中京
11R
中京記念
芝1,600m
1～2コーナー間の斜めの引き込み線からのスタートで、コーナーは3つ。スタートから2コーナーを通過し向正面半ばまでは520mは緩やかな上り坂、その後3～4コーナーにかけては緩やかな下り坂が続く。コーナーはやや急なスパイラルカーブで、最後の直線は412.5m。ペースが緩みにくく、持続力勝負になりやすい。
過去10年
1人気 (2-0-3-5)
2人気 (0-1-0-9)
3人気 (1-0-2-7)
4人気 (0-0-2-8)
5人気 (2-1-2-5)
6人気以下(5-8-1-94)
7歳以上(0-1-0-31)
牝馬(1-1-2-24)
関西馬(8-8-9-109)
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騎手
川田将雅(23-14-9-41) 26.4% 42.5% 52.9%
松山弘平(19-13-11-87)14.6% 24.6% 33.1%
岩田望来(10-18-15-54)10.3% 28.9% 44.3%
和田竜二(10-10-13-84) 8.5% 17.1% 28.2%
幸英明 (9-5-8-5-89) 8.1% 15.3% 19.8%
西村淳也(7-6-6-48) 10.4% 19.4% 28.4%
坂井瑠星(7-5-3-52) 10.4% 17.9% 22.4%
Ｍ．デム(6-6-5-25) 14.3% 28.6% 40.5%
横山典弘(4-7-7-21) 10.3% 28.2% 46.2%
荻野極 (2-3-0-40) 4.4% 11.1% 11.1%
横山和生(2-1-0-3) 33.3% 50.0% 50.0%
藤岡康太(1-8-6-71) 1.2% 10.5% 17.4%
国分恭介(1-0-1-21) 4.3% 4.3% 8.7%
菅原明良(1-0-0-6) 14.3% 14.3% 14.3%
三浦皇成(0-0-1-12) 0.0% 0.0% 7.7%
松岡正海(0-0-0-3) 0.0% 0.0% 0.0%
種牡馬
ディープインパクト(32-22-27-165)13.0% 22.0% 32.9%
ロードカナロア (28-14-21-135)14.1% 21.2% 31.8%
エピファネイア (16-15-8-85) 12.9% 25.0% 31.5%
ハーツクライ (10-11-12-97) 7.7% 16.2% 25.4%
モーリス (9-13-7-60) 10.1% 24.7% 32.6%
キングカメハメハ (7-9-7-37) 11.7% 26.7% 38.3%
ルーラーシップ (6-7-5-95) 5.3% 11.5% 15.9%
ドゥラメンテ (5-11-6-42) 7.8% 25.0% 34.4%
スクリーンヒーロー(2-3-1-33) 5.1% 12.8% 15.4%
ディープブリランテ(1-1-1-32) 2.9% 5.7% 8.6%
ミッキーアイル (1-1-0-19) 4.8% 9.5% 9.5%
ワールドエース (0-2-6-17) 0.0% 8.0% 32.0%
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中京記念（GIII、中京、芝1600m）
■アドマイヤビルゴ 助手騎乗、栗東ポリ単走。直線入口で手前の変換に少しモタつくが、ラストはラチ沿いへ誘導され、まずまず軽快に脚を伸ばせていた。1週前に強い負荷を掛ける調整をこなしており、体調は良さそう。半年ぶりだった前走時からの前進を見込める。【6】
■アナゴサン 助手騎乗、栗東坂路単走。ブレのないシャープな走りで馬場の真ん中を登坂。ラストはグイグイと追われてラスト2F12秒3-11秒8（一杯）と長くいい脚を使った。4F全体52秒2は自己ベストタイ。大幅体重減だった前走から中4週のここでこれだけ追えるあたり、体調はすこぶる良好ということだろう。好気配。【7】
■ヴァリアメンテ 西谷騎手騎乗、栗東CW併せ馬。古馬1勝クラスを外で先導。全体的にやや集中できていない雰囲気があり、直線では内後方からの相手に交わされても気持ちがスッと乗らず加速に手間取る。それでも最後の最後でギアが入ると盛り返し、クビ差まで詰め寄った。まだ気持ちの面は万全でなさそうながら、脚捌きそのものは問題なし。11カ月ぶりでも自分の競馬はできる。【6】
■ヴィジュネル 助手騎乗、栗東坂路単走。16日にCWコースでしっかり追ったのが実質の最終追いで、今週は終い重点の内容消化に留まる。ラストは仕掛けに対して力強く反応。気持ちを乗せてまずまずの伸びを示せていた。中8週とひと息入れ、この馬なりに立ち直ってきたようだ。【6】※抽選除外
■ウイングレイテスト 松岡騎手騎乗、栗東CW単走。早めに栗東入りしており、最終追いも現地で。先週に続き栗東へ駆けつけた松岡騎手を背に、序盤から早いラップを刻んでいく。直線入口で先に行く他厩舎の馬をロックオンするとさらに気持ちをグンと高め、一瞬で抜き去ると抜け出しても気持ちを切らさないよう鞍上が仕掛け、豪快に伸びた。滞在効果はかなりありそうで、2か月半ぶりだった前走からの上積みは顕著。【7】
■カイザーミノル 助手騎乗、栗東坂路単走。強い調教は必要ないタイプで息を整える程度の内容に留まる。混雑した時間帯でもベテランらしく落ち着いて進めており、ラストも単走とすればまずまずの気合い乗りで駆け抜けていた。年齢的に大幅上積みはどうかも、順当に良化。【6】
