私が内膜の掻爬を第一段階として希望していたのに、先生がそれを進めずに開腹したのには訳がありました。
アラフォーの私の年齢と今後も妊娠を望んでいる事を加味した上で、内膜を掻爬して、今後少しでも内膜が薄くなってしまうと着床するのに支障を来たす可能性が少なからずあるという点です。
先生曰く、右卵管は切除してしまったけど、内膜を削る事なくほんとに良かったと言われました。
右卵管を切除したけど、右の卵巣から排卵しても左の卵管でキャッチできる事があるそうです。
人間はすごいんだよ。と言われました。
今までの可能性を100%とすると、70%になった位の気持ちで居てください。
そしてこのまま体外受精を継続されるのであれば、内膜の厚さは何より大切です。との事でした。
また、子宮外妊娠は全ての妊娠の2%位で起こりうることで、「50回の妊娠が発生したら1回は子宮外妊娠なんです。こう聞くとそんなに珍しいとも感じないでしょ?
我々も日々たくさんの患者さんを診てますし、最良の治療を選択されました。」とも言っていただきました。
子宮外妊娠でお世話になった病院をこうして後にして、不妊治療専門クリニックに戻ることになりました。
これにて子宮外妊娠のお話は最後になります。