バレエの「くるみ割り人形」がタイヘン好きなので、この映画を観なければなるまいと昨年公開まもなくの12月初旬に映画館へ観に行きました。

「くるみ割り人形と秘密の王国」
監督:ラッセ・ハルストレイム ジョー・ジョンストン
マッケンジー・フォイ(=クララ)
キーラ・ナイトレイ(=シュガー・プラム)
ヘレン・ミレン(=マザー・ジンジャー)
モーガン・フリーマン(=ドロッセルマイヤー)

豪華俳優陣とディズニーってことである程度期待したんですが、私的には残念な内容でしたね…。
主人公がとっても可愛くて映像も凄く綺麗なんだけど、あのstoryはないんじゃないの?
多分、「美女と野獣」とか「シンデレラ」路線を狙ったんでしょうけど…。
だとしたら、クララとくるみ割り人形のロマンスをもっと前面に出さなきゃダメですよ!
っていうか、心優しいクララがくるみ割り人形を助けて、人間に戻った王子様とのラブを後ろに追いやってどうする?!
全然「くるみ割り人形」という物語と別物ですよね。
一応くるみ割り人形としてフィリップが登場してますが、王子様ではなく兵士じゃダメじゃん。
いや兵士がダメというわけではなく、ヒーローの位置づけとしたら活躍が地味すぎる役回りなんですよ。
タイトルに付くほどの魅力がくるみ割り人形にないです。

それでいてバレエが踊られたり、チャイコフスキーの音楽が流れたりとバレエの「くるみ割り人形」を思い切り引きづってるんですよね。
(バレエそのものはしっかりと踊っていてナイスです)
お菓子の国とかネズミとかクリスマスとかのモチーフはでてきますが、印象としては「ナルニア国物語」じゃありませんか? ( ↓下を見よ。まさしくでしょ?)

大元?の「くるみ割り人形」のイメージを具現化してくれた良さは、ドロッセルマイヤー判事宅でのクリスマスプレゼントの渡し方。
庶民な日本人では思いつかないやり方ですよね?
そしてドロッセルマイヤー判事のキャラはどこでもやっぱりカッコいいんだよね(^^)
あんな伯父様がいて欲しい(*^^*)

とにかく、「くるみ割り人形」の話を使うのならもうちょっとどうにかして欲しかったです…。
まあ「くるみ割り人形」に執着のない少女達が見る分にはそれなりに面白いのではないかと思います。