■グランデマーレ 助手騎乗、栗東CW単走。序盤は引っ掛かってしまい、鞍上が制御するのに手一杯といった感じ。ラストでさすがに勢い鈍りそうなものだが、実戦ばりにステッキをバシバシ入れられ1F11秒1（一杯）と伸びた。テンション面は気がかりも、体調や脚元の状況にまったく不安なし。使った分の上積みはありそう。【6】※抽選除外
■サブライムアンセム 助手騎乗、栗東坂路単走。しっかり折り合って、バランスのいい走りで登坂。ラストでややズブく、あと1枚ギアを上げて欲しい感はあったものの力強い伸びを示せていた。この中間は落ち着いて走れているのがいい、持てる力を出せるのでは。【6】
■シュリ 助手騎乗、栗東坂路単走。夏場の輸送を考慮してか本追い切りは16日に済ませ、今週は脚慣らし程度の内容。やや脚捌きが硬いのが気になるが、久々を考えれば許容範囲か。16日の時計は申し分なく、自分の競馬はできるだろう。【6】
■セルバーグ 助手騎乗、栗東坂路単走。1週前に坂路自己ベストを更新する強い負荷。今週は終い重点の内容だった。緩いペースでも力まずしっかり脚を溜めると、ラストは単走とすれば上々の気迫を感じさせ、いい伸びを見せた。3カ月ぶりの前走を叩かれ、一気に上昇か。【7】
■ダノンスコーピオン 助手騎乗、栗東坂路単走。2週前、1週前と強い負荷を掛けられており今週は終いの反応だけ見るような内容。序盤は思惑通りピタッと折り合ってスムーズに登坂すると、ラストは手応え十分のまま重心を沈め鋭く加速した。中間の意欲的な調整で大きく立ち直ってきた印象。能力全開に期待できる。【7】
■ディヴィーナ 助手騎乗、栗東坂路単走。やや掛かり気味ながら活気十分の雰囲気で登坂。ラストはさすがに勢いが鈍ったものの、一定の軽快さを保って駆け抜けた。中9週とひと息入っていることを考えれば、悪くない状態。【6】
■ベジャール 助手騎乗、美浦ウッド単走。先週の併せ馬である程度気持ちを乗せており、輸送を控える今週は単走で脚捌きを確認する程度。仕掛けられて手前の変換にモタつく場面はありながら、ラストはお釣りを残した手応えのまま軽快に伸びた。中間は意欲的に攻められており、体調は良好のよう。順調な仕上がり。【6】
■ホウオウアマゾン 国分優騎手騎乗、栗東CW併せ馬。2頭を先行させて直線では最内に。ラストは仕掛けに応えてスッとギアを上げ、1頭に先着、1頭と併入としている。稽古で目立たないタイプとしては上々の動きで、海外帰りの疲れをほとんど感じさせない。持てる力をフルに発揮できそう。【7】
■ミッキーブリランテ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CW併せ馬で強い負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週は坂路単走で息を整える程度だった。序盤はある程度落ち着いて脚を溜めるも、ラストはギアが上がり切らずワンペースのまま。稽古で走らないタイプではあるが、それでも気迫不足な感は否めない。体調は悪くなさそうだが、デキとしてはギリギリ及第点か。【5】
■メイショウシンタケ 助手騎乗、栗東CW単走。序盤は折り合いに専念し、リズミカルな走りで直線へ。直線半ばから仕掛けられると、単走とは思えない気合い乗りを感じさせラストは豪快に伸びた。走り全体にメリハリがあり、気持ちの面は最高潮といった雰囲気。前走以上の状態で、抜群の好気配と言える。【8】
■ルージュスティリア 福永師騎乗、栗東CW併せ馬。稽古駆けする古馬2勝クラスを追走し、序盤から速いラップを刻む意欲的な調整。直線半ばで抜け出すと、ラストで相手がしっかり反撃してきたが手応え優勢のまま併入でまとめている。これまでの坂路最終追いをCWに替えてきたのがどう出るかだが、調整過程は順調そのもの。デキは上々だ。【7】
■ワールドウインズ 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬2勝クラスに早々と取り付いて併走。手応えはやや見劣ったものの、一定の素軽さを保って併入とした。坂路でそこまで走らない馬としては悪くない動き。半年ぶりだった前走から、着実に気配上昇と言える。【6】
＜追い切り評価＞は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価（10が最高、1が最低）です。
（Text:Nishimura）
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ダノンスコーピオン復権へ
サマーマイルシリーズ第2戦の中京記念（G3、芝1600メートル＝23日）で、G1ホースのダノンスコーピオン（牡4、安田隆）が巻き返しを狙っている。昨年のアーリントンCで重賞初Vを飾ると、続くNHKマイルCでG1制覇。近走は案外だが、中間も稽古は動いており、G3なら力の違いを見せるだろう。
良血ディヴィーナ（牝5、友道）も有力候補だ。前走ヴィクトリアMは15番人気ながら4着に健闘。G1メンバーの中で上がり最速をマークし、直線は見せ場たっぷりだった。武器の末脚をうまく発揮できれば、念願の重賞初Vがある。
ベジャール（牡4、田中博）はダートで3勝クラスを勝ったばかりだが、昨年の毎日杯で2着に走った実力馬。芝の重賞で好戦できるポテンシャルを秘める。
他にも、米子S4着からの前進を期すウイングレイテスト（牡6、畠山）、悲願のタイトルを狙うアドマイヤビルゴ（牡6、友道）、重賞初挑戦のアナゴサン（牡5、牧田）など、おもしろいハンデ戦だ。