新潟

11R

新潟2歳ステークス

芝1,600m

外回りコースを使用。直線は日本最長の659mで、ほぼ平坦。向正面やや右がスタート地点となっており、3コーナーまでの距離は約550m(Aコース時)。内回りと外回りの分岐点辺りから3コーナーにかけて約2m上り坂、直線入り口にかけてやや急な下り坂。道中ペースが緩みやすく、上がり勝負になりやすい。


12-06-11

03.04-02.05.10.04



過去10年

1人気 (4-3-0-3)
2人気 (1-1-4-4)
3人気 (4-2-1-3)
4人気 (1-1-0-8)
5人気 (0-1-0-9)
6人気以下(0-2-5-88)


前走

2着以下(0-0-1-19)


新馬上がり3F3位以下(0-0-0-21)


芝1,200m以下(0-0-3-18)


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騎手
三浦皇成(11-5-6-57)13.9% 20.3% 27.8%
菅原明良(6-8-2-50) 9.1% 21.2% 24.2%
M.デム(4-8-6-35) 7.5% 22.6% 34.0%
石橋脩 (4-4-3-51) 6.5% 12.9% 17.7%
石川裕紀(3-2-1-32) 7.9% 13.2% 15.8%
北村宏司(2-6-5-25) 5.3% 21.1% 34.2%
大野拓弥(2-3-4-25) 5.9% 14.7% 26.5%
岩田康誠(2-2-0-20) 8.3% 16.7% 16.7%
酒井学 (1-0-0-5) 16.7% 16.7% 16.7%
菱田裕二(0-7-1-25) 0.0% 21.2% 24.2%
富田暁 (0-3-0-18) 0.0% 14.3% 14.3%
永島まな(0-1-1-9)  0.0% 9.1% 18.2%

種牡馬
キズナ      (7-5-4-55) 9.9% 16.9% 22.5%
ダイワメジャー  (5-2-7-56) 7.1% 10.0% 20.0%
オルフェーヴル  (3-4-6-48) 4.9% 11.5% 21.3%
ジャスタウェイ  (3-3-4-41) 5.9% 11.8% 19.6%
キンシャサノキセキ(2-2-1-30) 5.7% 11.4% 14.3%
リアルインパクト (2-1-2-15)10.0% 15.0% 25.0%
エイシンヒカリ  (0-2-1-9) 0.0% 16.7% 25.0%
マクフィ     (0-2-1-9) 0.0% 16.7% 25.0%
リーチザクラウン (0-1-0-11) 0.0% 8.3% 8.3%
Into Mischief   (0-0-0-0)


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新潟2歳S(GIII、新潟、芝1600m)

■アスコリピチェーノ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。外先導で内の2頭を迎え入れる3頭併せ。直線で体を並べての追い比べとなり、1頭に先着、1頭にはクビ差遅れ入線だった。序盤にまずまず脚が溜まっていたほどには切れなかった印象もあるが、手応えは余力十分。ひと息入っているが、自分の力は出せそう。【6】

■ヴァンヴィーヴ M.デムーロ騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。目標とした古馬2勝クラスに届かず半馬身ほどの遅れ入線。ただし全権委任された鞍上のサジ加減で敢えて体を併せに行かず、自分のリズムで走らせることに専念した感もあった。先週はCW3頭併せで豪快に動けていたし、走れる状態だ。【6】

■エンヤラヴフェイス 菱田騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。日曜追いで自己ベストを更新しており、今週は鞍上が脚捌きを確認する程度。終い重点の併せ馬で、古馬2勝クラスを楽に突き放した。好気配。【7】

■クリーンエア 大野騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬2勝を追走し、直線ではインへ。まだ差はあったが、促しに対し軽快に脚を伸ばすとゴール板でぴったり追いついての併入フィニッシュとしている。操縦性、加速感ともに申し分なく初戦からの上積みは大きそう。【7】

■ジューンテイク 助手騎乗、栗東CW単走。先週目一杯の負荷を掛けられており、今週は輸送を考慮し軽めの内容に留まる。やや気乗りしないような雰囲気はありつつ、直線ではまずまず軽快に脚を伸ばせていた。気持ちの面でまだ幼さを感じるところだが、体調は良さそう。力を出せる状態。【6】

■ショウナンマヌエラ 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤から集中を欠き、走りのバランスもいまひとつ。ラップ的に脚は溜まっていたはずだが、ラストの仕掛けにも反応し切れず伸びあぐねた。初戦からの上積みは強調しづらい。【5】

■シリウスコルト 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。準オープン馬を追走し内から抜け出しに掛かる。そこでフワッとしたところを盛り返され、結局半馬身遅れに終わったが、相手が稽古駆けするタイプなので致し方なし。小柄ながら中間意欲的な攻めをこなしているのも好感だし、上積みを見込める。【6】

■ニシノクラウン 石川騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。既に3戦使ってからの中2週なので、確認程度の内容に留まる。デビュー前の新馬に胸を貸す形で外先導。直線では仕掛けられた相手が伸びてくるのに即応して反撃するような恰好で、楽に併入としている。疲れは感じさせず、高いレベルで安定。【7】

■ヒヒーン 酒井騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。デビュー前の新馬と併走。ややアオられ加減で、最後はクビほど遅れての入線となった。ただし余力は残っていたし、相手は稽古駆けする馬のよう。加速自体はしっかりできており、そこまで割り引く必要はない。先週はCW併せ馬で猛時計を出しているし、持てる力は出せそうな仕上がり。【6】

■ホルトバージ 岩田康騎手騎乗、栗東CW併せ馬。直線に入って先行していた2歳新馬をあっさり交わして前へ。そこでフワッとしてしまい、鞍上が懸命に追ってなんとか先着という形だった。見栄えはいささか悪いが、レース当週にこれだけ負荷を掛けられたあたり体調面は問題なさそう。順調だろう。【6】

■ルージュスタニング 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。終い重点で、3歳未勝利を追走する併せ馬。取り付いてからやや手応えでは見劣ったものの、上々の伸びを見せてアタマ差先着としている。1週前の3頭併せでも鋭い反応から最先着を果たしており、好仕上がりと言っていい。【7】

■ルクスノア 永島騎手騎乗、栗東坂路単走。1週前に坂路自己ベストを更新しており、輸送を控えた今週はリラックスして走らせ鞍上とのコンタクトを深めることに主眼を置いたような内容。ブレの少ないシャープな走りで登坂し、ラストはまったくの馬なりを保って鋭く加速できていた。やや余裕を持たせた作りだった初戦を使われ、気配急上昇。抜群の仕上がりだ。【8】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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エンヤラヴフェイス連勝期待

世代最初のマイル重賞・新潟2歳S(G3、芝1600メートル=27日)に向け、新馬戦を圧勝したエンヤラヴフェイス(牡2、森田)が連勝を狙う。初戦は中京のマイル戦で、2番手から抜け出し5馬身差で押し切りV。将来が楽しみな素質馬で、無敗で重賞Vに期待だ。

アスコリピチェーノ(牝2、黒岩)も差はない。新馬戦は33秒3の上がりを発揮し、2馬身半差で快勝。1ハロン延長も心配無用だろう。

ヴァンヴィーヴ(牡2、牧浦)は初戦3着も、2戦目は5馬身差で圧勝。2戦ともメンバー上がり最速をマークしており、新潟は合いそうだ。

そのほか、デビュー戦が余裕ある勝ち方だったヒヒーン(牝2、須貝)、レースセンス抜群のルージュスタニング(牝2、友道)など素質馬がそろう。