前回の続きです 出産~陣痛~
時刻は4:20分。
陣痛がスタートして11時間後、分娩室に入ってからは4時間ほど経過してました。
分娩室はずーっと私と助産婦さん二人きりだったのに、手術という出産方法に切り替えてから当たり前ですけど、人が増えてきました。
どんな人が入ってこようがおかまいなしにお股はおっぴろげたまま失禁(・・・)
恥ずかしいなんて感情はとうの昔に捨て去りやしたよ!
今思えば、子宮が開かない絶望感にあふれた分娩室での4時間・・・
1・2分間隔で陣痛の波が押し寄せてたので、波がひいてる時は疲れ果てて寝ましたが(意識が飛びかけてたっていう表現の方が正しいかも・・・)
それ以外は叫びっぱなしの嘔吐しまくりの泣きまくり
ずーっと腰をさすってくれ、嘔吐の処理、下の処理、そして励まし続けてくれた助産婦さんに感謝です!
↑本当に、尊いお仕事や~(尊敬してます
)
そんなあったかい助産婦さんより
「先生がご主人に今説明してるからね。その後麻酔の先生よんでこっちに至急向かってもらうからね。もう少し待ってね。」
と、言われました。
麻酔の先生・・・
今・か・ら・来・る・と・で・す・か・?
うっそ~ん。何時何分に到着予定!!!???
こっちはもう、息子が開かない子宮に向かってグリグリ来てるんですよ~
限界!限界!限界!
「真夜中だから時間はかからないよ。あと少しだからね。麻酔の先生来たらすぐに麻酔打てるように準備するからね。頑張って!」
と優しくなだめられ、下の毛を剃られました。
でも下側の方は剃られてなかったです。
どうせなら全部剃ってほしかったよ。
そして手術台に連れて行かれ真っ裸になり麻酔の先生の到着を待っておるんですが
陣痛の間隔が狭すぎて手術台の上で裸で股を開き半狂乱状態(苦笑)
助産婦さん達が全員手術の準備を始めたので、腰をさすさすしてくれる人がいなくなったのもキツかった![[みんな:01]](https://emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/6087.gif)
腰のさすさすがないとこんなにキツイのかと改めて実感!
助産婦さん、やっぱり尊いお仕事や~
4:35にようやく麻酔の先生が到着!
今思えば先生の到着までたかだか15分程度だけどこの時間が一番キツく永遠に続く時間のように思われた。
待ってましたよー(涙)
早く注射してくれよー(涙)
と顔を向けアピール。
言われるがまま背中を丸めますが丸め方が甘いのか何回か訂正が入る![[みんな:02]](https://emoji.ameba.jp/img/user/sh/shibatyuu/703.gif)
だって横向きになると陣痛が押し寄せるから~
ようやく麻酔の注射。
※普通の帝王切開手術の人は、この麻酔がかなり痛いと言ってたが、私には無痛も同然でした(笑)
あー やっと陣痛が終わる。。。
と安堵したのもつかの間、麻酔が効くまで2回ほどおまけ陣痛が押し寄せる。。。
ようやく麻酔が効いてお腹や腰の痛みがウソのようにひいていきました。
陣痛さん。さようなら。
分娩でお別れ出来なかったのは残念だけど、もう二度とあなたと会いたくないわっ!
ヾ(@^(∞)^@)ノ(こんなに元気じゃないけど・・・)で、後は愛しい我が子を待つばかり。
麻酔に関しては、下半身麻酔だったので、意識はしっかりきっぱりしており、下でモソモソ、カチカチ何かがはじまってました。
先生が「それではよろしくお願いします」と一礼した事で、今からお腹を切るんだとわかりました。
先生の事、助産婦さんの事を信頼していたので、不思議と手術に対する不安はありませんでした。
静かな時間がながれ、お腹を切ってから時間にしておそらく5分程度だったと思います。
助産婦さんや先生がいっせいに
「出るよ、出るよー!」
と興奮気味の声が聞こえ
「お母さん!もう出るよ!」
と何度も言われました。
そんな声が病室に響く中。
4:53分。
「おおきい子じゃねー」
という声とともに、高らかに先生に抱きかかえられ真っ赤な赤ちゃんが産声とともに出てきました。
よく疲れ果てて出産後涙が出ないお母さんもいるみたいですが
気づけば私は泣いてました。
産声が聞けてよかった。
元気そうでよかったと。
10ヶ月、ずーっと一緒だった。
つわりが辛くて滅入ってる時も
ホルモンが崩れたせいか仕事に対してもイライラが続いてた時も
妊婦なのにいいのかしら~ってパチンコ行ってた時も
映画見た時も
家でぐうたらしてる時も
結婚式の時も
寝るときも・・・起きる時も・・・
ずーっと、ずーっと一緒だった。
この子がいたから全部頑張れた。
やっと会えたね。
元気な顔を見てまた涙。
大きく産まれたからか、脂肪がついてプリプリしており、とっても可愛いね~。
何時間も一緒に戦ったからね。
子宮開かなくてごめんね。
外の世界はこわい?
きつかった?
苦しかった?
自分のお腹から産まれたなんてまだ信じられない。
その後は家族の方に見せてくるねと、外に連れていかれ私はお腹の処置。
処置中に疲れが押し寄せ、麻酔が効いてすごい気持ちいいからウトウトすると
麻酔の先生が
「今年タケノコたべたー?」
とか
「山陰に新しく道路開通したよね。便利になったよねー」
とか、何でもない話をしてくる。
寝たらダメなんだろうね(笑)
部屋のベッドまで先生3人かかりで運んでもらい、家族と対面。
こうちゃんとお母さんは先生より帝王切開に至った経緯の説明を受けてました。
そこで羊水を見せてもらい、通常キレイなはずの羊水が濁って茶色になっておりこれが原因でお腹の赤ちゃんSOSを出したとの事。
羊水が濁ってるのは倖田來未の問題発言が理由ではありません(声を大)
※年をとると羊水が腐る理論。
赤ちゃんは早く外に出たいのに子宮が開かない私を待ちきれずお腹の中でウンチをしてたみたいでこれが茶色い羊水の正体との事。
出口がないのに何時間ももがくのはすごく苦しかっただろうなって
帝王切開の決断をすぐに行ってくれた病院に感謝です!
今の医学がある時代じゃなければもしかしたらこの子は耐えられなかったかもしれないと、ドラマ仁をふと思い出す。
わたしは結局自然分娩を体験出来なかったけど(出してみたかったけどね!)
帝王切開の出産も実に感動的だったし、元気に産まれてくれれば産む方法なんてのは人それぞれで関係ないなーと思えました。
出産は今思い出しても壮絶で、
自分が今まで生きてきた中で、
一番痛くて辛く
そして、
一番感動した
体験です。
本当にいいものです。
まだまだ子育ては始まったばかり。
楽しいばっかりじゃない子育て。
家族3人で頑張らないとね![[みんな:04]](https://emoji.ameba.jp/img/user/bu/bundi/176.gif)
子どもの事で悩んだりしたときは
この記事を見て原点に立ち返るとしよう。
月並みだけど
~私たちのもとに産まれてきてくれてありがとう~
葵生です。
