
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騎手
幸英明 (24-23-24-163)10.3% 20.1% 30.3%
和田竜二(15-25-12-146) 7.6% 20.2% 26.3%
藤岡康太(13-11-9-89) 10.7% 19.7% 27.0%
松若風馬(12-24-5-114) 7.7% 23.2% 26.5%
M.デム(12-6-5-31) 22.2% 33.3% 42.6%
岩田望来(9-5-9-75) 9.2% 14.3% 23.5%
古川吉洋(8-11-7-77) 7.8% 18.4% 25.2%
坂井瑠星(8-7-12-92) 6.7% 12.6% 22.7%
西村淳也(4-5-1-64) 5.4% 12.2% 13.5%
秋山真一(3-3-5-53) 4.7% 9.4% 17.2%
酒井学 (3-2-9-110) 2.4% 4.0% 11.3%
富田暁 (2-3-4-72) 2.5% 6.2% 11.1%
斎藤新 (2-2-3-27) 5.9% 11.8% 20.6%
団野大成(1-4-9-33) 2.1% 10.6% 29.8%
藤懸貴志(1-2-2-43) 2.1% 6.3% 10.4%
横山和生(0-1-2-4) 0.0% 14.3% 42.9%
種牡馬
キングカメハメハ (74-45-49-369) 13.8% 22.2% 31.3%
シニスターミニスター(16-13-9-115)10.5% 19.0% 24.8%
カジノドライヴ (13-13-11-89) 10.3% 20.6% 29.4%
ヘニーヒューズ (10-8-15-66) 10.1% 18.2% 33.3%
ロージズインメイ (10-8-11-98) 7.9% 14.2% 22.8%
マジェスティックウ(7-6-3-33) 14.3% 26.5% 32.7%
ドゥラメンテ (3-1-1-12) 17.6% 23.5% 29.4%
ドレフォン (2-7-2-17) 7.1% 32.1% 39.3%
ホッコータルマエ (2-1-0-24) 7.4% 11.1% 11.1%
トゥザグローリー (1-2-1-15) 5.3% 15.8% 21.1%
アジアエクスプレス(1-0-1-7) 11.1% 11.1% 22.2%
トビーズコーナー (1-0-1-9) 9.1% 9.1% 18.2%
キタサンブラック (1-0-1-13) 6.7% 6.7% 13.3%
ローレルゲレイロ (0-0-0-7) 0.0% 0.0% 0.0%
ミッキーアイル (0-0-0-4) 0.0% 0.0% 0.0%
フェノーメノ (0-0-0-3) 0.0% 0.0% 0.0%
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みやこS(GIII、京都、ダ1800m)
■アイオライト 助手騎乗、美浦坂路併せ馬。古馬1勝クラスと併走に持ち込み、手応えこそ見劣っていたが追われて力強く伸びて2馬身ほど抜け出してのフィニッシュとした。 5カ月ぶりを考えればいかにも急仕上げだが、このひと追いで態勢はひとまず整ったか。【6】
■アスクドゥラメンテ 西村淳騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬3勝クラスにスッと取り付き、坂の半ばで促されると鋭く反応し余力十分のまま3馬身突き放しての先着を果たした。中間のCW併せ馬でも豪快な動きを連発しているし、文句なしの好気配。【8】
■アルーブルト 国分優騎手騎乗、栗東坂路単走。先週の併せ馬が実質の最終追い。今週は息を整える程度の内容だった。時計が平凡なのは仕方ないとして、頭がかなり高く踏み込みも浅いあたりがどうか。16カ月ぶりの復帰戦で、まずはここを使ってからだろう。【4】
■ウィリアムバローズ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CWで強い負荷を掛けられており、今週は終い重点で走りのバランスを確認するような内容だった。無理はさせていなかったものの、馬自ら気持ちを乗せた低重心の走りで登坂。ラストもスムーズに加速できていた。高いレベルで好調維持。【7】
■エナハツホ 藤懸騎手騎乗、栗東CW単走。中2週となるため、無理をさせず馬の気分に任せた内容を消化。直線では外ラチ沿いへ誘導され、溜めた脚を力強く弾けさせていた。3カ月半ぶりの前走を使われ、型通り上昇。【6】
