ろんほん:2月3日は節分ですね。豆まきしたり恵方巻き食べたり、そして本格的に今年が始まりますよ。
 
易さん:昔はその翌日、立春から次の年という認識だったからな。
 
ろんほん:それにしても、ここ数年豆まきしない家庭が増えてきたみたいですね。
 
易さん:みたいだな。小さなお子さんがいる家庭とかでは落ちたのを拾い食べてしまい、窒息してしまうケースもあるでね。こればかりは大人がいくら注意してもどうにもならん。
 
ろんほん:子どもは好奇心の塊ですからね。そういう事情もあって豆まき離れが進んでいるのですね、、、
 
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ろんほん:そもそも易さんとしては豆まき離れに対してどう考えられてます?是非を教えていただけますか?
 
易さん:んん、私は是だな。
 
ろんほん:そうなんですね!?意外でした。
 
易さん:うん、それこそ豆まきが原因で上記のような事故が起きてしまっては、元も子もない。もちろんやることが可能ならやった方が良いけれど。時代によって「豆まき」が違うものに変わっていっても、目的や狙いがそのまま変わらなければ良いと思うぞ(沢火革 5爻)。現時点においてはそれが「恵方巻き」にとって変わりつつあるね。
 
ろんほん:確かに恵方巻きも一年の幸福と無事を願って食べるものですよね。
 
易さん:うんうん。なので形は変わって良いし、必要とあれば変わらないと。ただし恵方巻きも調子に乗って口の中に詰め込み過ぎんようにな。
 
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ろんほん:そう言えば「ワタナベ」さんは豆まきしなくて良いという話を聞いたことがあるのですが、なぜなのでしょうか?
 
易さん:ああ、それはね。平安時代にまで遡るのだけど、とんでもなく強かった武士、渡辺綱くんが世の中に蔓延る鬼を片っ端から退治してしまったんだよ。
 
ろんほん:ひ、ひえ、、、ガーン
 
易さん:いやぁ、懐かしいなぁ。お前さん、酒呑童子は知ってる?
 
ろんほん:はい、京都にいた鬼の親玉ですよね?
 
易さん:そんな感じだ。そいつの腕を綱くんは一太刀で切り落としたんだ。
 
ろんほん:す、すごい、、、
 
易さん:その後、綱くんは主君である源頼光くんらと共に酒呑童子を退治したんだ。そのような逸話がある綱くんをはじめ、彼ととおんなじ苗字の人間に対して鬼たちはビビってしまい、「ワタナベ」さんには寄り付かなくなってしまったんだ。
 
ろんほん:もし『鬼滅の刃』で「ワタナベ」姓のキャラクターがいたら最強だったでしょうね。
 
易さん:名を名乗った瞬間、終わってしまうだろうよ。
 
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いつもありがとうございます。