まずひとつ目の難関は、背骨の隙間にする麻酔注射だと思います。
麻酔注射は身体を丸め、背骨の隙間を広げて、その間に注射をします。
この時に、背骨が縮こまっていて上手に丸くなれず背骨の隙間がが広がらないと処置に時間がかかったり、痛みも増えてしまいます。そんなことにならないように、帝王切開の手術の前に今から紹介する体操を必ずやっておいてくださいね！
・背骨の隙間を広げる体操
①四つん這いになり、息を吐きながら背骨を丸めます。手と手の間に顔が入るくらい丸まります。
尾てい骨（尻尾）は下におろす感じです。
この時に、お腹に力が入らないように、背骨を後ろに突き出すように意識を集中してください。
②息を吸いながら背骨を下ろし、反らせます。
この時もお腹の力は抜いてください。お腹も背中もブラーんとした感じのイメージです。
これを5回程度繰り返します。
この体操をすると背骨の柔軟性がでてきて、１つ１つの骨の隙間が開き麻酔の処置もしやすくなります！
・手指のマッサージで痛みを和らげる
術後の痛みには実は個人差があります。
実は末端のコリがある人の方が痛みを感じやすいのです！
具体的に言うと、指と指の間の水かきの部分が分厚い（コリがある状態）だと痛みを感じやすいのです。親指と人差し指の間の厚さは、耳たぶくらいが理想だと言われています。
簡単なマッサージでここの厚さを潰していきましょう。
全ての指の間の水かき部分をもう片方の手で気持ちいい力でコリをほぐすだけです！
やっていると、痛気持ちいいところがわかります。そこはコリがたまっている場所です。少し長めにマッサージしてください。
さらに、指の関節の部分をくるくるとマッサージしてみてください。
末端の循環を良くして手術後の痛みを少しでも緩和してくださいね。
今回は、帝王切開の手術前にやっておきたいことを２つお話しいたしました！
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