なんだか,一つの工作に集中できないでいるニプコフです.

今回は,車の室内灯をLEDにしてみようということで,工作したいと思います.

実は本日,秋葉原に行くことができたため,急遽部品を購入しました.

今回光ってもらうLEDはコチラ⇒$ニプコフのとってもアレな何か-LED
コレは,5こ入りで300円の,「角型青色LED」です.
使用電圧は2.9~3.2Vだそうです.

しかし,自動車の電源は12Vくらい(不安定)なので,そのままでは使えません.

実は,今回はその電源を,わざわざ「3端子レギュレータ」を使って作ります.(ぶっちゃけ,抵抗かませば良かったりする)

ちょっと,使ってみたいんです.


$ニプコフのとってもアレな何か-レギュレータ
←して,その3端子レギュレータがこちら.(型番:KA350)

3端子レギュレータは,定められた一定の直流を流してくれますが,このレギュレータは,なんと1.2~33Vの間で,出力電圧を自由に設定できるのです!

文字が書いてあるほうを表に見て,右に電源(ここでは12V)をくれてやり,右と左を抵抗R1で繋ぎ,左とGNDを抵抗R2で繋ぐと真ん中から出力(ここでは3V)が出てきます.

R1とR2の値は,データシートに記載されている式を基に計算します.どうやら,R1を240Ωくらいにして欲しい出力電圧をVoutとして,R2=(Vout-1.25)R1/(1.25+50*R1*10^-6)にぶっこめば良いようです.

私はVout=3Vで,抵抗値については手持ちの抵抗の種類の都合から,R1=255Ω,R2=350Ωとしました.

そして電源電圧13Vくらいを加えたところ,こうなりました↓
$ニプコフのとってもアレな何か-点灯
ね?簡単でしょう?


$ニプコフのとってもアレな何か-オシロ
オシロと電源を写した写真です.⇒

「なんでこんなモノを持っているんだ!」なんてことは聞かないでくださいw

写真では,電源が12.99V,オシロのレンジは1V/横線なので,丁度3Vが出てきていることがわかります.

この安定化電源は,20V程度まで出せますが,それでもやっぱりオシロの読みは3Vです.

やっぱ3端子レギュレータは頭いいわ~

というわけで,これで回路は出来上がり.
次は室内灯として実装可能な形状に収まるように設計することが課題です.

(※私は自分の発言には責任を持ちません. 参考になさる方は,ご自分でよくお考えになってください)