トワトハ・部長's episode21-2 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。











「ここはなんですか?仕事じゃないですよね?

部長?聞いてます?時間ありませんよ?」

「う~ん…」

「よろしければ、お出しいたしましょうか」

「ゔーん…」



出してもらうにしても、どれを出してもらえばいいんだろう

ここにあるやつ全部?



「お贈りするお相手様は、どのような方でしょう?」

「可愛くて、綺麗で、強くて、優しくて、女神なのに小動物みたいなところもあって

照れ屋さんで、頑張り屋さんで、笑顔がきらきらしてて、泣いてる顔もすごく素敵で

側に居てくれるだけで空気がふわっと軽くなる人で…ん?!ぉお?!


これ!これ出していただけますか?!」



ニノのことを想いながら一つ一つしっかり見ると、こっちを見て呼んでるのがあった




「お待たせしました、こちらでございますね」



シンプルなシルバーだけど、手の上に乗せてみると


光の角度によってピンクゴールドにも見えるリング



「これ…似合う気がする…」

「号数はお分かりでしょうか」

「翔くん、号数ってなに?」

「指の太さですよ!それより!時間!やばいからっ!」



なるほど、指の太さか



「失礼」

「あっ…あのぉ…」

「ちょ!智くん?!」



白い手袋をしてる店員さんの人差し指を掴む



「これの一つ小さいの、どれですか?」

「は…はい、えっと、こちらでございます」



出された見本のリングを人差し指に通す

第一関節で止まって、くるっと回る



うん、これだ



「これと同じ号数で」




向こうへ行く前に、旅行で言えなかった最後の我が儘を言おう



そして、これを一緒に渡そう!

















つづく