日本でも、旅行客でごった返す場所ではよく見かけると思います。
このマーク、目にした方はいらっしゃいますか?
微信(ウェイシン)、支付宝(Alipay)というアプリを使った、支払方法がメジャーな中国。
水道代、ガス代、タクシー、コンビニ、レストラン…などなど、おサイフケータイが使えないというところは、最近見かけません。
“ついに支付宝(Alipay)で支払えます”と段ボールに書いてあります。屋台での、数元しかしない焼き芋ですら、現金を使わず、おサイフケータイを使うんですね。
ほとんどの中国人、最近は、現金を持ち歩きません。お財布からお金を取り出す手間が嫌小銭入れとか何とまで言われてしまいました。屋台のおばちゃんも、おサイフケータイの方式を取り入れないと商売あがったりということなのでしょう。
今日は、ここではどのように使うかだけ簡単に説明します。(また今度どのように登録するのかお伝えします。外国人は正直、少し面倒です。)
携帯か、padに、アプリをダウンロードします。
左上にScanと見えると思うのですが、押した後、QRコードをスキャンして、支払額を入力すれば完成。
2秒でお支払い完了です。
自分の携帯もしくはpad画面の青い囲みにコードを合わせたらOK。
この彼女も、白い容器に貼ってあるQRコードをスキャンしていますね。
実は、、、乞食のおじいちゃんに電子マネーで寄付をしているところなんです。手軽だし、電子マネーだからお金の感覚がなくなって、ついついたくさんあげちゃうってことも。
乞食のおじいちゃんが近づいてくる
容器には、QRコードがついている私にとっては、斬新な乞食です。
ウェイシン、Alipayどちらでもいいよ
おばあちゃん、あんた、実はお金たくさん持ってるでしょ・・・
中国では、騙す方が悪いよりも、騙される方が馬鹿ですから、よく人を見なければなりません。別荘や財産がかなりあるという乞食もニュースになっていましたし、お母さんが死んだと言って平れ伏して頭を地に打ち付けながらお願いしますとお金を頼んでいた乞食も、実は嘘だったというニュースも数日前に見ました。一週間で3万元(約50万円)稼いだそうです。
以前、目の前でバイクと車が交通事故を起こしたのを見たのですが、その時、バイクの人が足を押さえて痛がっているのに誰もすぐに近寄らない、様子見でした…。え、早く119を鳴らさないの?!とかなり焦って見ていたのですが、そういうことです。当たり屋かもしれないですからね。
言い方はおかしいのですが、乞食も立派な職業ということです。それぞれの乞食に縄張りがあって、大抵いつも同じところにいます。どうやったら同情心をそそられるのか、どうやったら騙されないのか、人の醒めた眼が大変怖いです。 中国の方が本能的行動をどう捉えているのか、勉強になる一幕です。
最後に中国語学習
扫码 (sao3 ma3) バーコードをスキャンする というフレーズです。
“不要乱扫(buyao luan4 sao3)!”
不要 buyao4はDon'tの意味。
また、“乱+動詞”で、「むやみに〇〇する」という意味になります。
全部を足すと、分かってきますね。「むやみやたらスキャンするな!」という意味です。
そこらへんには、偽バーコードが貼られていることも多くありますので、忠告です