京都

11R

天皇賞・春

芝3,200m

天皇賞(春)のみが行われるコースで、外回りコースを使用。向正面半ばがスタート地点で、コースを1周半強する。最初のコーナーまでは417m。最後の直線は404m(Aコース時)。3000m同様、内をロスなく立ち回れる馬が有利で、スタミナや折り合いも不可欠。下り坂から仕掛けてゴールまで続く末脚の持続力も求められる。

 

馬連@4,000

◯07ディープボンド 2着

01.03.06.13 1着




過去10年

1人気 (3-3-0-4)
2人気 (5-0-1-4)
3人気 (1-2-1-6)
4人気 (1-1-4-4)
5人気 (0-0-0-10)
6人気以下(0-4-4-109)


7歳以上(0-1-3-35)


前走

阪神大賞典5着以下(0-1-0-21)

日経賞4着以下(1-0-0-26)


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タイトルホルダー連覇だ

リニューアルされた京都競馬場で最初のG1レース、天皇賞・春(芝3200メートル)が30日に行われる。

主役は昨年の覇者タイトルホルダー(牡5、栗田)だろう。一昨年菊花賞でG1初勝利を決めると、昨年のこのレースを7馬身差で逃げ切り、宝塚記念も快勝。ここでは実績が抜けている。前哨戦の日経賞を8馬身差で圧勝しており、新しい京都コースでG14勝目に期待だ。

怖いのは4歳勢。ジャスティンパレス(牡4、杉山晴)は前走阪神大賞典で重賞2勝目をゲットした。昨年の菊花賞では差のない3着に走っているようにスタミナ豊富。3歳時より馬体が20キロほど増えており、確実にパワーアップしている。ここでも楽しみ十分だ。

アスクビクターモア(牡4、田村)は昨年の菊花賞でレコードVを決めた。前走の日経賞は1番人気で9着に敗れたが、スタートで出遅れ、不良馬場も影響して力を発揮できなかった。発馬五分でスムーズなら巻き返し必至だろう。

ボルドグフーシュ(牡4、宮本)はまだ重賞未勝利だが、世代トップクラスの実力を持っている。昨年の菊花賞、有馬記念で2着に健闘。前走の阪神大賞典も2着で惜敗が続いているが、立ち回り次第では一発あるだろう。

経験豊富なディープボンド(牡6、大久保)も上位争いになる。重賞4勝の実績で、天皇賞・春では2年続けて2着。前走の阪神大賞典は5着も、ひとたたきして気配は上昇ムード。得意の舞台で好レースになる。

昨年スタート直後に落馬したシルヴァーソニック(牡、池江)は7歳でも充実している。ステイヤーズSとレッドシーターフHで長距離重賞を連勝中。昨年の雪辱がかかる。

そのほか、昨年アルゼンチン共和国杯を制して阪神大賞典3着だったブレークアップ(牡5、吉岡)、大阪杯4着のマテンロウレオ(牡4、昆)など有力馬が名を連ねる。