※BL妄想日記です
苦手な方はお気をつけください。
4
ふわふわとした 快 感 に包まれていると
「ニノ?」
後ろから声を掛けられて
身 体 が 硬 直 した
「……な、なに?大野さん」
「腹、痛いの?」
「…そう、お腹…痛くて」
「そっか、そしたら温めたほうがいいよ
少しさすってやる」
「え?!いいよ!いいって!…ぁっ!」
シャツの裾から大野さんの 手 が 入 っ て きて
素 肌 に 触 れたと思った瞬間
その手は素早く下へと向かい
俺が 握 っていた 膨 れ た モ ノ を、横取りするように 掴 ん だ
「…ゃっ!なに?!」
「こんな所で 盛 っ て バカだなぁ…
手伝ってやるから、早く イ っ ちゃいな」
周りに聞こえない声で
耳に囁かれると
手が 激 し く 上 下 し 始 め た
「はぅっ」
強 い 刺 激 に 、身体が勝手に 導 か れ て いく
「ちがっ…やっ…」
「バカ、声…口押さえとけよ」
「ひぅっ…んっ…んっ…」
漏 れ出る声を 抑 えようと、口を両手で押さえると
目の前の翔ちゃんと目が合った
助けて…
助けてっ
翔ちゃんっ
5
翔ちゃんは無表情のまま、視線を落とした
-それ、俺の手じゃねぇけど-
「んっ…んっ」
-まさか、 イ か さ れ る 気?-
「んっ…んっ」
「ニノ…俺の手に出していいよ」
囁かれる声に、身体が 震 え て しまう
-へぇ、 イ け ば ?-
「んっ…んーっ」
-他の男の 手 で イ っ て みろよ-
…やたやだやだやだ!!
-見ててやるよ-
「やだぁー!!」
全力で立ち上がると
その場に居た全員がこっちを見た
びっくりした大野さんが手を離してくれたことに安堵したのも束の間
先 か ら 溢 れ る ものが服に 染 み て くる
「お腹痛いから、トイレ!」
大声で言って
急いで楽屋を出た
「はぁっ…あ…はぁっ…ん」
頭は、突然起こった出来事を
上手く処理してなくて
大野さんの手を
翔ちゃんの手だと思って
身体はずっと 喜 ん で いた
「だめ… イ っ ち ゃ だめ…出ないで…出ちゃだめ…」
翔ちゃんは、大野さんに 追 い 上 げ ら れ て いく俺を
酷く冷たい目で見ていた
当たり前だよ…
どうしよう…
つづく