雲水先生は妻がいると思われましたが、妻とは10年以上前に離婚しているとのこと。 

 

一方、インターネットで恵の漫画を検索していた恵のお姉さんはドア越しに母から病院に行くことを勧められますが、それを拒絶します。

 

 

 

「こうなったのは全部アンタのせいでしょ!

今までさんざんアタシに依存してきたくせにっ。

いらなくなったら病院にブチ込んでひとりだけ楽になるつもり!?

恵のときみたいにアタシのことも見捨てるんだぁ!!

親なら責任取って一生苦しめっ!」

 

恵のお姉さんの言葉に胸が痛むほど共感してしまう。特に最後のセリフ。

 

まぁ、この母親は自業自得ですね。娘2人とも傷つけてたんだから。恵のお姉さんに対しては過干渉に接し、恵に対しては無関心。

 

 

「・・・今さらどうしろっていうのよ・・・

 

 

・・・もう無理だよ・・・

 

アタシには・・・

恵みたいに家を出るなんてできない・・・・・・」

 

 

殴ったか傷つけた痕のようなボロボロのドアと壊れかけたパソコンのキーボードがある部屋の中で涙を流す恵のお姉さん。

 

 

お姉さんも恵も辛いね。離れて暮らしていても恵にとってあの母親は怖い存在だし、お姉さんはあの母親の身勝手さを理解しながらも家から出られない。

 

 

 

酒に酔った武井さんは恵に不満をぶつけます。

 

 

「賞もらっといて音信不通とかありえないでしょ!

頑張ってもデビューできない投稿者が何人もいるのにっ。

求められても描かないなんて傲慢ですよっ!!」

 

 

 

あー・・・気持ちは理解できる。声優界に置き換えるとミュージカルに行った平◯綾さんに私が思ってることですね。

 

 

「お姉さんとお母さんがなんだってんですかっ!

そんなのペンネームで活動すりゃいいでしょ!?

やる気がないのを人のせいにして逃げてるだけだ!!」

 

 

その言葉を言われた恵より先に武井さんの頬に両手を添え雲水先生は「我聞さんに謝ってください・・・」と言いました。

 

 

「キミの熱いところは好きですが、これはちょっと違うと思います・・・

 

彼女の人生を批判する権利は誰にもありません。よく知らずに自分の物差しで決め付けるのは失礼です。

 

それでも何か言いたいんだったら、ちゃんと相手を理解してからにしてください」

 

 

雲水先生・・・・・カッコイイ。

 

安楽死・尊厳死反対派に聞かせてやりたい言葉。

 

 

漫画の中年キャラって作者の画力がハッキリ分かっちゃうんですよね。目と口元に線引いてるだけじゃ魅力的とは言えません。

 

でも、雲水先生は素敵です♡♡

 

天井フィナンシェ先生の絵がとても好きです。

 

 

周りが誰も悪くないって言ってくれたところで武井さんは「そこまで言うんなら我聞さんの担当しなよ」と言われます。

 

 

 

 

『白紙の上でさようなら』まだ4話なのにもう10話くらい読んだ気持ちになってます。

 

 

しろくまカフェの作者さんや芦原先生の件があるからアニメ化・ドラマ化を求めません。

ただ、妄想はします♪アニメ化しなければ妄想自由だし、無限大です。

前にも書いたけど、やっぱり堀秀行さんが良いんだよな、雲水先生の声。

 

 

ジェネレーションギャップ以外にも作者と制作者のトラブルもあるし、アニメ化する方が残念になるなんて珍しくないと思います。

アラタカンガタリとか!