■ゲンパチルシファー 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤は力みなくスムーズに進んでいたが、ラストはいかにもズブい感じで鞍上の手を焼かせた。見栄えは悪いが、いつもこんな感じの馬。3週続けてしっかり負荷を掛けられたこと自体を評価していいだろう。順調。【6】
■サンライズホープ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週、CWで強い負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週は坂路で終いの反応を確かめる程度の内容だった。リラックスしたリズミカルな走りで登坂し、ラストは馬なりを保ったまま柔軟に体を使えていた。体調面、精神面ともにかなりいい状態のよう。2カ月半ぶりだった前走からの上積み顕著。【7】
■セラフィックコール M.デムーロ騎手騎乗、栗東CW併せ馬。大きく先行させた古馬2勝クラスを目標に取り付いていく、意欲的な内容。併走に持ち込んだ直線では懸命に追われた相手が伸びてくるのに対応し、スッと加速できていた。最後はさらにギアを上げて抜け出し、1馬身の先着。いかにも充実した雰囲気があり、万全の仕上がりと言える。【7】
■タイセイドレフォン 助手騎乗、栗東CW併せ馬。中2週となるため、折り合い重視の内容。外先導で準オープン馬を迎え入れる形で、いったん併走状態から最後はスッと切れて1馬身の先着を果たした。メリハリがあり、精神面で相当いい状況のようだ。高いレベルで安定。【7】
■ブリッツファング 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。後方からの古馬1勝クラスを迎えて併走、ラストで再加速する実戦想定の内容。やや鈍さはあったものの、意図通りしっかり抜け出し半馬身の先着を果たした。先週はCWで猛時計を出せているし、骨折休養明け2戦目で復調気配を感じるところだ。【6】
■ペプチドナイル 富田騎手騎乗、栗東CW単走。土曜に坂路で目一杯追われたのが実質の最終追い。今週は疲れを残さないよう、終いだけ伸ばされた。ラチを頼るような面はあったものの、一定の素軽さを保って駆け抜け加速もまずまず。3カ月ぶりの復帰戦とすれば悪くない状態だ。【6】
■ホウオウルーレット 助手騎乗、栗東CW単走。先週強い負荷を掛けられており、今週は息を整える程度の内容だった。単走とすれば上々の気合い乗りで、ブレの少ないシャープな走りを披露。手前の変換も機敏だった。一連の好調を維持。【7】
■マリオロード 助手騎乗、栗東坂路単走。中2週を考慮して、脚捌きを確認する程度に留まる。ラストでやや加速にモタつきはあったものの、一定の素軽さは保って走れていた。大幅上昇こそ強調しづらいが、順調と言える。【6】
■メイクアリープ 幸騎手騎乗、栗東CW単走。終始頭が高いが、これはいつものこと。いい前向きさがあり、直線ではジワッとではあるが気持ちを乗せて加速できていた。前走よりいい状態で走れそう。【6】
■メイショウカズサ 助手騎乗、栗東坂路単走。まずまず集中して登坂。しかしラストはいかにも気乗りしない感じで、鞍上が懸命に追ってもギアが上がらないままだった。全体的に物足りなさはあるが、年齢的なものもあるだろう。本数と負荷は十分で、体調は悪くない。【6】
■ワールドタキオン 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。稽古駆けする古馬3勝クラスへすんなり取り付き、楽な手応えを保ったまま併入としている。時計は自己ベストを更新。3カ月ぶりを感じさせない好仕上がりだ。【7】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)
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ウィリアムバローズ重賞初Vへ
11月5日の京都ではチャンピオンズCの前哨戦・みやこS(G3、ダート1800メートル)が行われる。
ここでウィリアムバローズ(牡5、上村)が重賞初勝利を目指す。2走前のマーチSでは鼻差2着に健闘し、前走ラジオ日本賞は59キロを背負いながらも逃げ切りV。昨年のこのレースは大敗したが、今なら好レース必至だろう。
アスクドゥラメンテ(牡4、藤原英)は重賞初挑戦でも面白い。1勝クラスから3勝クラスまで3連勝とポテンシャルが高い。一気に相手が強くなるが、楽しみは十分ある。
ワールドタキオン(牡5、斎藤誠)も園田から3勝クラスまで4連勝した。前走エルムSは半馬身差の2着に走り、ここも展開次第か。
その他、昨年チャンピオンズC3着のハピ(牡4、大久保)や、リステッド3勝のアイオライト(牡6、武藤)など実力馬がそろう。