函館

11R

函館記念

芝2,000m

 


1人気 (1-1-0-8)
2人気 (2-0-0-8)
3人気 (3-0-2-5)
4人気 (0-0-1-9)
5人気 (2-0-0-8)
6人気以下(2-9-10-91)


1〜4枠(8-8-4-59)

4〜8枠(2-2-6-70)


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騎手
藤岡佑介(11-1-4-28)25.0% 27.3% 36.4%
横山武史(8-8-10-31)14.0% 28.1% 45.6%
ルメール(8-6-4-19) 21.6% 37.8% 48.6%
丹内祐次(6-7-3-46) 9.7% 21.0% 25.8%
武豊  (5-2-4-19) 16.7% 23.3% 36.7%
岩田康誠(4-8-5-26) 9.3% 27.9% 39.5%
吉田隼人(3-8-2-38) 5.9% 21.6% 25.5%
勝浦正樹(2-3-3-19) 7.4% 18.5% 29.6%
西村淳也(2-2-3-4) 18.2% 36.4% 63.6%
横山和生(2-2-2-21) 7.4% 14.8% 22.2%
富田暁 (2-1-4-4) 18.2% 27.3% 63.6%
鮫島克駿(1-3-0-16) 5.0% 20.0% 20.0%
浜中俊 (1-1-0-10) 8.3% 16.7% 16.7%
斎藤新 (1-1-0-14) 6.3% 12.5% 12.5%
和田竜二(0-0-1-2)  0.0% 0.0% 33.3%
国分優作(0-0-0-3)  0.0% 0.0% 0.0%

種牡馬
ハービンジャー  (11-6-9-59)

12.9% 20.0% 30.6%


ハーツクライ   (8-1-7-55) 

11.3% 12.7% 22.5%


ディープインパクト(6-4-6-45) 

9.8% 16.4% 26.2%


ジャスタウェイ  (5-1-3-11) 

25.0% 30.0% 45.0%


ヴィクトワールピサ(4-4-2-19) 

13.8% 27.6% 34.5%

エピファネイア  (4-2-4-12) 

18.2% 27.3% 45.5%


オルフェーヴル  (3-8-6-23) 

7.5% 27.5% 42.5%


キングカメハメハ (3-4-2-28) 

8.1% 18.9% 24.3%


スクリーンヒーロー(3-2-1-17) 

13.0% 21.7% 26.1%


キズナ      (2-1-1-22) 

7.7% 11.5% 15.4%

モーリス     (1-2-3-10) 

6.3% 18.8% 37.5%


No Nay Never   (1-0-0-0) 

100.% 100.% 100.%


ローズキングダム (0-0-0-6)  

0.0% 0.0% 0.0%


イスラボニータ  (0-0-0-0)

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函館記念(GIII、函館、芝2000m)
■アラタ 助手騎乗、函館ウッド単走。中1週となるためこれが中間唯一の時計。まずまず前向きな雰囲気を感じさせ、ラストは前走時以上の軽快さでギアを上げることができていた。3カ月半の前走を快勝した反動は感じられず、高値で安定。【7】

■アルナシーム 鮫島駿騎手騎乗、函館芝併せ馬。先週の併せ馬である程度追っているので、今週は先行馬に合わせての併入。終いの時計は平凡だが、促せば抜け出せそうな雰囲気にあった。華奢な馬が輸送を挟んでの中3週となるが、それを全く感じさせない好気配。【7】

■イクスプロージョン 和田竜騎手騎乗、函館ウッド単走。他厩舎の馬を内に見ながらも併せに行かず、自分の走りに徹する形。見た目上はアオられての遅れ入線だが、鞍上は無理をさせておらずそこまで懸念視する必要はないだろう。あと少し鋭さは欲しいにしても、そもそも稽古はアテにならないタイプ。中間の調整量は十分で、走れる状態と言える。【6】

■キングオブドラゴン 助手騎乗、函館芝併せ馬。同じ函館記念に出走するユニコーンライオンを追走。やや散漫で、外先行の相手に取り付いていく際もグッと気持ちを込める雰囲気に乏しかった。結局手応え劣勢で半馬身遅れの入線に終わっている。いかにも急仕上げだし、良くて及第点の状態か。【5】

■スカーフェイス 西村淳騎手騎乗、函館芝併せ馬。函館2歳Sに出走するロータスワンドを追走し、直線入口で内から並びかけていく。終始相手の脚勢が勝っており、結局届かずの1馬身遅れ入線。見栄えは悪いが、これは相手が良く走ったとも言え、スカーフェイスも時計、素軽さともに悪くなかった。いまひとつに思えた前走時よりいい状態で走れそう。【6】

■スタッドリー 助手騎乗、函館ウッド併せ馬。古馬1勝クラスを追走し、相手に合わせるように併入した。輸送後最初の速い時計なので手控えており数字は平凡ながら、この馬なりに気持ちは乗っていたようだ。七夕賞除外でこちらに回ってきており調整の難しさはあるだろうが、悪くない状態と言える。【6】※抽選除外

■テーオーシリウス 藤岡佑騎手騎乗、函館ウッド単走。良くも悪くも“遊び”を感じさせ、直線では鞍上がおっつけおっつけではあったが前走時もこんな感じだった。自分のリズムは守れて走れており、鞍上との意思疎通もしっかり。デキ落ちはなく順調と言える。【6】

