同居している実母は
2週間に一回家に帰るという
まあまあがっつりと介護施設に
ショートステイをしている
半年ほど前に
入所希望の書類を出して
ただいま待機中という感じです
先日 空きが出るということで
「どうされますか?」ときかれました
待機中ではありますが
「まだ入所はしない」といえば
他の待機中の方に話がいくようです
実母は難聴で会話は全くできません
話す時はずっと筆談でやってきました
入所した場合の面会がガラス越しでしかできず
スキンシップできないことが
私の入所を迷うポイントでもありました
しかし この度 このガラスがなくなりました
15分程度ではありますが
すぐそばで筆談しながら面会できるように
なったのです
ですが いざ入所の声をかえていただくと
まだなにか迷いがあってすぐにお返事
できませんでした
実母が30年近く過ごした
和室に帰ってこないのかと思うと
さみしくて涙があふれてしまうのです
数年前に認知症の症状が強くでたときは
夜中に大声で起こされたり
「泥棒がはいってくるから警察呼んで!」
と騒いだり
トイレの失敗が増えて
1日に何度も着替えの洗濯に後始末
夜中に起こされるのはさすがにきつかったですが
「これが介護というものなんだ」
「自分もいずれはなるんだろう」
とおもいケアマネさんと相談しながら
やっていましたが
自身の更年期もかさなって
ひどい鬱状態になりました
夜ほとんど眠れなくなり
そのまま朝を迎え
とにかく しんどくてやる気がおきない
お年寄りがよく
「夜寝られない」というのは
こういうことなのか?
みんなこんな感じなのか?
なんておもいながら娘に話してたら
「それクリニックいったほうがいいよ」
といわれました
でもそのときの私は
「イヤイヤ クリニックに行く程では
ないでしょう」
とおもってたのですが
寝られないことがしんどすぎて
ようやく重い腰をあげクリニックを予約しました
結果は ひどい鬱状態ということで
お薬を処方してもらいました
数日服用すると夜も眠れるようになり
気分も晴れてきて元気になってきました
そこで 「結構ひどい症状だったんだ」
とおもったのです
その後 母親も
気分を落ち着かせる薬の服用で
だんだんと落ち着いてきました
デイサービスとショートステイ両方利用して
いましたが
私の負担が大きいことから
デイサービスをやめてショートステイを
増やす提案をしていただき
精神的にもグッと楽になりました
母親も私も
今がベストな状態なのですが
利用日数には限度があり
このペースいくと確実に日数が足りません
そこで入所ということになってくるのです
私の弟にも状況を話して
色々考えた結果
入所の方向でお話進めてもらうことにしました
とはいっても 入社希望者は大勢いるので
選考会のメンバーに入っただけで
決まったわけではありません
でも 私の中では一旦区切りがついたような
気がするので
今回入らなかったとしても
次回はすぐに準備にとりかかれそうです