東京

11R

アルテミスステークス

芝1,600m

直線は525.9m。向正面直線の右奥がスタート地点で、最初の3コーナーまでの距離は約542m(Aコース時)。3コーナー手前に高低差1.5mの上り坂、最後の直線途中に高低差2.1mの上り坂が設けられている。3~4コーナーは緩やかなカーブ。スピードのみならず、スタミナ・持続力も求められるコース。


04-08-09



過去10年

1人気 (3-3-0-4)
2人気 (2-4-1-3)
3人気 (1-0-1-8)
4人気 (0-0-1-9)
5人気 (0-1-3-6)
6人気以下(4-2-4-84)


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騎手
ルメール(66-43-36-102)26.7% 44.1% 58.7%
戸崎圭太(32-30-29-147)13.4% 26.1% 38.2%
横山武史(16-16-15-99) 11.0% 21.9% 32.2%
石橋脩 (10-15-12-117) 6.5% 16.2% 24.0%
三浦皇成(9-20-19-158) 4.4% 14.1% 23.3%
松山弘平(4-8-5-41)   6.9% 20.7% 29.3%
丸田恭介(1-0-3-52)   1.8% 1.8% 7.1%
浜中俊 (1-0-2-16)   5.3% 5.3% 15.8%
荻野極 (1-0-1-10)   8.3% 8.3% 16.7%
幸英明 (1-0-0-13)   7.1% 7.1% 7.1%

種牡馬
ハーツクライ  (20-21-29-127)10.2% 20.8% 35.5%
ルーラーシップ (19-13-11-126)11.2% 18.9% 25.4%
エピファネイア (19-11-11-107)12.8% 20.3% 27.7%
ドゥラメンテ  (14-13-10-74) 12.6% 24.3% 33.3%
キズナ     (9-11-5-68)  9.7% 21.5% 26.9%
ハービンジャー (8-12-8-89)  6.8% 17.1% 23.9%
ジャスタウェイ (5-5-2-75)   5.7% 11.5% 13.8%
シルバーステート(2-0-2-36)   5.0% 5.0% 10.0%
リオンディーズ (1-3-4-52)   1.7% 6.7% 13.3%

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アルテミスS(GIII、東京、芝1600m)

■エリカリーシャン 戸崎騎手騎乗、美浦坂路併せ馬。前後に馬を置く隊列で入り、坂では左右2頭と追い比べ。オープン馬ビューティフルデイにはアオられたものの、ある程度お釣りを残した手応えでそれぞれと併入に持ち込んでいる。時計、気合い乗りともに水準以上。好仕上がりだ。【7】

■サフィラ 助手騎乗、栗東坂路単走。中3週での東京遠征とあって、馬体維持を念頭に終いの反応だけ見るような内容。セーブ気味ではあったが、全体的に躍動感のある雰囲気で進み、ラストでは素軽さを保って鋭く加速できていた。高いレベルで安定。【7】

■シュシュトディエス 清水久師騎乗、栗東坂路単走。輸送を考慮したようでゆったり入り、終いの反応だけ見るような内容だった。ラストは溜めたほど切れなかったが、道中落ち着いて走れていたのはいい。デビュー戦快勝の反動は少なく、この馬なりに順調。【6】

■ショウナンマヌエラ 助手騎乗、栗東坂路単走。同厩舎の馬を先に見ながら、併せに行かず後方で我慢させる内容。やや気負い気味とはなったものの、ラストはジワッと力強く脚を伸ばした。ひと息入っての緩みは感じられず、この馬の力は出せそうな状態。【6】

■スティールブルー 荻野極騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。同じレースに出走するミエノブラボーを追走し、最後は若干切れ負けして半馬身ほど遅れ入線に終わったものの、余力はたっぷり残っていた。乗り込み量は十分で、順調な仕上がり。【6】

■チェルヴィニア 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先週ある程度速い時計を出しており、今週はゆったり入って終いの反応を確認するような内容。敢えて遅らせて仕掛けたラストではグイッと伸び、左右2頭と併入に持ち込んでいる。先週の動きも豪快そのもので、抜群の好気配。【8】

■ニシノコマチムスメ 幸騎手騎乗、栗東CW単走。テンションが高く、道中では力みが目立つ。直線でも素軽さを欠き、鞍上がグイグイ追ってやっとジワッと伸びるといった状況だった。先週ハードに追ったが、良化ペースはスローか。攻め気配は強調しづらい。【5】

■ミエノブラボー 丸田騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。同じレースに出走するスティールブルーを外先導。並ばれてからは手応えで圧倒し、最後は自然と回転数を上げて半馬身の先着とした。道中の折り合い、促されての反応といずれも高レベルで、精神面はかなりいい状況にありそう。力をフルに出せる。【7】

■ライトバック 助手騎乗、栗東CW併せ馬。先週自己ベストを更新する速い時計を出しており、今週は終い重点の3頭併せを消化。コーナーワークでモタつくなど若さを見せるが、直線半ばで気持ちを入れるとまったくの馬なりのまま左右2頭を突き放して最先着を果たした。持てる力をフルに出せそう。【7】

■ラヴスコール 助手騎乗、美浦ウッド単走。先週横山武騎手を背に併せ馬で速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は馬体維持を念頭に、単走でリラックスさせることを主眼としたような内容に留まる。時計は平凡ながら直線では闘志を内に秘め、重心をグンと下げて伸びていた。悪くない仕上がり。【6】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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良血チェルヴィニアに期待

28日に東京で行われる2歳牝馬重賞、アルテミスS(G3、芝1600メートル)で、良血チェルヴィニア(木村)が重賞Vを目指す。新馬戦は逃げてボンドガールの2着に敗れたが、2戦目の前走・未勝利戦を6馬身差で圧勝した。半兄ノッキングポイントは今年のダービー5着馬で新潟記念を制覇。妹のポテンシャルも相当に高く、連勝が期待される。

サフィラ(池添)も超のつく良血馬。全兄にG1ホースのサリオスがいる。こちらも初戦は3着に敗れたが、2戦目を快勝。東京コースも合いそうだ。

ショウナンマヌエラ(高野)は新馬勝ち後に新潟2歳Sに出走し、逃げて2着に踏ん張った。マイペースなら上位争いになる。

他にも、新馬戦を快勝したエリカリーシャン(国枝)、ライトバック(茶木)など素質馬がそろう。