■ドーブネ 助手騎乗、函館ウッド単走。前向きさにあふれる雰囲気で進み、直線入口で仕掛けられると気合いを一気に込め、四肢をダイナミックに使って伸びた。中1週の疲れは感じさせず、前走以上の状態かも。【7】

■ハヤヤッコ 浜中騎手騎乗、函館ウッド併せ馬。札幌日経オープンを目指し現地入りしているオープン馬ボスジラを追走。直線ではややアオられ気味ではあったが、相手が来るだけ気持ちを乗せることができていたのはいい。攻めは地味なタイプなりに力強い動きで、自分の競馬はできそうだ。【6】

■フォワードアゲン 黛騎手騎乗、函館芝単走。僚馬ブローザホーンの目標役として外を大きく使って先導する形。柔軟な脚捌きで直線に向かい、そのまま軽快に伸びて体を併せないまま最後まで抜かせずに駆け抜けた。牧場から直接函館に入っての乗り込みは順調そのもの。好気配。【7】

■ブローザホーン 岩田康騎手騎乗、函館芝単走。リードホース役を務めるフォワードアゲンを視界に入れ、直線ではインへ。大きく離れた外の相手がいい勢いだったので取り付いていけなかったが、鞍上は無理をさせず素軽さを十分に保って駆け抜けた。見た目としては遅れ入線も、ブローザホーン自身の走りには躍動感があり、問題なし。鞍上とのコンタクトも申し分なく、持てる力はフルに出せそう。【7】※抽選除外

■マイネルウィルトス 丹内騎手騎乗、函館ウッド単走。やや掛かり気味ではあったが、鞍上はしっかり制御できており直線では重心をしっかり沈めて力強く伸びていた。動きだけなら1年ぶりを感じさせないものがある。実戦でどうかも、仕上がりは順調。【6】

■ヤマニンサルバム 横山和騎手騎乗、函館芝単走。頭が高いが、これはいつものこと。直線では手前の変換にぎこちなさはあったものの、最後は鞍上の強い負荷にしっかり応え、いい伸びを示した。体調は悪くなさそうで、自分の力は出せるのでは。【6】

■ユニコーンライオン 助手騎乗、函館芝併せ馬。同じ函館記念に出走するキングオブドラゴンを外で先導。相手がそこまで走らなかったこともあるが、余力を十分に残して長くいい脚を使って半馬身の先着を果たした。先週も14-14程度ではあるが栗東で時計を出せており、宝塚記念を使った反動どころか、上積み十分といった雰囲気。【7】

■ルビーカサブランカ 吉田隼騎手騎乗、函館芝単走。序盤は前を行く別組の併せ馬の後ろでジッと我慢させる。最内に進路を取る形となった直線では、一気に脚を弾けさせあっさり突き抜けた。やや攻め不足だった前走を使われ、急上昇か。絶好の仕上がりだ。【8】

■レインフロムヘヴン 助手騎乗、函館ウッド併せ馬。外を大きく回り、内からの古馬1勝クラスを迎え撃つ形。並ばれてから仕掛けでは頭が高くなってしまい、推進力に欠ける感じ。結局手応え劣勢のまま遅れ入線に終わっている。先週、美浦での併せ馬でもアオられての遅れ入線だったし、どこか本調子にない感じ。【5】※抽選除外

■ローシャムパーク C.ルメール騎手騎乗、函館芝併せ馬。序盤からある程度スピードに乗っていき、直線入口で先行していた古馬2勝クラスにスッと取り付く。相手も軽快に脚を伸ばすが、それ以上の鋭さで併走。そのまま相手に合わせての併入だったが、余力たっぷりで少しでも促せばいくらでも突き抜けそうだった。先週もメリハリある動きができており、心身ともにいい状況のよう。能力全開必至。【7】

■ローゼライト 助手騎乗、函館ウッド単走。序盤はやや集中力に欠けるような雰囲気。それでも直線半ばでスッと気持ちを乗せると、まずまず軽快にギアを上げることができていた。まだ良化の余地はありそうだが、ひとまず走れる態勢。【6】

■ロングラン 助手騎乗、美浦ウッド単走。輸送の可能性を考慮し、終始ゆったり目の調整。緩いペースのなかでも力まず、ラストは単走とすればまずまずの気合い乗りで伸びていた。中間は意欲的に追われており、中9週とひと息入れてこの馬なりに立ち直ってきたか。【6】

<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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ハヤヤッコ連覇なるか

サマー2000シリーズ第2戦の函館記念(G3、芝2000メートル=16日)で、白毛のハヤヤッコ(牡7、国枝)が連覇を狙っている。昨年のこのレースは7番人気で重賞2勝目をゲット。ダートで勝ち上がってきた馬で、1年前のように道悪になるようならより楽しみになる。

イクスプロージョン(牡5、杉山晴)も重賞初Vのチャンス。前走の新潟大賞典は12番人気ながら3着に健闘した。小回りがどうかだが、スムーズならここも上位争いになるだろう。

スカーフェイス(牡7、中竹)は昨年の3着馬。展開が向くようなら今年も末脚に期待したい。長期休養明けのマイネルウィルトス(牡7、宮)も侮れない。昨年は1番人気に推されるも惜しい2着。1年ぶりの実戦だがG2で2着2回と、実力上位だ。